後輩♀「甘酢たれを絡めた鶏の照り焼きに、アスパラのベーコン巻き、だし巻き卵、味薄めのきんぴらごぼう」
後輩♀「全部うまくつくれました」
後輩♀「先輩にはあげません」
後輩♀「先輩はどんなお弁当ですか?」
どんな弁当?>>3
×荒廃
○後輩
後輩♀「自分ではもってきてないんですか!?」
後輩♀「とんだ頭のわるい策士ですね」
後輩♀「これは私のお昼ご飯なのであげられませんし、当然先輩の分を余分につくってきているはずもありません」
後輩♀「そんなに分けてほしいんですか?」
後輩♀「ひとくちくらいなら、まぁいいですけど…」
後輩♀「欲しかったらものの頼み方ってものがありますよね?」
頼んでみよう
>>11
後輩♀「立派なウインナーですね…私焼いて食べる派なのでたのしみです」
後輩♀「ガスバーナーどこにあったかな…」
後輩♀「なにビビってるんですか」
後輩♀「先輩、あのですね。部室でいかがわしいことできるわけないじゃないですか」
後輩♀「バカなんですか。もう帰ってクラスメイトと食べていいですか」
後輩♀「うやうやしく頼むなら、おかずの一品くらいわけてあげてもよかったんですけど…」チラ
>>17
後輩♀「いきなり同級生になられたら、私は後輩じゃないなにか別の存在になっちゃうじゃないですか」
後輩♀「まぁ先輩はバカですから、可能性はなくもないんですけど…」
後輩♀「本当にそうなっちゃわないように、私が勉強みてあげないとダメですね」
後輩♀「部活のあとは私と期末考査にむけてのテスト勉強ですよ」
後輩♀「教えられることはあまりなくても、誰かと一緒に勉強するだけでモチベーションがあがりますからね」
後輩♀「それじゃ、午後に備えて腹ごしらえでもしてください」
後輩♀「先輩どれ食べます?」
白ごはん 鶏の照焼 アスパラのベーコン巻き だし巻き卵 きんぴらごぼう ゼリー
>>23
後輩♀「あの…そういうのは…学校の中ではやめてください」
後輩♀「私をたべても現実お腹が膨れることはありませんよ」
後輩♀「先輩、清く正しく生きてください」
後輩♀「一応人生の先輩なんですから、見本になるように努めるべきです」
後輩♀「だめですよ! 禁止です」
後輩♀「せっかくお弁当わけてあげようとおもったのに、いらないならもう食べちゃいますね。はむ」
後輩♀「このだし巻き卵のやわらかさ、絶妙ですね。さすが私」
白ごはん 鶏の照焼 アスパラのベーコン巻き きんぴらごぼう ゼリー
>>27
後輩♀「これも手作りで、わざわざごぼうを買ってきて、泥を落とすところから自分でつくったんですよ」
後輩♀「ふふ。薄味なので味付けはちょっと男の人には物足りないかもしれませんけどね」
後輩♀「あれ? そういえば先輩はどうやってたべるんですか」
後輩♀「さすがに手づかみはダメでしょう」
後輩♀「……私のお箸でいいですか?」
後輩♀「確か先輩って結構そういうところ潔癖症じゃありませんでした?」
どうすんの
>>31
後輩♀「あーあー…なんてことを…お弁当傾いちゃってます」
後輩♀「もう! 照り焼きのタレがごはんに侵食したじゃないですか」
後輩♀「どうしてくれるんですか」
後輩♀「品性の欠片もないようなことはやめてください。目に余ります」
後輩♀「次こんなことしたら絶交ですよ絶交」
後輩♀「…それで…美味しかったですか?」
きんぴらごぼうどうだった
>>38
後輩♀「く、唇のこと言ってるんでしたら…それはさっきこっそり友達にもらったいちごみるくキャンディを食べたからです」
後輩♀「…///」
後輩♀「忘れてください」
後輩♀「私はきんぴらごぼうの味をききたかったのに」
後輩♀「はむ……鶏の照焼、うまくつくれて美味しい。私は料理の天才だとおもいませんか」
後輩♀「さすがにまだお腹ふくれてないですよね」
後輩♀「ご飯かアスパラ巻少し食べますか?」
白ごはん アスパラのベーコン巻き ゼリー
>>42
後輩♀「どうしたんですか? 好きに取って食べていいんですよ」
後輩♀「先輩?」
後輩♀「……はぁ」
後輩♀「わかりました。先輩ってこういうの本当に好きですよね」
後輩♀「さっさと口開けてください」
後輩♀「はい、あーん」
後輩♀「どうですか?」
アスパラ巻どうだった
>>51
後輩♀「それはどうも。率直な感想ありがとうございます」
後輩♀「トッテモ、サンコウニナリマス…」
後輩♀「たしかに…アスパラは筋っぽいですし、ベーコンは火の通りがあまいですね」
後輩♀「……それでも、がんばってつくったのに」ボソッ
後輩♀「…・…もうたべたんですから、教室かえったらどうです」
後輩♀「どうせここに居てもすることもないでしょう」
後輩♀「そもそもですね、お弁当もってきてないのに一緒に食べようって厚かましいですよ」
怒らせてしまった
>>55
後輩♀「謝るなら最初からあんな歯に衣着せぬ言い方しなければいいじゃないですか」
後輩♀「私だって乙女心が傷つくんです」
後輩♀「これからは相手の気持ちも考えてくださいね」
後輩♀「…まだなにか?」
白ごはん ゼリー
>>61
後輩♀「イヤです。そんな発想自体気色悪くて寒気がします」
後輩♀「食べ物の口移しって…付き合いたてほやほやのバカップルでもそんなことしませんよ」
後輩♀「普通に無理です」
後輩♀「他人の咀嚼物なんて体によくないですよ」
後輩♀「……ほんとにイヤですからね。キスはギリギリ許せますが人としてのラインを越えないでください」
後輩♀「変なことされるまえにたべちゃお」もぐもぐ
ゼリー
>>69
後輩♀『最低ですね! 最低!! 死んでください!』
後輩♀『教育指導の先生に言いつけます!』
後輩♀『人としてのラインを超える先輩はこれ以上の付き合いをお断りします』
後輩♀『さようなら!!』
大切な後輩と学校での立場を失った…
後輩♀「どうしたんですか」
後輩♀「こんなところで寝てたら風邪ひいちゃいますよ」
後輩♀「びっくりしましたよ。屋上のプランターに水やりにきたら寝てる人いるんですもん」
後輩♀「ついでなんで、ちょっとお話しませんか」
後輩♀「はい、先輩にちょっとだけ相談にのってほしくて」
後輩♀「……」モジモジ
どうする
>>83
後輩♀「それで相談というのは…」
後輩♀「先輩の口の堅さを信じてのことなんですが…」
後輩♀「絶対に先輩に相談したってこと誰にも言わないでくださいね」
後輩♀「え?早く言えって? いいますよ…」
後輩♀「実は私…ちょっと…最近ですね、椅子に長時間座ってると…その」
後輩♀「痛くて……その、なにがっていうと…その」モジモジ
後輩♀「……直接的な言葉で言わなくても、わかってくれますよね?」
様子がおかしい
>>92
後輩♀「はっきり言っちゃってくれますね」
後輩♀「そうなのかもしれません」
後輩♀「痛いんですよ。ピリピリって」
後輩♀「それで…すごく困ってるんですけど」
後輩♀「お医者さんとか…恥ずかしいじゃないですか。女医さんでも恥ずかしいです」
後輩♀「どうしたらいいんでしょう」
後輩♀「よくCMでやってる痔のお薬は一応買ったんですけど…」
後輩♀「その……」
歯切れが悪い
>>102
どれ、手伝おうか?
