召喚士「一生に一度の大召喚なんだから、かっこいいドラゴンとか美しい精霊を召喚したかったのに!」
召喚士「こんなきもくて臭くてきもい生き物がこれから先のパートナーなんてイヤ!」
召喚士「あんた知性はあるの!? なんかしゃべってみなさいよ」
ぽまいら「>>5」
召喚士「あんた私の使い魔として召喚された魔物のくせになにが余に従えよ!」
召喚士「あんたが私に一生コキ使われるの!!」
召喚士「立場わかってんの!?」
召喚士「あんたはね、この世界では私の魔力がないと生きていけないのよ!」
召喚士「私のために戦ったり、働いて魔力をもらえるように努めないとだめなの!」
召喚士「わかった!? 返事は!!」
ぽまえら「>>15」
召喚士「……もしかして、邪神や悪魔の類じゃないでしょうね」
召喚士「ううん、そんなはずない。私は善良な召喚士なんだから」
召喚士「悪いやつは召喚されないはず…」
召喚士「ね、ねぇあんた…一応きくけど…」
召喚士「私たちの味方してくれるんだよね…?」
ぽまいら「>>28」
召喚士「私の使い魔なんだからね。ご主人様としてなんでも命令する権限があるし、あんたはそれを断れない」
召喚士「そうね…まずは…部屋の掃除…」
召喚士(いや…逆に汚物まみれになりそう。臭いし)
召喚士「ううん……こんなやつに肩をもんでほしくもないし、お使い行かせたら街の人がびっくりしちゃうし」
召喚士「もう!」
召喚士「あんた何ならできそうなの!?」
ぽまいら「>>43」
召喚士「そんなおっかないことを!?」
召喚士「洗脳系の能力をつかえるのね…」
召喚士(うーむ、これは使えそう)
召喚士(先生たちに寄生して魔術テストでA判定もらっちゃったり!? にひひ)
召喚士(本当にうまくつかえるかどうかまずは誰かで実験してみようかな)
召喚士「じゃあさ、ちょうどあそこにいるアメーバスライムに寄生してみてよ! どんな感じになるか見てみたい…」
召喚士「おおー! なんか吸い込まれていった。これで寄生完了なのかな?」
召喚士「ねぇねぇ、聞こえてたら返事して」
ぽまいらスライム「>>68」
召喚士「下等なスライムが喋ってるところなんてはじめてみちゃった」
召喚士「でも寄生すると知能は元の生物と少し混ざっちゃうみたいね」
召喚士「つんつん♪ あんたなかなか使えそう」
召喚士「キモくて臭いことを除けば私の使い魔にふさわしい性能ね」
召喚士「さぁ、元にもどっていいわよ。スライムを解放してあげ…まてよ」
召喚士「あんたってさぁ、超臭くてきもい見た目じゃん? でもなにかに寄生したらその生物の姿でいられるでしょ?」
召喚士「ねぇねぇ、かわいい猫ちゃんに寄生してみない!?」キラキラ
ぽまいら「>>90」
召喚士「なによつまんないやつ」
召喚士「やっぱ撤回、あんたまじで使えない。生ゴミ」
召喚士「なーにが猫アレルギーよ! 尊大な態度で笑わせないで」
召喚士「私の機嫌を損ねたらどうなるかわかってるの」
召喚士「今夜の魔力ぬきね。お腹すかせて苦しみなさい」
召喚士「それがイヤなら私の機嫌ひとつくらいとって見せなさいよ」
ぽまいら「>>106」
召喚士「はぁ!!? ご、ご主人様に攻撃しようっていうの!」
召喚士「そっちこそ舐めた口きいてたらぶっ殺すわよ。撤回しなさい」
召喚士「あんたは召喚獣である以上、私の命令には逆らえないんだからね!」
召喚士「いちいちイライラする口のききかたしないで」
召喚士「寄生?できるもんならどうぞ? やってみなさいよ!」
召喚士「キモいあんたごときに簡単に寄生される私じゃないわ」
ぽまいら「>>118」
召喚士「あーもういい」
召喚士「今日のところは学園寮に帰るわよ…」
召喚士「ご飯(魔力)あげるかどうかはあんたの振る舞い次第だから」
召喚士「あんまりご主人様に舐めた口きかないほうがいいわよ」
学園寮のロビー
クラスメイトA「うわぁ、なにそのきもい召喚獣w」
クラスメイトB「クスクス…あなたって本当に才能ないのね。センスも悪くて最悪ね」
クラスメイトC「気持ち悪いから金輪際近づかないでくださいません?w」
召喚士「く…うぅぅ……(涙目)」
召喚士「い、行くわよ…お部屋に戻りましょう」
ぽまいら「>>138」
クラスメイトA「きゃっ」バタッ
クラスメイトB「ちょっとAちゃん! 大丈夫」
クラスメイトC「大変! Aさんが急に倒れられましたわ」
召喚士「げ……うそ…もしかしてやっちゃった…?」
召喚士(もしかして私のために…?)
