吉田「はあ」
ぼく「ぼくのプランはこうだ、次の休日に女ちゃんがいつも通ってるスイミングスクールの帰り道、吉田くん扮する引ったくりが現れる」
ぼく「女ちゃんのカバンを奪って逃げようとする吉田くんをぼくが倒す。形だけね」
ぼく「もちろんこんな役嫌なのは分かってる、だから3万でどう!?」
ぼく「ぼく金はいくらでもあるんだけど女の子との関わり方が上手くなくて…」
ぼく「こんな方法しか思い付かないんだ、ダメかな?」
吉田「…わかった!」
ぼく「ほんとに!?」
ぼく「え?」
吉田「お金はいらないから、もしその作戦が成功したら、その…」
吉田「友達になってくれない!?」
ぼく「友達に?」
吉田「ぼく昔から友達が少ないんだ…だから良かったらなんだけど…」
吉田「!」
吉田「ありがとう…!」
女「はぁ、今日もスイミング疲れた~」
吉田「」スタタタタタタ
ガッ ガシッ
女「キ゛ャッ!?」
吉田「」スタタタタタタタ
女「ひっ、ひっ、引ったくり~!!」
ぼく「女ちゃん!」キキ-ッ
ぼく「転んでるのかい!何かあったの!?」
女「引ったくり!今取られたの!あの人に!」
ぼく「なに!?あの野郎!待てー!」ガシャンッ
吉田「」スタタタタ(角を曲がる)
ぼく「逃すか!」(角を曲がる)
吉田「はぁ…はぁ…」
ぼく「吉田くんいい演技だよ!さあ後は任せて逃げて!」
吉田「うんっ!」スタタタタタ
ー
ぼく「はぁ…はぁ…女ちゃん大丈夫?」
女「大丈夫だけど、私のカバンが…あのカバンにはお婆ちゃんに貰ったペンダントが!」
女「え…!」
ぼく「たまたま通りかかってよかった」
女「あ…ありがとう…ありがとう…」
ぼく「いやいや、それよりまた何かあったら不安だし、家まで送ろうか…?」
女「…うん\\\」
スタスタスタ
ぼく「それじゃまた学校で!」
女「うん、今日はありがとね、またメールとかするかも!」
ぼく「…うん、またね」ドキドキ
ぼく「…」
ぼく「吉田くん完璧だよ!まさか本当に上手くいくとは!」
ぼく「なんだかんだ作戦の場所とかプランも全部考えてもらったけど、センスあるな!」
ぼく「吉田くんは親友だ!」
吉田「うん!」
ぼく「はい、言ってた3万」
吉田「いや、お金はいいって…!」
ぼく「これはぼくの気持ちだよ、友達としてこんなことしてもらったんだから、お礼させてよ」
吉田「そうか…分かった、受け取るよ!」
ぼく「うん!今日はありがとう!」
ぼく「吉田くん、女の子へのメールってどうするの?」
吉田「どうって…普通に返せばいいじゃん?」
ぼく「普通ってなんだよ!適切な返事が分からないんだ!」
吉田「なになに、『今度試験勉強手伝ってくれない?』って!?」
吉田「すごいじゃん!二人で勉強するの?」
吉田「何って、『もちろん!』でいいじゃん!」
ぼく「もちろんかあ…変じゃないかなあ、なんかガッつき過ぎてるようにも見えるし、気持ち悪がられないかなあ」
吉田「焦れったいなあ、ぼくが打つよ」ピポパポ
ぼく「ああ!なんてことを!」
返信女『よかった!どこでする?』
吉田「図書館と…」ピポパ
ぼく「ああ!だから勝手に打たないでよ!」
返信女『個室あって静かだし、私も図書館がいいと思ってた!』
ぼく「……」
ぼく「吉田くん…ありがとう…」ウルウル
吉田「思い切りが大事だよ、多少差はあっても大抵の選択にはっきりとした間違いはないんだよ!」
ぼく「確かにそうだな…迷っていても何も意味ないな」
