予想外の返事にふぁびょって適当に誤魔化しちまったぜ
もしかして俺はチャンスを逃したんじゃないだろうか
おれが女と食事になんて行けるわけないしwww
後輩ちゃん「え、食事に連れてってくれるんですかー」
俺「フヒョ!? オフッ、ブヒヒ…え、いや、まあ今のはなんつーか、ゴホッ、言葉の綾っていうかね! なんちゃって! アハハ!」
後輩ちゃん「なんだー、そうなんですかー」
俺「オヒョ、フヒヒ、ご、ごめんね、変なこと言って!」
俺「……もしかして俺はチャンスを逃したんじゃないだろうか」
俺「………」
俺「いや、後輩ちゃんさては罰ゲームやな」
俺「おれが女と食事になんて行けるわけないしwww」
後輩ちゃん「いやー、大したことないですよー」
俺「ほんと急に休まれちゃってさwww俺一人じゃ無理だったわwwwマジ感謝wwwww」
後輩ちゃん「私も暇だったんでー」
俺「いやいやwwwそれでもマジでありがとねwwwお礼にメシ奢るよwwwwなんちゃってwww」
後輩ちゃん「あ、いいんですかー」
俺「えっ」
俺「オフッ、エフッ! フヒ、ちょ、ちょっと…まっ…!」
後輩ちゃん「はいー?」
俺「え、あ、いや、あの、その……お、俺、今日はTSUTAYAに行かなきゃいけないんだった! 延滞料金が! ねっ!」
後輩ちゃん「あー、そうなんですかー」
俺「そ、そうそう! いや、ゴメンねマジでwww俺から言い出しといてさwww」
後輩ちゃん「じゃー、私もついてきますよー、TSUTAYA」
俺「えっ」
後輩ちゃん「駅前のですかねー?」
俺「そ、そうだけど…ゴホッ、フヒュ、エフッ…あ、でも、家にDVD忘れちゃってさwwww一回取りに戻んないとwwww」
後輩ちゃん「あー、そうなんですかー」
俺「そうそうwwwゴメンねマジでwww」
後輩ちゃん「じゃー、一緒に取りに行きますよー、先輩の家まで」
俺「えっ」
後輩ちゃん「あー、奇遇ですねー、私も自転車なんですよー」
俺「あ、そ…で、でもほら! 俺んちまで坂多いしさwww」
後輩ちゃん「私の自転車ー、電動なんでへっちゃらですよー」
俺「あ…そ、そう? へー、そうなんだwwwアハハwww」
後輩ちゃん「じゃー、急いで着替えちゃうんでー、ちょっと待っててくださいねー」
俺「いやでもほら! あれだって! 俺と一緒に帰ったら、他のみんなに変な勘違いされちゃうしさwwwって自意識過剰過ぎかな俺www」
俺「えっ」
後輩ちゃん「じゃー、急いで着替えるんでー、ちゃんと待っててくださいねー」
俺「え、いや、あの…」
後輩ちゃん「先に帰ってたらー、泣いちゃいますからねー?」
俺「あ…」
後輩ちゃん「ここがー、先輩の家ですかー」
俺「そ、そうだよwww」
後輩ちゃん「一人暮らしなんですかねー」
俺「そうそうwwwだからバイトしなくちゃ生きていけないのよwwwホントwww」
後輩ちゃん「仕送りとかはー」
俺「仕送りwww家賃だけなんだwwwこんなボロアパートに住ませといてさwwwせこいよねwww」
後輩ちゃん「はー、親孝行されてるんですねー」
俺「いやwww全然www」
後輩ちゃん「えー、寒いんで家に入れてくださいよー、荒らしたりしませんからー」
俺「えっ…い、いやいやwww部屋汚いしwww」
後輩ちゃん「そんなの気にしませんよ、お邪魔しますー」ズカズカ
俺「えっ」
俺「あ、いや…」
後輩ちゃん「あー、なんか変なゲーム機あるー」
俺「そ……それスーファミwwwスーパーファミコンって言うんだけどさwwww後輩ちゃんは知らないよねwww生まれる前のゲーム機だしwww」
後輩ちゃん「へー、面白そー」