後輩♀「……」
後輩♀「それはありがたい申し出なんですけど…」
後輩♀「やっぱり恥ずかしいからいいです……」
後輩♀「し、しつれいしましたこんな話いきなりしちゃって…!」
後輩♀「自分でなんとかしてみます!」
後輩♀「たぶん……できるとおもうので」
不安そうだ
>>110
後輩♀「傷の治りには睡眠が大切ですよね」
後輩♀「夜更かしやめます…」
その晩
後輩♀「ん……はいらなっ」
後輩♀「うう……だめだ。自分じゃ難しい」
後輩♀「はぁ…」
後輩♀「もしもし先輩? いま大丈夫ですか」
後輩♀「夜になったらすごく痛くて…椅子にすわるのも辛くて」
後輩♀「あのですね。その…例のあれが…ぅ、うまく入らないんです」
後輩♀「…コツとか…わかりませんか。知ったこっちゃないですよね…」
電話越しですすり泣いている
>>121
後輩♀「来てもらったところでどうしようもないので…」
後輩♀「おやすみなさい…またあした」プツッ
プルルル…
後輩♀「先輩…やっぱりすぐ来てください」グスッ
後輩♀「お願いします」
『後輩の部屋』
後輩♀「こういう時、寮暮らしって良いのか悪いのか微妙ですよね」
後輩♀「私が実家でくらしていたら、親を頼ることもできたわけですし…」
後輩♀「でも実家だと、夜にこうして先輩を呼ぶことはできないですね……うーん」
後輩♀「とりあえず、すぐに来てくれてありがとうございます…」
後輩♀「……ぁ」
後輩♀「……ぅ」モジモジ
顔を真っ赤にして押し黙ってしまった
>>128
俺もなんだ
後輩♀「それは…知りませんでした」
後輩♀「でも先輩痛がる素振りとかしてないですし、薬をうまくつかえてるんですね」
後輩♀「どうやって使いました?」
後輩♀「コツを教えてください。参考にしてやってみます」
>>133
後輩♀「脱がなくて大丈夫です。口頭とジェスチャーによる説明で十分ですので」
後輩♀「実演は結構です」
後輩♀「そんなことを先輩にわざわざさせるわけにもいかないのでっ!」
後輩♀「ていうか先輩のそんな姿みたくありません…」
後輩♀「う…ズキズキしてきました…」
後輩♀「あの、はやく……」
>>141白ごはん 鶏の照焼 アスパラのベーコン巻き だし巻き卵 きんぴらごぼう ゼリー
st
無視して
後輩♀「お気遣いありがとうございますっ…それよりもですね」
後輩♀「痛みをなんとかしたいです」
>>153
後輩♀「そうなりますよね…」
後輩♀「この際、背に腹は代えられないですよね」
後輩♀「でも…先輩に悪いですよ」
後輩♀「お医者さんのような専門家じゃないのに、他人のおしりなんてさわりたくないでしょ。普通」
後輩♀「逆の立場なら、私そんなことできないとおもいます……」
後輩♀「いいんですか?」
後輩♀「先輩がいいなら、先輩を信じておまかせしますけど…」
いいの?
>>160
後輩♀「お願いします……もう四の五の言ってられないんです」
後輩♀「あの…どうやっていれるんですか?」
後輩♀「私いつもトイレで座ったまましようとして、失敗して落としちゃったりしちゃうんです」
後輩♀「なんか、手持ちがよく視えないからうまく入れられなくて…」
後輩♀「先輩の言う通りにしますので、指示をください……」
どういう姿勢をとらせるのがベストか
>>168
後輩♀「聞いたことないです…」
後輩♀「えっと、まず仰向けに寝そべってから…」ゴロン
後輩♀「腰をもちあげてお尻を天井に向ける…?」
後輩♀「えっ!? こ、こんな姿勢なんですか…」
後輩♀「これはちょっと…恥ず…いえ…従います」
後輩♀「次は……えっと……このまま、パジャマの下と下着を…(涙目)」
後輩♀「おろせばいいんですよね…」
声が震えている
>>178
後輩♀(そうだ。先輩は私のために…来てくれたんだ)
後輩♀(先輩だって人のお尻をみるなんてすごく恥ずかしいし、イヤな気分のはず)
後輩♀(私ががんばらなくてどうするの)
後輩♀「お尻視えるように脱ぎますね…」スルリ
後輩♀「~~~っ///」
後輩♀「せせ、せんぱい。おねがいします」
後輩♀(あぁ…消えてなくなりたいぃぃぃ…)
おしりの穴がよく視えている
>>188
後輩♀「 」
後輩♀「しにます」
後輩♀「むしろこのままころしてください…」
後輩♀「おしりの穴をさらすだけじゃ飽き足らず…不始末まで…見せちゃうなんて…」
後輩♀「ひっく、ひぐ」
後輩♀「もう私女の子としていきていくのむりですよね゙ぇ」
後輩♀「あう…またピリってした…早く…早く…」
>>203
後輩♀「んんっ…あぁ…!!」
後輩♀「入って……来…!」
後輩♀「はぁぁうっ///」
後輩♀「あぁ……はぁ……ふぅ」
後輩♀「ふぅーーー……」
後輩♀「あれ…入ってますねこれ。はい、わかります」
後輩♀「なんか、おもったより異物感がないっていうか」
後輩♀「なるほど…これがちゃんと正しい位置に入るってことなんですね…」
後輩♀「よかったぁ~~……ひとまず助かりました。もう痛いし不安だしどうしようかと…」
後輩♀「ありがとうございます…先輩」
後輩♀「ところで……いつまで眺めてるつもりですか」ジトー
>>214
後輩♀「大丈夫です…たぶん飛び出たりはしないです」
後輩♀「こんな夜分に重ね重ねありがとうございました!」
後輩♀「先輩がいてくれてよかったです」
後輩♀「あっ…! もうこんな時間…」
後輩♀「先輩ここで悪いお知らせが……」
後輩♀「寮のエントランス、たぶん閉まっちゃってます」
後輩♀「すみません! ほんとにすみません! こんな時間に呼び出した私が悪いんです」
後輩♀「どうしましょう…」
後輩♀「今日は泊まってい…くわけはないですよね」
後輩♀「私が事情を説明してエントランスあけてもらいましょうか?」
どうする?
>>224
後輩♀「先輩!? うわ…ほんとに出て行っちゃった」
後輩♀「一応2階なんですけど」
後輩♀「もう……」
後輩♀「とりあえずメールしとこ」
後輩♀「ありがとうございました」pi pi
後輩♀「先輩のおかげで今夜は久しぶりに気分よく眠れそうです」pi pi
後輩♀「先輩にもしこまったことがあったら、今度は私が力になります」pi pi
後輩♀「おやすみなさい♪」pi pi
後輩♀「…ふふ」
第一話 完
後輩♀「でね、先輩ってすごく紳士的で~」ニコニコ
後輩♀「優しくて…気が効いて…おまけに見た目も…」ニコニコ
後輩♀「まぁとにかく語り尽くせないけど、自慢の先輩なんだよ」ニコニコ
後輩友達「そうなんだ~」
後輩友達「あ、噂をすればなんとやらだ」
後輩♀「えっ! 先輩…!?」
後輩♀「も、もしかして今の話聞いちゃってました…」
後輩友達「またね~。ばいばい」
後輩♀「あ、うん! ばいばい」
後輩♀「いえ…純粋に先輩のすばらしさを説いていただけですよ。ほんとにほんとに」
後輩♀「で、なんです? もしかして先輩が今度はお悩み相談ですか?」
後輩♀「いいですよ。胸をお貸ししましょう」
なにに悩んでる?
>>240
後輩♀「…………えっ」
後輩♀「そうですか」
後輩♀「先輩にもそういう願望ってあるんですね」
後輩♀「…まぁ、確かに先輩って結構無口であんまりコミュニケーション得意じゃないですし」
後輩♀「私がいうのもなんですけど、見るからに”陰”って感じがして友達少なそうですもんね」
後輩♀「ふーん先輩ってモテないんだ…」ボソ
後輩♀「い、いえ…なんでもありませんよ」
後輩♀「そうですか。彼女がほしいんですか。先輩はどんなタイプの女の子がお好みですか?」
好みのタイプは?