ぼく「吉田くん!」
吉田「どうしたの?」
ぼく「ありがとう!君のおかげで心に思い切りがついて、昨日は女ちゃんとなんだかスラスラ話せたよ!」
吉田「おお、よかった!」
ぼく「メールの方もなんだかコツが掴めてきた、君のおかげだ!」
吉田「そりゃ友達だから、なんでも力になるよ!」
ぼく「告白、したいんだ」
吉田「おお!それは良いことだね、聞いてるとだいぶ仲も深まってるみたいだし!」
ぼく「そう、どうすればいいかな…」
吉田「じゃあぼくがプラン考えてみるよ!」
ぼく「本当!?ありがとう!!」
女「ふふっ」
ぼく「ど、どうしたの女ちゃん?」
女「まさか数日前までは、まさかぼくくんと二人で遊園地なんて来てると思わなかったからさ」
女「こうやって観覧車に向かい合って乗ってるの考えたおかしくて」
女「素敵な景色…」
ぼく「女ちゃん…好きだ」
ぼく「……前から気になってたんだけど、ここ数日、女ちゃんと話して女ちゃんの全てを好きになった…」
ぼく「付き合ってください…」
女「……ふふっ」
ぼく「え…なに…」
女「やっぱりここ数日だけでこんな距離が縮まってるのが、なんかおかしくて」
女「よろしくお願いします\\\」
ぼく「…!!」
吉田「おめでとう!」
ぼく「君は神だよ!ありがとう!」
吉田「二人のこと応援するよ、大事なのはこれからだから!」
吉田「この先何か予定は立ててる?」
ぼく「彼女がBLUEっていうバンドが好きなんだけど、その握手会のチケットをこっそり取っといてやろうと思ってる!」
吉田「おーいいじゃん!」
ぼく「でも人気らしくて抽選になるらしいんだ…二人分取れるかなあ」
ぼく「なんにしても吉田くんありがとう、また何か相談するかも!」
吉田「うん!」
ぼく「吉田くーん…チケット一枚しか取れなかった…」
吉田「そうなんだあ」
ぼく「仕方ない、でも一枚はあるし彼女に一人で行ってもらうか」
吉田「これあげるよ!」スッ
ぼく「え!?握手会のチケット!なんで?」
ぼく「もしかして吉田くんもこのバンドのファン!?」
ぼく「え、でもあれファンクラブに入会して、且つ数万払わないと抽選に参加できないんじゃ…」
吉田「友達だろ!それくらいなんてことないって!」
ぼく「いや…それはありがたいけど…ぼくのためにそこまでしてくれたの?」
吉田「当然のことだよ!」
吉田「お金はいいよ!それよりあんまり喜ばないんだね」
ぼく「い、いや本当にありがたいんだけど別にそこまでしてくれなくていいからね!こっちが申し訳なくなるから!」
ぼく「お金はもちろん返すよ!」
吉田「うん、わかった!」
ぼく「彼女が肝試しに行きたいって言っててさ~」
吉田「へぇーいいじゃん!お化け屋敷とか?」
ぼく「それが困ったもんで彼女結構こだわりあるらしくて、お化け屋敷じゃイヤらしいんだよ」
吉田「有名な心霊スポットとかがいいの?」
ぼく「多分…でもこの辺でそんなのあるかなあ」
吉田「あっ!それならいいとこがあるよ!」
吉田「18時学校集合で!」
ぼく「さすが吉田くん!!」
田中「ぼくくん」
ぼく「え、なに?」
ぼく(珍しいな田中くんが話しかけてくるなんて)
田中「家こっちだよね?歩きながら話そう」
ぼく「う、うん…」
スタスタ
田中「最近吉田くんと仲良さそうだね」
田中「どうして最近よく話すようになったの?」
ぼく「どうって…内緒だよ?」