俺「いやwww結構面白いよwww」
後輩ちゃん「じゃー、先輩がDVD探してる間ー、これで遊んでますねー」
俺「えっ」
後輩ちゃん「このボタンかなー? うわー、カセットが飛び出たー」
後輩ちゃん「せんぱーい、DVD見つかりましたかー?」
俺「ヒッ!? フヒュ、エフッ、いや、ま、まだ、ちょっと」
後輩ちゃん「そうなんですかー」
俺「そ…そうなんっすよwww」
後輩ちゃん「せんぱーい」
俺「な、何かなwww」
後輩ちゃん「ここの津波で絶対死ぬんですけどー」
俺「そこwww初見殺しwww岩の上なら流されないからwww」
後輩ちゃん「あー、ホントだー」
俺「………」
俺「!? フヒッ、は、はい…」
後輩ちゃん「DVD見つかりましたかー?」
俺「………」
後輩ちゃん「せんぱーい?」
俺「あ、あのさ…」
後輩ちゃん「んー? なんですかー?」
俺「あ、いや、あの、じ、実はさ…DVD、別に借りてないんだよね…」
後輩ちゃん「えー、嘘なんですかー」
俺「そ、そうそうwwwいやゴメンマジでwww」
後輩ちゃん「じゃー、一人暮らしの部屋にー、後輩連れ込んでー、何する気だったんですかー?」
俺「えっ」
俺「えっ、いや、フヒッ、な、何も…」
後輩ちゃん「…あーあ、このゲーム難しいなー、疲れちゃったー」ゲームをやめてベッドに寝転がる
俺「あ、いや…そ、そこ汚いよwww俺のベッドだしwww」
後輩ちゃん「全然汚くないですよー」足をパタパタする
俺「いやいやwww臭いでしょwww」
後輩ちゃん「全然臭くないですよー」
俺「ウハwwwそんなわけwww気遣いが心に染みるwww」
後輩ちゃん「すー……はぁー………んー、先輩の匂いがしますー」
俺「えっ」
俺「フヒッ!?」
後輩ちゃん「後輩をー、部屋に連れ込んでー…どうする気なんですかー」
俺「そそそ、そんな、なな、何もw」
後輩ちゃん「……さっきラインでー、友達のとこに泊まるーって親に言っちゃってー」
俺「ゴホッ、えっ、じゃ、じゃあ早く友達のとこ行かなきゃ、ね!」
後輩ちゃん「えー、でもなー、先輩嘘ついたしなー」
俺「あ、そ、それは……晩御飯! 晩御飯食べに行こうか! 奢るよwww」
後輩ちゃん「お腹空いてないんですよねー、今なんか眠いしー」
俺「あ、そ、そう…?」
俺「あ、いや、臭いってwww死ぬよwww死んじゃうwww」
後輩ちゃん「臭くないですよー、えいっ(パサッ」布団の外に靴下が放り出される
俺「ちょwww何してんのwww」
後輩ちゃん「それそれー」服がドンドン布団から放り出される
俺「えっ」
後輩ちゃん「せんぱーい、これなーんだー」布団から顔だけ出しながら、ブラジャーをひらひらさせる
俺「あ、いや、フヒッ」
後輩ちゃん「あー、先輩の目いやらしー」
俺「ご、ごごごご、ごめん!」
後輩ちゃん「えーい」ブラジャーを投げる
俺「あ、いやwwwいやいやwwwふざけすぎでしょwww」
俺「いやwwwふざけてるでしょwww」
後輩ちゃん「せんぱーい、これなんだと思いますかー?」手だけ出してベッドの下を指差す
俺「いやwwwなんだろwwwよくわかんないやwww」
後輩ちゃん「広げてみてくださーい」
俺「はいはいwww何これwwwハンカチかなwwww…あっ」白と水色のストライプのショーツ
後輩ちゃん「あ、やっぱりあんまり見ちゃダメー」
後輩ちゃん「せんぱーい」
俺「ヒッ、エフッ、な、何? どしたの?」
後輩ちゃん「寒いんでー、あっためてくださーい」布団を捲って裸体を晒す
俺「」ガバッ
はー、もったいなー!
ちなみに後輩ちゃんはこんなイメージ
俺も同じイメージだったわ
同士よ(´;ω;`)