>>249
後輩♀「そ、そうなんですか」
後輩♀「そういえば先輩、お昼まだですよね」
後輩♀「一緒にどうですか…どうせ購買でパン買ってきたんでしょ」
後輩♀「部室移動しましょう」
『部室』
後輩♀「私のお弁当、どうおもいます?」
後輩♀「これでも結構凝り性で、今日は早起きしたので自分でつくってみたんです」
後輩♀「ほら。どれかひとくち味見してみますか?」
野菜炒め ふわふわ卵巻き タコウインナー ピラフ ゼリー
>>259
後輩♀「料理の腕前というのはこの何気ない卵巻きにすべて集約されてるんですよ」
後輩♀「卵の溶き方から出汁の配分、絶妙な火加減のコントロールまで、全てが揃っていないとおいしい卵巻きはつくれないんです」
後輩♀「ということで自信作なので是非ご賞味ください」
後輩♀「どうぞ。私のお箸つかっていいですよ。まだ使ってないので」
使わしてくれるそうだが
>>267
後輩♀「仕方ないですね」
後輩♀「それくらいなら、大恩ある先輩の頼みならきいてあげてもいいですよ」
後輩♀「でもこんなこと二人きりの時しかしませんからね!」
後輩♀「はい、あーん…」
後輩♀「はむっ。どうですか」
甘い味付けだった
>>275
完璧だ…
レシピを教えてもらってもいいか!?!?!?!?
後輩♀「料理漫画でも読んだんですか…」
後輩♀「別にレシピっていうほどではありませんよ」
後輩♀「さっきもいいましたけど、大切なのはテクニックです」
後輩♀「わかりました。今度おしえてあげます。寮のキッチンでよければ一緒に料理しましょう」
後輩♀「あ……でもやっぱりなしで今の取り消します」
後輩♀「だって……その…寮には他の子もいるんで…」
後輩♀「先輩と仲睦まじく料理してるところを見られると、さすがにちょっとはあらぬ誤解をうけそうで恥ずかしいです」
後輩♀「先輩にとっては迷惑ですよね」
>>281
後輩♀「先輩には私みたいな根暗で冴えない女は不釣り合いだとおもうんですよね」
後輩♀「先輩にはもっと明るくて運動神経も頭もよくてかわいい子が…」
後輩♀「自分でいってて落ち込んできました」
後輩♀「まぁ、料理について考えるのは後回しにしましょう。ちょっと脱線しちゃいましたね」
後輩♀「ええっと、話を戻すと先輩は彼女ができないと」
後輩♀「それで女子目線のモテる秘訣を聞きに来たんですよね」
後輩♀「あ、どうぞどうぞ、気にせず食べてください」
野菜炒め タコウインナー ピラフ ゼリー
>>286
ゼリー
ちゅるんっ♪
後輩♀「あ……」
後輩♀「……」
後輩♀「そう、ですか」
後輩♀「なるほど……先輩はそういう人ですか」
後輩♀「たしかに気にせず食べてくださいとはいいました」
後輩♀「けどよりにもよって、手作りでもなんでもない私のとっておきのデザートを…」
後輩♀「一日の楽しみのひとつであるデザートを…」
後輩♀「……」
後輩♀「これは少し二人の仲に亀裂が入りましたね」ジトー
後輩♀「どうしてくれましょうか……そっくりそのまま弁償では到底気がおさまりませんね」
怒ってる
>>297
後輩♀「なるほど…先輩、やっぱり策士ですね」
後輩♀「私が怒ることを見越してゼリーをたべたんじゃないですか」
後輩♀「そして謝罪を口実に私を放課後デートに連れ出そうと…そういうことじゃないですか?」
後輩♀「さすがにわかります」
後輩♀「けど行きます。あえて、あえてのってあげます」
後輩♀「だって先輩の奢りは大好物ですし、パフェも食べたいので」
後輩♀「行きましょう。放課後校門でまってますね」
『放課後』
後輩♀「先輩~」
後輩♀「ここですよ。さぁ行きましょう。といっても恥ずかしいので私の遥か前方をあるいてください」
>>311
後輩♀「噂がたって困るのは先輩のほうでしょう」
後輩♀「お店に入るところも同じ学校の子に見られないようにしましょう」
『カフェ』
後輩♀「へーー。こんなお店が出来てたんですね」
後輩♀「はい。私は寮通いで電車なんて乗りませんし、休みの日もあまり出かけないので知りませんでした」
後輩♀「とりあえず入りましょうといいたいところですが」
後輩♀「あの、先輩」ヒソヒソ
後輩♀「チラっと中を伺ったんですけど、イケてる女子グループかあるいはカップルしかいなさそうですよ」
後輩♀「私たち場違いじゃないですかね?」
>>321
後輩♀「……それはちょっと照れくさいですね」
後輩♀「入り口前でふらふらしてるのも変ですし勇気を出して入りましょうか…」
後輩♀「……」キョロキョロ
後輩♀「周りの目が気になって、おもったより落ち着かないです」
後輩♀「私ってこんなにこの場にそぐわないほどに、女子力ひくかったんですね」
後輩♀「早く頼んでぱぱっと食べて立ち去りましょうっ!」
紅茶 500円
コーヒー500円
ジュース500円
パフェ(1人前) 1200円
特大パフェ(2人前)2200円
後輩♀「高……」
後輩♀「先輩の奢りですし先輩が選んでいいですよ」
>>331
店員「かしこまりました」
後輩♀「え……」
店員「お待たせいたしました。チョコレートたっぷりのペアパフェとペアドリンクです」
ドンッ
後輩♀「えぇぇ…」
後輩♀「……/// これを前に正気をたもっていられません」
後輩♀「だってこれストローつながってるじゃないですか!」
後輩♀「ハートのチョコレートいっぱい散りばめてるじゃないですか!」
後輩♀「さすがに周りの視線が突き刺さってるじゃないですかー!」
顔真っ赤だ
>>343
後輩♀「早く食べきっちゃいましょう! 一刻も早く!」
後輩♀「わっ、写真はダメですよ! なんでよりにもよって私とセットで写すんですか!」
後輩♀「保存しないでくださいね!」
後輩♀「SNSとかに絶対アップしないでくださいね!!」
後輩♀「…」チュウゥゥ…
後輩♀「このストローで飲むの恥ずかしいです…先輩、交互に飲みましょうね」
ずっと顔真っ赤だ
>>352
後輩♀「ちょっ、先輩…だめです」
後輩♀「顔…近くて/// 先輩…」
パシャッ
後輩♀「ああああこんなツーショットはだめえええ」
「あそこの席たのしそうだね」 「バカップルじゃん」 「私も彼氏とやってみた~い」
後輩♀「あう……はう……///」クラクラ
後輩♀「はぁ…散々な目にあいました」
後輩♀「あれをノリノリで出来る人って厚顔無恥が過ぎますよ」
後輩♀「私にはまだ早かったです。そもそも恋人同士だとしても無理です」
後輩♀「まぁ…味はおいしかったので…いいんですけどね」
後輩♀「ごちそうさまでした」
後輩♀「今度は普通のお店でデートしましょうね」
後輩♀(あれ? 先輩の相談事ってなんだったっけ…まぁいっか)
第二話 完
後輩♀「あ、私は体育のあとです。すいませんこんな格好で」
後輩♀「先輩今日部活きますか?」
後輩♀「そりゃ来ますよね。先輩ってひとりでも活動しちゃうタイプですもんね」
後輩♀「…いえ、実は私今日は休もうとおもって……いいですか?」
後輩♀「たいした用事ではないんですけど…」