ぼく「女ちゃんと付き合うための作戦に協力者がほしかったんだけど、吉田くんってなんでも協力してくれそうじゃん」
ぼく「それで声掛けたら以来仲良くなって」
田中「ふーん」
ぼく「おかしなこと?」
田中「あいつはどんな奴?」
ぼく「どんなって…無茶苦茶いい奴だよ」
田中「そうか」
ぼく「何が言いたいの?」
田中「あいつには気をつけた方がいい」
田中「俺は彼と幼馴染で、小さい頃よく遊んでたんだ」
田中「関わり始めて数日は何事もなかったんだよ、でも幼いながらすぐに変な奴だって思った」
田中「あいつはよく動物を殺してたんだ」
田中「最初は俺のもとに嬉々としてやってきて目の前でカマキリやらバッタやらを千切って見せてきた」
田中「小学校に入るとカエルだったり、蛇だったり、殺す生き物の幅が増えた」
田中「ある日吉田くんを含めた数人を家に入れたことがあるんだ」
田中「みんなが帰ったあと俺が飼ってたハムスターに爪楊枝が刺さって死んでた」
田中「その日吉田くんは仕切りにトイレに行くと行って部屋を出て行っていたのを覚えてる」
ぼく「でも気を付けろって…ぼくはペットを飼ってないし…」
田中「昔彼を知ってる奴はみんな離れていったんだ、誰もあいつと友達になってくれないんだ」
田中「そんなことが続いたからあいつも警戒してる、また一人になるんじゃないかって」
田中「そんな時に君が話しかけてきた、彼は喜んだだろうけど、その一方で君を離さないと固執しただろうね」
ぼく「ちょっと待ってよ…その話が本当だとして、君になんでそんなことが言えるんだ」
田中「君と同じような奴が過去にいたんだ」
田中「ひとりぼっちの吉田くんを気遣って、話しかけるようになった奴がいた」
田中「その男は吉田くんに同情したんだ、自分がイジメられているから、孤独な人間の気持ちがわかると」
田中「その後主犯格と一緒に連んでた奴らも大怪我で病院に運ばれた」
田中「犯人は未だに分かっていない…でも恐らく吉田くんだろう」
ぼく「そんな…」
田中「俺から言わせれば彼はサイコパスだよ、覚えておいてほしい、知性は優れているが平気で嘘をつくし、平気で生き物を殺す」
ぼく「……」
ぼく「わかった…ありがとう…」
田中「それじゃまた明日」
ぼく(とは言うものの会う約束してしまったからなあ…)
ぼく(この先どうすればいいんだ…)
吉田「ぼくくん!」
ぼく「!」ビクッ
ぼく「よ、吉田くん」
吉田「ん?なんかあった?」
吉田「…うん…」
数分後
スタスタ
ぼく「これ…どこ向かってるの?」
吉田「肝試しにとっておきの場所だよ!多分全然知られてない」
ぼく「た、確かにこんな山奥だと誰も知らないだろうけど…どうしてこんな場所を?」
吉田「それってすごく怖いでしょ?最近人が死んだ家だなんて!」
吉田「ぼくくんの彼女が求めてるスリルってそういうことでしょ?」
ぼく「…その惨殺事件って犯人捕まってる?」
吉田「ん?いーや?」
ぼく「……」
吉田「どうしたの?今日なんか暗いね~」
ぼく「その……」
ぼく「吉田くんは…人殺したりしてないよね…?」
吉田「……」
吉田「なにその質問?」
ぼく「いや…その、噂なんだけど、そういう話聞いちゃって」
ぼく「ぼくは吉田くんを友達だと思ってる、だからそんな話信じちゃいないんだけど…」
ぼく「……えっと」
吉田「田中くんじゃない?」
ぼく「え……」
吉田「そうでしょ?」
ぼく「うん……」