召喚士(でもあんまり無茶しちゃだめよ…一応仲悪くてもクラスの子たちだから…)
クラスメイトC「Aさん! あぁよかった、気がついたのですね」
クラスメイトB「びっくりさせるなよー」
ぽまいらメイトA「>>159」
クラスメイトC「えっ!? Aさん!?」
クラスメイトB「お、おい何してるんだ! やめなって」
クラスメイトC「だめですよAさんこんなところで! 他の方に見られていますわ!」
クラスメイトB「どうしちゃったんだよ! おい!」
召喚士(このエロキモ下等生物……っ)
チュクチュク
チュクチュク
ビクン ビクンッ
クラスメイトA「え…私いままでなにを……」
クラスメイトB「あ、あのさ…///」
クラスメイトC「///」
クラスメイトA「うそ…なんで…きゃああああああっ///」
召喚士「まったく。ああいうことはほどほどにしなさい」
召喚士「私がけしかけたってバレたら、大変なことになるじゃない」
召喚士「余計立場わるくなるっての」
召喚士「ま、ちょっといい気味だったけどね。にひひ」
召喚士「一応私のためにしてくれたって解釈していいの?」
召喚士「……しかたないわね。ご褒美ちょっとだけあげる」
召喚士「はい魔力。たっぷり感謝しながら私の手を握ってごらんなさい」
ぽまいら「>>185」
召喚士「って! きもいこといわせるなバカ!」
召喚士(まぁ実際私の魔力なしじゃ生きていけないんだし、母親と赤子みたいな関係だけど…)
召喚士(いざそう言われると変な気分……)ジトー
召喚士「なんかあんたの手ってねちゃねちゃしてるね」
召喚士「しかも臭いし……」
召喚士「そっか…お風呂入れればいいんだ…でもうち女子寮だからなぁ」
召喚士「普通はね、みんな精霊やドラゴンの使い魔と寝食やお風呂も一緒に過ごすの」
召喚士「でもあんたはダメ。公共の場につれていくとパニックになっちゃう」
召喚士「だれもいない時間見計らうしかないか…はぁ~」
召喚士「ってわけで深夜よ」
召喚士「はい、お風呂入ってらっしゃい。いまだれもいないから」
召喚士「知性高いんでしょ? お風呂の入りかたくらいわかるよね?」
ぽまいら「>>220」
召喚士「その尊大な口調にすっごくイラッとした」
召喚士「まぁ仕方ないわね、おおかたお風呂の文化がない世界からきたんでしょ」
召喚士「じゃないとこんな臭くてきもくなるわけないもんね。もうヘドロとか泥の塊みたいになってるじゃん」
召喚士「私がいれてあげるから。ちょっとまってなさいね」
召喚士(バスタオル着用)「見たら目玉えぐりだして殺すから…」
召喚士「ご主人様の言うことは絶対だからね」
召喚士「いまから私がちゃちゃっとブラシで汚れ削ぎおとしてあげるから、目をつぶってじっとしてなさいね」
ぽまいら「>>240」
召喚士「私のお父様は歴史に名を残すような偉大な召喚士よ」
召喚士「…究極召喚陣の暴発事故で10年以上前にこの世から消滅しちゃったんだけどね」
召喚士「そんな偉大な父をもつ私の召喚獣があんたなんて、最低な気分」
召喚士「お父様にこんなの見られたら勘当されてるわよ」
ゴシゴシ…
召喚士「結構汚れおちてきたかも!」
召喚士「おお、洗いさえすれば意外と普通? おもったより人型なんだね」