なにか用事があるようだ
>>378
後輩♀「えと…実は…」
後輩♀「7月に入ったらプール開きじゃないですか。うちは体育で必修であるじゃないですか」
後輩♀「でも、その……」
後輩♀「私…実は泳げなくて…だから放課後に市民プールでも行って、コッソリ練習しようかと…」
後輩♀「市営プールはもうプール開きしてるみたいなんですよ」
後輩♀「部活せずに行けばたぶん1時間くらいは泳ぐ時間あるとおもうので」
後輩♀「ということで、今日からしばらく部活おやすみします…」ペコ
>>386
後輩♀「先輩って結構運動神経いいですもんね。2階から飛び降りたり…あはは」
後輩♀「……。一緒に来てくれますか?」ボソ
後輩♀「あっ、いえなんでもないですよ」
後輩♀「プール開き楽しみですね!」
>>395
後輩♀「それはすごいですね。私のような浮きもしないカナヅチ女とは真逆で」
後輩♀「プール楽しんでくださいね」
後輩♀「夏休みはお友達と海水浴や川遊びでしょうね」
後輩♀「どうか私のことなど気にもかけず、楽しい夏を満喫してください」
後輩♀「ではっ!」
>>407
後輩♀「わざわざ呼び止めたからにはなにか大事な要件でもあるんですか」
後輩♀「くだらないことなら怒りますよ」
>>416
後輩♀「…まぁそれはお互い様といったところでしょうか」
後輩♀「それはつまり、水泳全国大会優勝経験者様が、直々に私なんぞの練習をみてくれるってことですよね?」
後輩♀「最初からそう言ってくれればいいじゃないですか」
後輩♀「それじゃあ放課後に市営プールの前で待ち合わせしましょう」
後輩♀「あ……」
後輩♀「ちょっと待ってください。とんでもない事に気が付きました」
後輩♀「確かあそこ、学校指定の水着だとダメなんですよ。名前が書いてあるといろいろ問題があるそうで」
後輩♀「プライベートの水着もってたかな…」
>>423
後輩♀「…?」
後輩♀「あれ? いえ私勝手に買ってきますよ?」
後輩♀「どうして一緒にいきたがるんですか」
後輩♀「別に選んでほしいとは思いませんけど…」
後輩♀「しまった。もう行きますね!」
後輩♀「また放課後に! どこに買いに行くか考えておいてください!」
どこに買いに行こう
競技用のスポーツショップ
カジュアルな水着のおおいセレクトショップ
大型スーパーの衣料品コーナー
>>435
後輩♀「あの…ほんとにこのお店に入るんですか」
後輩♀「私のような人間が入る場所じゃないような」
後輩♀「客層みてください、この前のカフェとほとんど同じような人たちですよ」
後輩♀「やめましょうよ…謎の汗かきすぎて蒸発しちゃいますよ」
店員「いらっしゃいませ。なにかお探しでしょうか」
後輩♀「あっ……」パクパク
店員「お客様?」
>>444
後輩♀「……」
店員「是非ご試着してみてください」
後輩♀「……」
後輩♀「つけてみましたけど…似合いますか…」
後輩♀「子供っぽいって言うか、少しませた中学生くらいに見えちゃいませんか」
後輩♀「私セパレートはすごく苦手なんですけどね…あんまり自信ないですし」
後輩♀「あの…ジロジロみてないで、なにか言ってくれないと不安です」
後輩♀「店員さんはたぶん何着ても似合うっていってくるとおもうんで、先輩の率直な意見が聞きたいです」
>>451
後輩♀「でもそれって、先輩にとっては……いいってことなんですかね」
後輩♀「じゃあこれにしようかな…」
店員「はいありがとうございます~大変お似合いですよ~」
店員「彼氏さんも見惚れてますよ。夏が楽しみですね~」
後輩♀「え゙…えぇえ」
後輩♀「本当に勢いで買わされちゃいました」
後輩♀「これで明日から市営プール通い……」
後輩♀「先輩…私泳ぎの練習がしたいだけで、水着でバカンスしたいわけじゃないんですよ」
後輩♀「ちゃんと真面目に教えてくださいね?」
後輩♀「それでは今日はこれで。失礼します」
後輩♀(先輩ってどんな体型の子が好きなんだろう……)
第三話 完
『市営プール』
後輩♀「先輩、いよいよですね……」
後輩♀「部活できないのは寂しいですけど、私にとってはいまは部活より大切なんで」
後輩♀「ご指導おねがいします」
後輩♀「早く泳ぎをマスターすれば、いつもどおりの日常に戻れますので! がんばりましょう!」
後輩♀「それで……練習はどうやってするんですか?」
後輩♀「私いっときますけど、バタ足できません。なぜか浮きませんので」
後輩♀「ビート板とか借りられるんでしょうか」
>>465
後輩♀「あぷっ、あぷっ…」バタバタ
後輩♀「そういえば私、水に顔つけるのも苦手でしたっ」バタバタ
後輩♀「あぷ…」
後輩♀「先輩っ、絶対離さないでくださいね」
後輩♀「こっち大人用のプールなんて、深いんですよ。足ぎりぎりなんですよ」
後輩♀「離したらだめですからねっあぷ、あぷ」
>>474
後輩♀「そうですね、それくらいガッチリつかんでてくださいっ」ギュッ
後輩♀「私は絶対離しませんから!」
後輩♀「溺れるのイヤですからねっ! そっちから離したら絶交ですよ!」
後輩♀「あぷっ、あぷ」バタバタ
後輩♀「はふぅ…やっと休憩…」
後輩♀「意外と鬼コーチでびっくりしました…」
後輩♀「足のつけねがくたくたですよ」
後輩♀「バタ足って結構筋力いるんですね」
後輩♀「これで泳げるようになるのかな……」
後輩♀「先輩はどうおもいますか? 私見込みありますか?」
>>481
もっと力抜いて
後輩♀「な、なに自然に触ってるんですか」
後輩♀「やっ、脚揉まないでください…ひゃぅ」
後輩♀「ほんとにくたくたなんですって…もう無理ですよぉ」
後輩♀「くすぐったいですからやめてください」
小学生「あー。お兄ちゃんたちプールでいちゃいちゃしてるー」
小学生「だめなんだよー。監視員さんにおこられろー」
後輩♀「いやっ、これは…ちがって」
後輩♀「先輩が余計なことするから~……」
>>490
後輩♀「そうですよね。先輩は私を想ってわざわざ付き合ってくれているのに」
後輩♀「生意気なことをいいました。すみません」
後輩♀「先輩の指示に従います」
後輩♀「とりあえず今日はもう閉まっちゃうので解散しましょう」
後輩♀「はぁー……まさか泳ぐことがこんなに疲れるなんて思いませんでした」
後輩♀「泳げないからってずっと見学ばっかりして逃げてたツケがこの歳になってまわってきたんですね」
後輩♀「でも先輩がいてくれてよかった…誰にも悩みを共有できずにいるのは辛いですから」
後輩♀「明日もよろしくおねがいします先輩」
後輩♀「どこか寄り道しますか? まだ寮の夕飯まではすこし時間あるんですよ」
>>500
後輩♀「……」
後輩♀「すみません。先輩に買ってあげたいんですけど持ち合わせないです」
後輩♀「水着買いましたし、しばらく市営プール通いでお金つかっちゃうんで」
後輩♀「ほんとはコーチしてくれたお礼がしたいんですが…」
後輩♀「……」
疲れからかしょんぼりしている
>>509
任せとけって!