吉田「はぁ…そうか、そりゃ信じるよね、彼話上手いから」
ぼく「…わかった」
5分後
ぼく「それでその子をイジめていた犯人を殺したのも君じゃないかっていう…」
吉田「なるほど」
ぼく「どう?この話違うよね?」
吉田「はぁ…違うというかその…」
吉田「その話丸っきり本人の話だよ」
吉田「ぼくたちが幼馴染なのは事実だし昔よく遊んでたのも事実だよ」
吉田「だけどそれ以外は全部田中くんが自分でやってたことさ」
吉田「彼はすぐに生き物を殺した…そう、昔は虫だったり爬虫類だったり」
吉田「小学の時には学校で飼ってるウサギや鯉を放課後学校に戻ってきて尖らせた竹で数匹刺し殺したらしい」
吉田「そしてイジメられてた男の子がいたって言ったけど、それは田中くん本人だよ」
吉田「いじめっ子を殺したのはイジメられていた田中くんだ」
吉田「彼の言ったと通り確かにぼくは友達が少ないが彼も友達が少ない」
吉田「彼が自分をいじめてた相手を殺したっていう噂はすぐに流れたからさ」
吉田「これは推測だけど、田中くんは同じ一人ぼっちの仲間として見ていた僕がぼくくんとつるむようになったことに嫉妬しているんだ」
ぼく「……」
ぼく「吉田くん、悪かった」
ぼく「あんなに助けてもらったのに、酷いこたを聞いたね」
吉田「いや、僕も聞いてきてくれて良かったよ、これでスッキリした!」
吉田「田中くんも可哀想な奴なんだ、明日三人で話し合おう!」
ぼく「そうだね」
ぼく「吉田くん昨日の廃墟よかったよ~また週末に彼女と行ってみることにするよ」
吉田「そりゃ良かったよ!」
担任「お前ら席につけー」
担任「えーみんな落ち着いて聞いてほしい…うちのクラスメイトである田中くんが、昨晩亡くなった」
ぼく「え?」
担任「先生も急なことで驚いている…原因はまだ分かっていないが詳しいことは後日説明する」
担任「先生達もバタバタしててな、とりあえず一限目は休講だ」
ガラガラ
ぼく「………」
ぼく(田中くんが死んだ…このタイミングで…?)
ぼく(これじゃまるで犯人は…)
ぼく(だめだ…吉田くんの方を見れない……)バクバク
吉田「ぼくくん…まさかだったね…」
ぼく「!!」ビクッ
吉田「ごめん、驚かしたかな」
ぼく「い、いや……」
ぼく「………」
ぼく(田中「覚えておいてほしい、知性は優れているが平気で嘘をつくし、平気で生き物を殺す」「出来るならば関わらないようにするべきだ」)
吉田「どうしたの?震えてるよ?」
ぼく「ちょっと、今日早退するよ……」
吉田「待ちなよ!一限目が休講なだけでまだ学校あるよ」ガシッ
ぼく「は、離せ!!」バシッ
吉田「…!」
ぼく「…」スタスタスタ
吉田「……」
ぼく「どうしよう…警察に言っても証拠があるわけじゃない…」
ぼく「ぼくが…田中くん言葉を信じていれば…」ガクガク
ぼく(ぼくはこの日ゆっくりこの先の生き方について考えた)
ぼく(もちろん悲しかったけど正直田中くんとの思い出が深いわけではないので涙は出なかった)
ぼく(考えたのちにぼくは自宅に逃げ帰ったことを後悔した)
ぼく(逃げても何も意味がない、明日から吉田くんと出来るだけ関わらないように、正々堂々生きよう)
ぼく(そう決めた)
ぼく「おはよー」
ザワザワ
ぼく「ん?」
「きたよ人殺しがw」
「平気な顔してら~w」
ぼく「え?え?」
「ちょっとやめなよ~」
ぼく「な、なんの話?」
陽キャ「出ました~な、なんの話?w」
