夜神月「レズノート？直訳して百合本か…」

月「（世の中は腐っている…）」

月「（こんな世界は捨ててきんいろモザイクの世界に行きたい…）」

月「（アリスとカレンが仲睦まじくしている所を遠目で観察したい…）」

月「（いっその事…皆が皆百合になれば…）」

ﾊﾟｻｯ

月「んぇぁ！？」

月「な、なんだこれ…頭上から急にノートが降ってきたぞ…！」

月「誰だよこんな手の凝ったいたずらをする奴は…」ﾁﾗﾘｯ

月「レズノート…？」

月「誰の落し物かは知らないが家に帰って調べるとしよう」

あかり「……」ﾆｨ

家

月「このノートに名前を書かれた者は女体化して百合に目覚める…か」

月「馬鹿げているとしか言い様がないな」

月「だが…試す価値は十分にある」

月「これで父さんが女になったら信じるとしよう」

月「だけどどうせ誰かの悪戯に決まってる…」

月「父さんは普段の加齢臭のする父さんのままに100ペリカ賭けてもいい」

月「鼻からスパゲティを食すオプション付きでだ」

あかり「じゃああかりは200ポテチ賭けようかな！」ﾆｮｷｯ

月「うえ゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛！！！」

あかり「あかりは死神だよ！」

月「何を分けの分からない事を…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

あかり「それより多分後10秒で女体化すると思うよ～」

ｷﾞｬｰｯ！！！ｵﾄｰｻﾝｯﾄﾞｳｼﾁｬｯﾀﾉ！？

月「は？何を言って？」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

粧裕「おにーちゃん大変！！！お父さんがお母さんになっちゃったの！！！」ｶﾞﾁｬ

月「はぁ……？」

月「父さん…！！お母さんになったってほんｔ」

幸子「ダメっ…総一朗さん…私達は女同士///」

総一朗「何を言ってるんだお母さん…こんなに濡らしてるじゃないか」ｸﾁｭｯ

幸子「んぁっ///」

月「お、お邪魔しました」

月「（このレズノート…本物だっ！！）」ｷﾗｷﾗ

L「女体化だと…？」

ワタリ「はいここ一週間で女体化した男性の数は有に100は超えております」

L「許せない…一体誰が！？」

ワタリ「そこまではわかりません…」

ワタリ「ですが巷ではキラという人物が女体化の現象を引き起こしていると噂されています」

L「キラか…絶対許さない…私はお前を絶対許さないぞキラ！」

L「私のLはBLのLなのだから」

月家

月「おーいあかり！ポテチ買ってきたぞー！」

あかり「ふぅ～後5秒遅かったら禁断症状が出る所だったよぉ～」

月「ポテチで禁断症状ってなんだよ…」

あかり「はいはい～じゃあ今日は1ポテチだけだから一時間」

月「ｸｸｸ…これで僕は百合世界の神になるんだ…！」

TV「キラに告ぐ今すぐ女体化現象を止め警察に投降しろ！」

TV「お前のやっている事は悪だ！虫けらにも等しい残虐非道極まりない行いだ！」

月「何言ってんだこいつ…」

TV「私が気に入らないのなら私を女にするといい！やってみろ！」

月「ふんっ…そう言っていられるのも今のうちだぞ」ｶｷｶｷ

月「40秒経ったな…」

TV「っ！？！？！？！？！！？」

月「またレズを一人増やしてしまった…僕は本当に有能だな」

L「驚いた…キラお前は直接手を下さずとも女体化現象を引き起こせるのだな」

月「！？」

L「この放送は特定地域でしか放送されておらず百合チャンネルのサービス利用者を洗い出せばすぐに居場所は特定できる」

L「キラお前が捕まるのも時間の問題だぞ？」

月「ぅああああああああああああ！！！」

月「僕とした事がぁああああ！！！」

月「いつもの様に百合チャンネルでごちうさを見ていたのが仇になった…」

月「何もかもすべてLの所為だ…！！！」

月「じゃあお母さん！お父さん！センター試験に行ってくるよ！」

総一子「いってらっしゃい」

幸子「車には気をつけるのよ～！」