後輩♀「カナヅチの特訓につきあうなんて苦痛だとおもうんですけど…」
後輩♀「クレープ買ってくれるんですか? なんだか悪いです」
後輩♀「あ、でも食べます」
後輩♀「先輩の奢りほど嬉しいものはないですからね」
後輩♀「ここぞとばかりに先輩力を見せつけて、流石です!」
後輩♀「あむ」
後輩♀「おいしいです♪ 運動したあとの甘い物は至福ですね」
後輩♀「でも先輩の分は買わなくてよかったんですか?」
後輩♀「もしかして…甘い物苦手だったりします?」
後輩♀「それとも金欠なのに無理におごってもらっちゃったり…?!」
>>521
後輩♀「あ~ん」
後輩♀「甘くて美味しいですよね? バナナとバニラビーンズ好きなんですよ私」
小学生「……」じー
後輩♀「…ぁ。さっきの」
小学生「やっぱりカップルだー! 食べさせあいっこしてるー!」
小学生「おーいカップルがいるぞー」
後輩♀「なぁっ…!」
後輩♀「せ、先輩行きましょう…///」グイグイ
>>533
後輩♀「何言ってるんですか!」バシッ
後輩♀「まだ味わってないですよ!」バシッ
後輩♀「先輩の変態!」バシバシ
後輩♀「はぁ……なんとか煙に巻くことができましたね」
後輩♀「先輩、冗談でもああいうことは言っちゃダメですよ」
後輩♀「子供たちには教育上よくありません」
後輩♀「それでは今日のところはこれで。ごちそうさまでした」
後輩♀「なんだかおごってもらってばっかりで悪いので、明日はお弁当つくってきますね」
後輩♀「それで貸し借りなしのチャラということで」
後輩♀「コーチしてくれたお礼は…まぁ、無事泳げるようになったらいつか返します」
後輩♀「おやすみなさい」
『市営プール』
後輩♀「あぷっ、あぷっ…ぷはっ」
後輩♀「先輩、どうでしたか!? なんとか形になってきたとおもいません?」
後輩♀「顔を水に浸けられるようになりましたし、バタ足も前に進みます!」
後輩♀「25m攻略は近いですよ!」
後輩♀「これも私の不断の努力と、先輩によるコーチの賜物ですね」
小学生「おねえちゃん泳げるようになってきたな」
後輩♀「ええ」
小学生「よーしぼくと勝負しようぜ。負けたらバツゲームな」
後輩♀「……ちょっとまってください」
後輩♀「先輩どうしましょう。いまの私は小学生のちびっこに勝てるでしょうか?」
>>553
後輩♀「見ててくださいね!」
「がんばれー!」 「たかしーカナヅチねーちゃんに負けるなよー!」
後輩♀(なんかギャラリーいっぱいいる…)
後輩♀(でも私には先輩の応援があるから)
後輩♀(勝たなきゃ…)
監視員「それでは、よーいスタート」
後輩♀「あぷっ、あぷっ」
後輩♀(絶対勝たなきゃ…)
勝負のルール
コンマ以下の数字が大きい方の勝ち
後輩♀>>565
小学生>>567
後輩♀「はあ…はぁ……やった」
後輩♀(25m泳ぎきった…)
小学生「おねーちゃんやるじゃん!」
後輩♀「ええ…君もなかなかがんばりましたね。僅差で私の勝ちでしたが」
小学生「さすが中学生だな」
後輩♀「え……」
小学生「やっぱ中学生はちがうなー」キラキラ
小学生「彼氏のやつもむきむきでかっちょいいし、オレもはやく中学生になりてー」
後輩♀「……」
後輩♀「先輩、いろいろと誤解しているようなのでなにかいってあげてください」
>>587
後輩♀「ちょっと先輩っ!」
小学生「オレもおねーちゃんみたいな彼女できたら自慢しにプールいきまくる」
後輩♀「もう~~~! ますます誤解が深まってるじゃないですか!」
後輩♀「先輩のバカー!」
後輩♀(でも今回はありがとうございました)
後輩♀(感謝してもしきれません。いつかこの御礼はさせてもらいます)
『学校プール開き』
後輩友達「え…バタ足しか出来ないんだ……」
後輩♀「あぷっ、あぷっ…」バタバタ
後輩♀「ほら! ちゃんと25m泳げるもん」
教師「よーし。アップ終わったな。今日は初日だからとりあえず50mクロールのタイム測定するぞー」
後輩♀「 」
第四話 完
後輩♀「だけど私以外にも泳げない子は数人いまして、授業でみんなで練習して仲が深まりました」
後輩♀「仮病で見学してるよりよっぽど有意義だとおもいます」
後輩♀「なんでも勇気をだしてやってみるもんですね」
後輩♀「後押しをしてくれた先輩には感謝します」
後輩♀「そういうわけで、私は先輩に言葉だけではなくなにかお礼がしたいんです」
後輩♀「かといって、サプライズはなにも思いつきませんし、先輩が欲しがるものもいまいちわかりません」
後輩♀「私が叶えられる範囲で、なにか希望はありますか?」
してほしいこと
>>606
後輩♀「耳掃除のことですか?」
後輩♀「……うーん」
後輩♀「あまりピンとこないんですけど、ちょっとスマホで調べていいですか」
後輩♀「…」pi pi
後輩♀「なるほど、簡単にいうと耳かきをつかって耳垢を除去してほしいんですね」
後輩♀「たしかに……耳の奥って自分では視えないですもんね」
後輩♀「すごいですよこの動画! 耳垢が固まって奥でコルクみたいになってます」
後輩♀「まさか先輩もこうなってたり…?」
後輩♀「……///」
後輩♀「いえ、なんか似たようなケースで急にあの日のことが頭をよぎって…」
後輩♀「その節はご迷惑を……」
後輩♀「わかりました。先輩が恥をしのんで他人に耳掃除をお願いするというのなら」
後輩♀「私が協力しますよ」
>>622
後輩♀「それは……必要なんですか?」
後輩♀「えっと、耳を掃除するんですよね?」
後輩♀「膝枕って……やりづらいのではないでしょうか」
後輩♀「というかなんか絵面的に恥ずかしい予感が……」
後輩♀「わかりましたってば、それがお願いなら少しくらい聞いてあげますよ」
後輩♀「じゃあとりあえず……できそうな場所…」キョロキョロ
後輩♀「ないですね」
後輩♀「場所はどこでしたらいいですか?」
>>632
後輩♀「人目につく場所ではできないですしね」
後輩♀「じゃあ部活おわったら行きましょうか」
後輩♀「そのかわり、エントランス閉まるまでには帰ってくださいね。また窓からはダメですよ」
『後輩の部屋』
後輩♀「どうぞ。あがってください」
後輩♀「来客があるとは思わなくて、ちょっと散らかってますけど」
後輩♀「掃除機はかけてあるので、その辺に腰掛けてくださいね」
後輩♀「早速耳かきしますか? お茶でもだしてなにか違うことしますか?」
後輩♀「正直ひとに耳かきなんてしたことないので、どういう雰囲気ですればいいのかわからないんですよね」
>>642
後輩♀「私はめったにしませんね」
後輩♀「そんなに耳垢たまるタイプではないので」
後輩♀「ええと、麦茶でいいですよね」
後輩♀「どうぞ」
後輩♀「これ飲んでまったりしながら、耳かきしてみましょうか」
後輩♀「でも、素人にまかせて怖くないんですか? 耳ですよ。鼓膜あるんですよ」
後輩♀「私正直…アレしたとき、すっごく怖かったんです」
後輩♀「結果先輩は優しく手際よくしてくれたからよかったんですけど」
後輩♀「耳かきはほんとにずぶの素人なので、先輩のご期待に答えられるかどうか……」
後輩♀「先に謝っておきます。鼓膜やぶっちゃったらごめんなさい」
>>658
後輩♀(私も先輩のことは信じてる…がんばろう)
後輩♀(あのなんでもできる先輩が私に助けをこうなんて、きっと先輩の耳はとんでもない事態になっているに違いない!)