陽キャ「よくそんな顔できんなサイコw」
ぼく「ちょっと待ってよ…ぼくが田中くんを…?」
陽キャ「人殺し!人殺し!ウェイ、人殺し!」
サイテ-… クスクス… ゴニョゴニョ…
ぼく(あとで知ったことだがクラスのグループラインに田中くんをバットで暴行する動画が貼られたらしい)
ぼく(動画の右下にはずっとぼくの名前が表示されていた)
ぼく(グループに入ってくるなり動画を貼った者はすぐに退出したらしい)
ぼく(彼らにとって証拠なんてどうでもいい、欲しいのは叩くべき相手なんだ)
ぼく「なんでこんなことに…ぼくが何したって言うんだ…」
ぼく「女ちゃん…女ちゃんに電話しよう」
プルルルル
女「もしもし」
ぼく「女ちゃん…その、ごめん、なんかぼく目の敵にされてるみたいで」
女「いや…私はあんな動画信じてないんだけど、あんなことできないだろうし」
女「いや、ただ吉田くんから色々聞いたんだけど、なんか私と付き合うために偶然装った演技みたいなことしてたらしいね」
ぼく「へ?」
女「その後も告白だったりデートのプランも全部考えてもらって、ほとんど吉田くんの考えだって聞いたよ」
ぼく「あぁ…えとそれは…」
女「本当ってことだよね、だって証拠音声も聞かせてもらったし」
ぼく「……嘘だろ……」
女「なんかちょっと、引いたわ」
ぼく「ち、ちがうんだよ…ぼくは…」
女「何が違うのかわかんない、もういいから、バイバイ」
プツン
ぼく「あっ……」
ぼく「………」
陽キャ「ほら、絵の具の水汚くなったから新しいのに変えてこい」スッ
ぼく「……」
陽キャ「早く行けよ!」
ぼく「うん…」スタスタスタ
陽キャ「あ、ごめん足が滑った」
ガッ
ぼく「うわっ!」
陽キャ「ごっめーんwビショビショになっちゃったねw」
周り「クスクス…w」
陽キャ「掃除するからその制服脱げよw」
ぼく「…うっ、うう……!」ガッガッ
陽キャ「抵抗すんなよ!お前の制服なんかモップみたいなもんだろ」
陽キャ「お前にイジメられてた田中くんはもっと辛かったんだぞ!w」
陽キャ「おいお前らこいつ抑えろ!w」
ガシッガシッ
ぼく「うわああああああ!!」グワッ
陽キャ「うわっ、なにこいつキモっ!」
ズズズズ
ぼく「ああああああああ!!」
陽キャ「離せカス!押すなって!!」
ガシャンッ パリ-ンッ
「キャー!!」
……
…
生徒A「いたよ、あいつだ」
生徒B「あの一人で座ってる奴か?あいつが何したの?」
生徒A「最近陽キャ君にイジメられてたみたいなんだけど、この前ブチギレて陽キャ君を窓ガラスに押し付けたらしい」
生徒A「その時割れたガラス片が数枚陽キャ君の頭に刺さって、今も意識不明の重体らしい」
生徒B「ヒェッ…あいつの仕業だったのか…」
生徒A「そうそう田中も仲良いのかあーやってチラチラ吉田を睨んでたんだよ、同族嫌悪って奴なのかな」
生徒B「あの吉田って奴も結構一人でいることが多いよな」
生徒A「噂じゃあいつは昔から嫌われてきたから、できた友達を過剰に大切にするらしい」
生徒A「その一方で裏切られたと思ったら急に冷めるともいう」
生徒A「本当にそうで、昔からよく生き物を殺してたらしい」
生徒A「生き物を殺すのに躊躇がなくて、趣味で人殺しをやってるとか」
生徒A「でこの前近くの山奥の大きい家で惨殺事件あっただろ、あいつじゃないかって言われてる」
生徒B「バカ言うなよ」
生徒A「ただの噂話だってw」
おわり