召喚士「よし、こんなもんね。ピカピカになったし…臭いも…すんすん、まぁマシか」
召喚士「じゃあ先に出て体乾かしておきなさい。私はゆっくりお風呂入ってもどるから」
ぽまいら「>>270」
召喚士「はい明日の朝食抜き決定♪」
召喚士「いやーあんた程度のキモい使い魔なら、別にどうなってもいいから扱い考えなくてよくて、気楽だわ」
召喚士「暴発? どうぞどうぞご勝手に~」
召喚士「なんなら私が召喚術の単位取得したあとは好き勝手野山に消えてもいいわよ」
召喚士「あはははっ」
ぽまいら「>>295」
召喚士「よりにもよってミノタウロスですって」
召喚士「あんたの世界のジョーク……つまんないわ。とってもつまんない」
召喚士「いまのはさすがの私もぷっつんきた」
ザバッ
召喚士「あんたみたいなウルトラスーパーキモクサ謎生命体にそんなこと言われる筋合いないわよ!!」
召喚士「いますぐご主人様のこの手で血の池に沈めてやろうか!」
おまいら「>>314」
召喚士「いや…待ちなさい。私を乗っ取るのはズルよ」
召喚士「こ、公開オナ……ニー……って」
召喚士「そんなことしちゃったら、学園生活おわるから!」
召喚士「私の順風満帆な人生終わっちゃうから!」
召喚士「やめなさい。よし、喧嘩はやめましょう。無益だから」
召喚士「……まぁ、万が一にも私があんたごときに寄生されることはないんだけど…」
召喚士「ね、念の為に…私を操るのは禁止ってことにしておくわ」ブルルッ
召喚士「そんなこと…しないよね…? 魔界ジョークってやつよね?」
召喚士「私あんたなんかを召喚したせいで人生おわりたくない(涙目)」
おまいら「>>344」
召喚士「え? 亜空間ゲート? これが!?」
召喚士「すごっ! そんな最高等級の魔術つかえる人間…お父様以外…」
召喚士「あんたなにもの…」
召喚士(これがあれば…筆記テストを盗み見することも…)ゴクリ
召喚士(それどころかなんでもできちゃう♪ 移動だっていちいちあるかなくていいし、どこへだってひとっ飛び!?)
召喚士(こんな魔術をつかえる私って天才!?)
召喚士「こ、これ! いつでも出せるの!?」
召喚士「私にこの能力よこしなさい! どうせあんたじゃうまいこと使えないでしょ!」
おまいら「>>379」
召喚士「知能がさがっちゃった…なるほど、この術には膨大な魔力をつかうのね」
召喚士「うわぁ…知性までなくなるといよいよ下等生物ね」
召喚士(仮に私が自分でつかったら、私もこんなふうになっちゃうのかな…)ゾゾッ
召喚士「あんた…回復したら自分で始末してからもどってきなさいね…」
召喚士「魔力はいいものを見せてもらったお礼に、特別にちょっとだけわけてあげる…」
ツン
召喚士「はい、こんだけあれば大丈夫でしょ」
召喚士「私部屋もどって先に寝てるから…」
召喚士の部屋
召喚士「zzz」すやすや
ぽまいら「>>418」
寮母「お部屋に戻って寝なさいね」
おまいら召喚士「……」コク
召喚士(……あれ、なんだろう…なにしてるんだろう私…)
校庭
おまいら召喚士「……」バサッ
召喚士(え…なんで私裸なの…うそ!? 外だよここ!?)