後輩♀「それでは…ベッドに来てください」
後輩♀「えっと、膝枕でしたよね…私が正座するので、頭のせてください」
後輩♀「あっ、下にパジャマかなにか履いていいですか」
後輩♀「流石に素足はかなり…恥ずかしいので」
>>666
後輩♀「金輪際その話は出さないでくれるとありがたいです……
後輩♀「あれはあくまで医療行為なので、非常事態なのでっ!」
後輩♀「恥ずかしいとか恥ずかしくないとか、そういう話じゃないんです」
後輩♀「はい、忘れましたね」パン
後輩♀「はぁ……」
後輩♀「私もだんだん抵抗がなくなっていってるということは、人として強くなっているということなんでしょうね」
後輩♀「わかりました。どうぞこのまま先輩の頭を乗せてください」
後輩♀「よいしょ、首大丈夫ですか?」
後輩♀「案外人の頭って重いですね。それに髪の毛チクチクします…」
後輩♀「どうですか? 女の子の膝に頭をのせるなんて、先輩いままでしたことないでしょう」
後輩♀「感想のひとつくらいないんですか」
>>683
後輩♀「な、なな、何言ってるんですか」
後輩♀「こんな時期ですし、汗かいてますし…いい匂いなんてしないですよ」
後輩♀「ていうか息をとめてください。嗅いじゃいやですよ」
後輩♀「体臭なんて恥ずかしいじゃないですか…」
後輩♀「もう…あんまり変なことすると途中でやめちゃいますよ」
後輩♀「それじゃあ、はじめますね」
後輩♀「あとこれ一応私の耳かきなんですけど抵抗ないですか?」
後輩♀「もちろんちゃんとキレイにしてます」
後輩♀「先輩って潔癖なイメージあったんですけどね」
後輩♀「これで始めちゃっても問題ないなら、遠慮なくつっこんでいきますよ」
>>697
後輩♀「いきますよ。絶対に動かないでくださいね」
後輩♀「私のせいで難聴になったなんていわれたくないですから」
コリ…コリ…
後輩♀「ん……こんな感じですか?」
コリ…カリ…
後輩♀「あんまり深くいれないほうがいいですよね」
後輩♀「目視ではそんなに耳垢があるようには見えないんですよ」
後輩♀「私が影になっちゃって、暗いんですよね」
後輩♀「動画ではクリニックでライトあてたりしてたんで、先輩がおもってる耳かきとちがったらごめんなさい」
後輩♀「えっと、あと…頭なでてほしいんでしたっけ」
後輩♀「……こうですか」なでなで
後輩♀「なんかおっきな子供を甘やかしてる気分になりますね」
後輩♀「せんぱーい。どうですか?」
カリ…カリ…
>>706
後輩♀「なにかいいましたか」
後輩♀「たってきたって…いま絶対立ち上がったりしないでくださいね。大事故になりますよ」
後輩♀「血を見るのはごめんですからね」
後輩♀「それにしても、後輩の女の子にこんなことさせるなんて先輩はいい御身分ですね」
後輩♀「あ、見つけた。奥にあるのとりますね」
後輩♀「んしょ…んしょ」
コリ… コリ…
後輩♀「わっ、取れました!」
後輩♀「やったぁ。緊張しました」
後輩♀「でも達成感結構ありますねこれ。どうですか? きもちいいですか?」
後輩♀「アーーー。よく聞こえるようになりました? クスクス」
後輩♀「結構キレイになってきたとおもうので、反対もしましょうね」
後輩♀「このままクルンって回ってください」
>>720
後輩♀「反対の耳をむけてくださいって言ったんです」
後輩♀「もーー…年上が年下に甘えないでください」
後輩♀「もしかして先輩って……意外とマザコンだったりしますか?」
後輩♀「別に。なんとなくそうおもっただけです」
後輩♀「反対もしますよ」
カリ… カリ…
後輩♀「ちょっと慣れてきました」
後輩♀「なんだか先輩が嬉しそうな顔してるから、こっちも楽しくなってきます」
後輩♀「私も先輩にされてみたいなぁっておもっちゃいます」
後輩♀「いえいえ、冗談ですよ。先輩はなんとなくパワーのコントロールができなさそうで怖いですから」
カリ… カリ…
後輩♀「はい。こっちも大方キレイになりましたよ」
後輩♀「これでいいですか」
>>735
後輩♀「あぁ…そういえば。ありましたね」
後輩♀「あのときは話が二転三転して、すっかり忘れてました」
後輩♀「先輩」
後輩♀「…どうしていまそんな話するんですか」
後輩♀「……」じっ
頭を撫でる後輩の手がすこし汗ばんでいるように感じる
>>743
後輩♀「先輩」
後輩♀「私……先輩のなんなんですかね」
後輩♀「ただの先輩後輩の関係で、こんなことするんですかね」
後輩♀「喫茶店デートしたり、プールで特訓につきあってもらったり」
後輩♀「毎日おべんとう一緒にたべたり…家に招いたり」
後輩♀「どうなんでしょうね……」
後輩♀「私は……先輩のこと…」
後輩♀「いえ……」
なにか思いつめた顔をしている
>>757
後輩♀「…はい。私でよければ」
後輩♀「私も先輩のこと…好きです」
後輩♀「……あぁ、やっと言えた」
後輩♀「やっと言えました。先輩、よかった…」
後輩♀「告白ってどういうときにすればいいのかなっておもってたんですけど」
後輩♀「なんていうか、最終的なお互いの気持ちの確認でしかないんですね」
後輩♀「正直いうとですね、絶対先輩は私のこと好きだってわかってましたし、私もずっと先輩のこと好きだったので」
後輩♀「あとはタイミングだけだったんです」
後輩♀「勇気だして部屋にきてもらってよかった…」
後輩♀「これで先輩が私の彼氏なんですね。私は先輩の彼女…えへ」
後輩♀「これからよろしくおねがいしますね先輩」
後輩♀「耳かきの続きしましょっか…♥」
第五話 完
後輩♀「え? じゃないですよ」
後輩♀「どこにも連れて行ってくれないんですか? 彼女を」
後輩♀「か の じょ。です」
後輩♀「にへ」
後輩♀「自分でいうのもちょっと恥ずかしいんですけどね」
後輩♀「やっぱり夏はできるだけ一緒に遊びたいじゃないですか」
後輩♀「お互いに示し合わせないと、こうして学校で顔をあわすってこともないでしょう」
後輩♀「寮の友達は実家に帰省する子がおおいので、ほんとに暇なんですよ」
後輩♀「ということで、先輩パワーでどこか連れて行ってください」
>>798
寝る人はおやすみ
後輩♀「え? スキー? ……」イラッ
後輩♀「ウィンタースポーツじゃないですかー」
後輩♀「それは冬デートの楽しみにとっておきましょうよ…」
後輩♀「夏真っ盛りですよ。普通は海にいったり、キャンプしたり、リゾート施設にいったり」
後輩♀「夏祭りに花火大会……」
後輩♀「自分でいうのもなんですけど陰キャラの私にはどれも想像しただけで胸が躍りますね」
後輩♀「先輩は私と一緒にしたいことってないんですか」
>>819
後輩♀「なら私が選んでいいってことですか?」
後輩♀「えーとじゃあ、ここに行ってみたいです」pi
後輩♀「この夏を駆け抜けよう!リゾートプールランド」
後輩♀「なんと20種類のプールアトラクションに豪華な宿泊ホテルに新鮮な海の幸!」
後輩♀「電車でいける距離ですし、ちょっとした旅行なんてどうですか」
後輩♀「私は夏休み資金もらってますんで、奮発すれば行けますよ」
後輩♀「それとも…先輩の家はそういうの厳しかったりしますか?」
>>828
後輩♀「予約とっておきますね。楽しみですね」
『リゾートプールランド』
後輩♀「やっと着きました」
後輩♀「日差しがあついですね……」
後輩♀「電車の中で爆睡しちゃってすみません。昨晩は楽しみであまり眠れなくて…」
後輩♀「さっそく行きましょう。あのとき水着かっておいて本当によかったです」
後輩♀「広すぎてどこからまわったものか」
後輩♀「先輩がきめていいですよ」
流れるプール 波の出るプール ジェットコースター ウォータースライダー
休憩処(フードコート) ビーチ ホテル
>>838
後輩♀「みてください! おっきい波がざっぱーんって」
後輩♀「これ私入っても大丈夫ですかね」
後輩♀「絶対に手離さないでくださいね」ギュ
後輩♀「キャッ…これが人工の波って信じられませんね」
後輩♀「先輩、もうちょっと奥までいきませんか」
後輩♀「わぷっ、あはは。今の波おっきかったですね」
後輩♀「海水みたいにしょっぱくないから顔にかかっても全然気にならないです」
後輩♀「ちょっと前の私ならこんな所くるなんて、考えもしませんでした」
後輩♀「プールの楽しさをおしえてくれた先輩に感謝です」
後輩♀「……先輩?」
波で後輩のビキニがゆるんでいるようにみえる
>>848
ピッ
後輩♀「えっ!?」
後輩♀「きゃーちょっと先輩!? なにしてっ…返してください」
後輩♀「わぷっ、また波が…」
後輩♀「いやぁぁぁ先輩!」
後輩♀「もうっ、変態!」
後輩♀「え…かなり緩んでたから波に持っていかれる前に…?」
後輩♀「じゃあ早く返してください」ジトー
後輩♀「…そういうのは早く伝えてくださいよ」
後輩♀「ふう…波の出るプールは危ないですね」
後輩♀(危なかった…こんな公衆の面前で…///)
後輩♀(先輩にみられちゃったのかな…水に浸かってたからみえてないよね…?)