月「ﾊﾊｯ僕も子供じゃないんだからそれくらいわかってるさ！」

月「（東大なんて最初から入る気なんてない…）」

月「（僕は代々木アニメーション学院志望なんだぞ！）」

月「（将来は百合アニメを作るんだ…！）」

試験会場

月「（適当に回答をズラして楽しよう）」

L「こんにちは君は月君で合ってますよね？」

月「はいそうですが？（誰だよこいつ…）」

L「私はホモです」

月「っ！？」

月「僕の目の前でホモだとカミングアウトするのはよしてくれ」

L「（夜神月…キラである可能性5％から10％）」

L「失礼間違えました…私は竜崎と言います」

L「実は試験を受けに来たものの筆記用具を忘れてしまい貸してもらおうと声をかけたんです」

月「それなら最初からそう言えばいいじゃないか…」っｼｬｰﾍﾟﾝ

L「（夜神月がキラである可能性20％）」

月「そろそろ試験が始まる時間だ！お互い頑張ろう！」

L「はい頑張りましょう」ｻﾜ

月「辞めろ触るなホモ鳥肌が立つだろ」ﾋｷ

L「……」

試験終了

月「（ふぅ…やっと終わった…）」

月「（ってしまった！！つい癖で全問解いてしまった…！！）」

月「（これじゃあ代々木アニメーション学院に入学できないじゃないか…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

L「何やら顔色が悪いですね月君」

L「一緒にトイレに行きますか？」

月「一人で行けるから大丈夫だ」

L「そうですか…残念です」

月「それにしても何だったんだあのホモ野郎…」

月「うぅ…思い出しただけでも鳥肌が立ってくるっ！！」

月「きんいろモザイクでも見て癒やされよう…」

＼ﾓﾝﾀﾞｲﾅﾝｶﾅﾆﾓﾅｲﾖー／

＼ｹｯｺｰｹｯｺｰｲｹﾙﾓﾝﾈー／

月「やはりきんいろモザイクは2期もいいが1期の方がより面白い！」ｷﾗｷﾗ

Lサイド

L「第一の女体化の被害者が夜神月の親族であることを含め」

L「今日の接触で夜神月がキラである可能性は更に上がった」

L「夜神月がキラである事に間違いはない…ワタリ」

L「夜神家に監視カメラを設置してください」

月「何！？監視カメラだって！？」

あかり「うんっ！さっき怖いお兄さん達がやってきて月君が寝てる横でカメラをいっぱい設置してたよ！」

月「まさか…Lの魔の手がここまで迫ってきたというのか！？」

あかり「それより今ここで私と喋っててもいいの？」

月「あぁああああぁあああ！？！？！？！？」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

L「彼は一体何をしているんだ」ｺﾝﾜｸ

L「夜神月は何か悩みでも抱えているのだろうか…？」

月「（くそっ！！！これじゃあLにキチガイだと思われるじゃないかっ！）」

月「流河旱樹っと」

月「ふぅ…人気アイドルが女になったと世間が知ったらどうなるか楽しみだ」

L「間違いないっ！！夜神月がキラだっ…！！」

翌朝月家

＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／

月「はいどちら様ですか？」ｶﾞﾁｬ

L「こんにちはキラ」ﾆｯｺﾘ

月「うぁあああああああああああホモだああああああ！！！！」

月「どうして俺がキラだとわかった！！！！！！！！」

L「貴方がノートに名前を書き込んだ人物が女体化したんですよ」

L「つまり貴方がキラであるという事！！！」

L「大人しく観念しろ夜神月！！」

月「くそぅ…くそぅ…俺はただ…百合の世界を作りたかっただけなんだ！！」

月「この世界に男なんていらない！！男は獣だっ！！！」

L「話は私の部屋でゆっくりと聞いてあげますよ」

L「日本人の間ではこういった手段の話し合いが盛んだと聞きましたよ？」

L「裸の突き合いなるものをね」ﾆｯｺﾘ

月「ううあああああああああああああ！！！やめろぉおおおお！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ホモはいつも貴方を見ているのだ

終わり