召喚士(イヤっ…手が勝手に…まさかあいつの仕業!?)
召喚士(ちょ…まって…やめなさい! ご主人様を乗っ取るなんて!)
おまいら召喚士「>>439」
召喚士(そっか、あんたって服着る文化なんてないから裸が自然…)
召喚士(…って、それあんた基準でしょ…)
召喚士(私は人間の女の子だから裸は無理なの!! 恥ずかしいの!)
召喚士(いやぁあぁあ服きさせてよーーー!)
召喚士(ていうか始末って、誰かと戦う気!? 私の肉体で戦っても勝てないわよ、普通の女の子だから!)
召喚士(何を始末にいくの? 私にちゃんと説明しなさい)
おまいら召喚士「>>455」
任○堂社長「彼女は亜空間ゲートから突然あらわれた召喚士で、複数の魔物を召喚して操り、相手を攻撃します」
任○堂社長「もちろん亜空間ゲートをつかった必殺技も用意してますよ!」
任○堂社長「そしてなにより、すこしエッチな姿をしているのが特徴ですね」
召喚士(なんで私がこんなことになってるの~!)
召喚士(私大好きなマ○オやピカチ○ウと戦いたくないわよ)
召喚士(ねぇお願い…世界中の子供たちにこんな姿みられるの教育上よくないってば!)
召喚士(元の世界にかえしてよ!)
召喚士おまいら「>>480」
さてさっきのとこへ戻れた…クチュクチュ
召喚士(恥ずかしさで死ぬかとおもった…あの世界の人たち何億人に裸みられちゃったんだろう…)
召喚士(よかったぁ…もどってこれて)
召喚士(あんた荒唐無稽なことして私を困らせるのやめなさい)
召喚士(それよりも解放してよ)
召喚士(なんでお股いじらないとだめなの…) ビクッ
召喚士(んっ……くぅぅ)
召喚士(あんたの暇つぶしにはもう付き合いきれないわ)
召喚士(これ以上目的もなく悪さばっかりするなら、私はあんたを元の世界に送り返す)
おまいら召喚士「>>497」
召喚士「あー、どっと疲れた…やっと自分の体戻ってきたし」
召喚士「とりあえず服着てっと……」
召喚士「……ぐすっ」
召喚士「惨め過ぎる……」
召喚士「私の裸……いっぱい見たでしょ…(涙目)」
召喚士「てか知らない世界の人たちに見られたぁ…(号泣)」
召喚士「ふぇぇえええん」
おまいら「>>519」
召喚士「死ねっ!死ねっ!」ゲシッ ゲシッ
召喚士「何勝手にご主人様の体つかってスリル楽しんでるのよ!」
召喚士「あまつさえじっくり見て感想述べてるんじゃないわよ変態!!」
召喚士「私は今日一日の出来事を決して忘れないし許さないから! もう今後一生畜生以下の扱いしてあげる!」
召喚士「いいわね」
召喚士「私が変態生ゴミって呼んだら、とびっきりの気色悪い声で返事しなさい」
召喚士「おい変態生ゴミ」
おまいら「>>540」
翌週
教師「みなさん、期間内に自分の使い魔を召喚できましたか?」
教師「今日はお披露目会です! 優秀なし使い魔の召喚に成功した人には優をさずけましょう」
教師「では一人づつ順番に発表してもらいましょう」
クラスメイトA「やった! 私の幼竜は優だったぜ」
クラスメイトB「ちぇ、私のピクシーはありがちで可だったよ」
クラスメイトC「私も水竜を召喚して優でした」
ABC「…」チラッ
教師「次は召喚士さん、あなた今季の課題でどのような召喚に成功しましたか?」
召喚士「はい。私の召喚獣は」
召喚士「おい、変態生ゴミ」
おまいら「俺、変態生ゴミ(`ェ´)ピャー」
教師「え……」
召喚士「能力は人を操って辱めることで、あとは食べて寝るだけの臭くてキモいゴミです」
召喚士「以上です」
教師「不可」
おわり