後輩♀「違うところに行きましょう…」
流れるプール ジェットコースター ウォータースライダー
休憩処(フードコート) ビーチ ホテル
>>860
後輩♀「お腹すいちゃいました。お昼にしましょうか」
後輩♀「私は…ホットドッグとチュロスかな」
後輩♀「先輩は何がいいですか」
後輩♀「こうして一緒に列にならんでると、ほんとにカップルなんだなぁって実感しません?」
後輩♀「まわりのひとたちと一緒ですよ」
後輩♀「えへ」
後輩♀「そういえば、聞き逃したことがひとつあったんですけど」
後輩♀「先輩ってどんな女性が好みなんですか?」
後輩♀「料理うまい人が好きとはききました。じゃあ外見とかは?」
後輩♀「……」チラ
>>872
後輩♀「べ、べつにコンプレックスなんかじゃ…」
後輩♀「身長相応だとおもってます…私はね」
後輩♀(でも周りに中学生っていわれるのはちょっとイヤ…)
後輩♀「別に無理に私のお子様体型をもちあげなくてもいいんですよ」
後輩♀「ほらあの女子大生っぽいグループ見てください」
後輩♀「みんな背高くてすごいプロポーションですよね…水着も際どいし」
後輩♀「……むぅ」
後輩♀「やっぱり見ちゃだめです。こっちずっと向いててください」グイッ
後輩♀「すいません…やっぱりコンプレックスでした」
後輩♀「はむ……チュロスおいしいです。はむ」
>>890
後輩♀「はむ……ふふ」
後輩♀「おいしいですよ」
後輩♀「じゃあ私のココア味のチュロスもどうぞ」ボロン
後輩♀「なんだか剣をつきつけあってフェンシングしてるみたいですね」
後輩♀「はぐはぐ…えほっ…あんまり口の奥につっこんでこないでくださいよ」
後輩♀「ごちそうさまでした」
後輩♀「プールで食べるご飯って格別に美味しく感じますよね」
後輩♀「次はどこで遊びましょうか」
流れるプール ジェットコースター ウォータースライダー
ビーチ ホテル
>>906
後輩♀「あーちょっと遠慮します」
後輩♀「いやです」
後輩♀「いやっ、まって…ひっぱっちゃイヤです」
後輩♀「…はい? ビビってませんけど?」
後輩♀「でもちょっとそういう気分じゃないなっておもって…いや、ほんとイヤです…ヤなんです」
後輩♀「すみません怖いです。高い所はちょっと…」
後輩♀「せめて先輩が一緒なら」
スタッフ「専用のボートでお二人用まで一緒に滑れるスライダーですよ」
後輩♀「……」
後輩♀「…わかりました。私はずっと目をつぶっていますので」
後輩♀「先輩は私が吹っ飛んでいかないように、離さないでいてください」
後輩♀「あ゙~あああああ~~~~~!」
後輩♀「い゙やあああああああああ!!!」
後輩♀「先輩もっとぎゅっとしてください~~~!!!」
後輩♀「二度と滑りませんあんなもの」
後輩♀「先輩はずいぶん楽しんだみたいでなによりです」
後輩♀「あといくつかプール回って、そのあとホテルにチェックインしましょう!」
後輩♀「新鮮な海の幸をつかった料理と、温泉がまってますよ」
『ホテル』
後輩♀「綺麗なお部屋でよかったですね」
後輩♀「夜はなにします?」
後輩♀「最近私達がハマってるアレしちゃいます? アレ」
>>964
後輩♀「私も耳かきされる気持ちよさにめざめちゃったんですよね」
後輩♀「交代交代にしましょうね」
後輩♀「先輩って、耳元でふーってされるの好きで、びくってなるのかわいいんですよ」
後輩♀「いまはしませんよ? お風呂のあとの寝る前の楽しみですからね」
後輩♀「お夕飯豪華でしたね。海鮮ビュッフェってはじめてです」
後輩♀「先輩ったら食べ過ぎちゃって…」
後輩♀「お腹こーんなになってるじゃないですか」
後輩♀「さぁ楽しみにしてたお風呂ですよお風呂♪」
>>976
後輩♀「もしかして私と一緒に入りたいんですか? くす」
後輩♀「クールな表情してますけど、普段頭の中では…結構やらしーこと考えてます?」
後輩♀「いえいえいいんですよ。健全だとおもいます」
後輩♀「家族湯が空いてたら入っちゃいます?」
後輩♀「先輩って、そういう度胸はないとおもってたんですけど」
後輩♀「なんていうか、欲望にはまっすぐですね」
後輩♀「半分冗談だったんですけど」
後輩♀「いざ一緒にっておもうと…ちょっと…緊張しますね」
後輩♀「先輩とは…まぁ彼氏彼女の関係ではありますけど」
後輩♀「一緒にお風呂はいるほどディープかっていわれると…微妙ですよね」
後輩♀「…そうおもいませんか?」
後輩♀「裸の付き合いで一歩仲を深めるっていうのもありな気もしますけどね」
後輩♀「間違ってもこっちは見ないでくださいね」
後輩♀「裸をみられるのが恥ずかしいっていうよりも、脱いでるところをみられるのが恥ずかしいんですよ」
後輩♀「そこわかってくださいね」
スルスル…
後輩♀「もう先輩も脱ぎ始めていいですよ」
後輩♀「私先に入ってますね。あとから来てください」
後輩♀「ふう…暖かくてきもちいい」
後輩♀「先輩、こっちですよ。きもちいいですよ」
後輩♀「あはは、なんだか不思議な感じですね」
後輩♀「いつも顔つきあわせてるのに、一緒にお風呂ははじめてですもんね」
後輩♀「おもったより…大丈夫ですね」
後輩♀「もっと恥ずかしいのかなって最初はおもったんですけど」
後輩♀「ま、お互い様ですし! お風呂ってそういうもんですし」
後輩♀「だから先輩も普通にくつろいでくださいね」
後輩♀「お湯につけるのはマナー違反です。ほら、張り紙も。最近は4ヶ国語くらいでかいてあるんですねー」
後輩♀「もしかして…隠したほうがよさげですか」
後輩♀「まぁ見られてまったく恥ずかしくないわけじゃないですけどね、お風呂に一緒にはいってまで」
後輩♀「キャーキャーいうのは違うじゃないですか」
後輩♀「でしょう?」
後輩♀「先輩も男らしく…あ、隠した」
後輩♀「ふふん……なんか勝った気分」
後輩♀「先輩の前で裸でうろうろはちょっと気が引けます」
後輩♀「先輩、つからないんですか」
後輩♀「いいですよ。隣にでもどうぞ」
後輩♀「そうそう。この温泉結構あついですよ気をつけて」
後輩♀「こうしてるとなんだかホッとしますね」
後輩♀「先輩と温泉旅行…」
後輩♀「ここはホテルですけど、そのうち普通の温泉宿にもいってみたいですねー」
後輩♀「冬休みにどうですか? スキーしてぇ、温泉♪」
後輩♀「なにをしているわけでもなく、こうして隣にいるだけで私は楽しいです」ピト
後輩♀「先輩もそうおもってるといいな」
後輩♀「なんかいつもより顔赤いですね」
後輩♀「のぼせるにしては早くないですか?くす」
後輩♀「先輩って意外とウブってやつですね」
後輩♀「まだまだ夜はこれからですよ」ヒソヒソ
後輩♀「……別に変な意味じゃないですよ」
後輩♀「それじゃ私体と髪の毛あらいます」
後輩♀「あ、ちなみに盗み見るのはご法度です。夜空の星座でもなぞっててください」
後輩♀「え~? 痔ですか? いきなりそんな話振りますか…」
後輩♀「あぁでもわかりますよ聞きたくなる気持ち」
後輩♀「私も友達と銭湯いったら、おもいがけないディープな話題したりしますもん」
後輩♀「裸になって包み隠さずってやつですかね」
後輩♀「まぁ明け透けに言うとですね、結構経過良好って感じです」
後輩♀「もう痛さはほとんどないですよ」
後輩♀「その節はどうも。けど忘れてくださいって結構何回も釘さしたんですけどね」
後輩♀「……先輩ってもしかしてずっと私のこと考えてたりしません?」
後輩♀「図星でしょ」
後輩♀「どうおもいますか?」
後輩♀「のばしすぎると私って根暗っぽさが増すんですよね」
後輩♀「染めたりもしたことないので、髪の毛の印象重たいんですよ」
後輩♀「でもいまは根暗だとおもわれても問題ないじゃないですか。先輩がいてくれるし」
後輩♀「どんな髪型にしようかな~」しゃかしゃか
後輩♀「あれ…シャワーどこいったんだろ…あれ?」
後輩♀「あぅぅ…泡が…目あかない」
スッ
後輩♀「あぁどうもどうも。すみません」
後輩♀「って! 先輩! ~~~っ///」
後輩♀「見てたでしょ…ばっちり…背中とかお尻とか…」
後輩♀「先輩。そこ座って」
後輩♀「一方的はだめですよ。私も先輩ウォッチングします」
後輩♀「というより、頭洗ってあげます」
後輩♀「美容院や床屋さんで他人にシャンプーくらいしてもらったことありますよね」
後輩♀「耳かきよりはハードルひくいんで大丈夫ですよ」
後輩♀「任せてください」
後輩♀「目つぶってくださいね。ざばー」
後輩♀「あははは…先輩の髪の毛って濡れてぺちゃんこになったらおもしろいですよね」
後輩♀「いつもちくちくしてるのに。かわいい」ぺたぺた
後輩♀「かゆいところございますか~?」
後輩♀「これ好きな人にやってみたかったんですよ」
後輩♀「どうですか? この辺? こっちのほう?」
しゃか しゃか…
後輩♀「耳の後ろとかわしゃわしゃされるときもちよくないですか?」
後輩♀「先輩?どうしたんですか」
後輩♀「さっきからなんだかかたくないですか。リラックスリラックス」
後輩♀「……生理現象ですか?」ボソ
後輩♀「私だってそれくらい知ってます」
後輩♀「いつも先輩が、私のひざまくらでちょっと興奮してるなーってことくらい気づいてますよ」
後輩♀「別にその事を咎めはしませんよ。あるとおもいますそういうことって」
後輩♀「でも、そういう反応をはっきりとみちゃうのは、ちょっと恥ずかしいんですね…」
後輩♀「私は別に…イヤな気分ではないですよ」
後輩♀「むしろ……いえ…なんでもないです」
後輩♀「あんまりくっつくのはよくないっぽいですね! これくらいにしてそろそろお風呂あがりましょう!」
後輩♀「いいお風呂でしたね~」
後輩♀「貸し切り風呂ってあんな感じなんですね」
後輩♀「明日の朝は大浴場いってみようとおもいます」
後輩♀「さてと…ふぁ~~」
後輩♀「朝からいっぱい遊んで、お腹もいっぱいで、お風呂もはいって…」
後輩♀「もう大満足な一日じゃないですか」
後輩♀「くたぁ~」
後輩♀「先輩、ひざまくらは~」
後輩♀「私もうゴロゴロしたいモードなので、正座しませ~ん。ふふ」
後輩♀「うそです。交代交代って決めましたもんね」
後輩♀「私…意外とフェチだったのかもしれません」すりすり
後輩♀「甘やかしてください」
後輩♀「あと耳かき」
後輩♀「ちゃんと一式もってきてますよ」
後輩♀「梵天も、最後にフー、もしてくださいね」
カリ…カリ…
後輩♀「今これ以上の幸せはみつかりませんね~」
後輩♀「このままスゥーッと眠れたら最高なんですけど…」
後輩♀「あー、先に先輩の耳かきおわらせておけばよかったぁ」
後輩♀「ありゃ、寝入っちゃいそうですね。うとうとして」
後輩♀「気持ちいいのはわかりますけど」
後輩♀「こっち私のベッドなので。先輩はあっちです」
後輩♀「おーきーて」
後輩♀「先輩?」
後輩♀「あ、テコでも動かない気だ」
後輩♀「根を張られたら困ります」
後輩♀「じゃあ私が向こうのベッドに……おやすみなさ――
グイッ
後輩♀「えっ」
後輩♀「そんな真剣な目で見られたら、告白されたときのこと思い出しちゃいますね」
後輩♀「……ずるいですよ? 私、断れないじゃないですか」
後輩♀「……♥」コク
後輩♀「いいですよ」
後輩♀「んっ、んんぅ……んはっ♥」
後輩♀「せんっぱ……い」
後輩♀「……♥ キスってこんな感じなんですね」
後輩♀「ねー先輩…もう一回しましょ」
後輩♀「んんぅ♥」
後輩♀「しちゃったんですよ。チュー」
後輩♀「なんか顔あわせるの恥ずかしいですね…。えへ、へへ」
後輩♀「ちょっと…眠れそうにないです。顔も火照っちゃって」
後輩♀「先輩……このまま一緒に寝ましょ」
後輩♀「いっぱい抱きついて、チューもまだしたいですし」
後輩♀「…もっと先輩のこと感じたまま眠りたいです」
後輩♀「先輩と旅行にきてよかった…」
後輩♀「ん…♥」
後輩♀「起きてください。寝坊助なんですね」
後輩♀「せんぱい?」
後輩♀「おーきーて」
後輩♀「…あぁ起きました? あのですね…気づきます?」
後輩♀「すっっっっごく暑いんで、これ! ぎゅーってひとのこと抱きまくらみたいに一晩中!」
後輩♀「暑さで死ぬかとおもいましたよ」
後輩♀「早く離してください…」
後輩♀「こら、寝ぼけたふりしてもダメです」
後輩♀「お風呂入ってきますね」
後輩♀「あ、その前に」
後輩♀「おはようございます。ちう♥」
第六話 完
良いSSだった
引用元: 後輩♀「なんですか先輩?私のお弁当そんな風にみつめてもあげませんよ?」
引用元: 後輩♀「先輩と混浴ですか…?」