戦士「まほうのビキニならあるけど…」
女魔導士「え?」
戦士「まほうのビキニならあるけど…」
戦士「うん、まあ、一応、こういうこともあろうかとおもってさ」
女魔導士「…え?…はあ、よくわかりませんけど…、はあ、それにしても」
女魔導士「なにか変えの装備品は…」
戦士「女魔導士、女魔導士、」
女魔導士「はい?」
戦士「まほうのビキニなら」
戦士「あるけど?」
戦士「うん、今、お前が装備できそうなの、これしかないからさ」
戦士「一応これ、ちゃんとした女用の装備品だし…防御力もまあまああるし、魔力もあがるし…」
戦士「よかったら、これ、装備して…」
女魔導士「え、いやですけど…」
女魔導士「いやだから、いやですよ…そんな露出度が高い装備…恥ずかしいじゃないですか」
戦士「恥ずかしいとかそういう問題やないやろがっ!!」
女魔導士「!?」
戦士「なんなん!これちゃんとした装備品やん!着ようよ!恥ずかしいとか…ちょ…
そういう場じゃないし!ここフィールドだし!命がけで旅してるのに…そんな目で見る奴いるわけないじゃん!」
戦士「わかってくれたらいいわ、ん、ほら、はやく木の陰にでもいって装備してきな」
女魔導士「は、はい、まあ確かに背に腹はかえらえませんから…わかりまし…」
戦士「」にちゃあ…
女魔導士「!?…や、やっぱりやめますっ!」
戦士「はあ!?」
目つきでした!とても信用できません!」
戦士「は、はああ!何言ってんのお前!?仲間やん!仲間に向かって何いってんの!?
ひどっ…ひどすぎるわまじで!」
女魔導士「いやです!絶対に」
戦士「はあ、なにそれ、なんでそんなかたくななん!?着てよ!もうこれしかないじゃん!
ほら、はやく!」
僧侶「はあ…ナニを騒いでいるんですか二人とも…フィールドでほかのパーティに
みられたらみっともないですよ」
女魔導士「僧侶…い、いや、ですけど…」
僧侶「女魔導士も少しは落ち着いて下さい…戦士も言いかたはアレでしたが
一応、あなたが装備品を失ったことを気遣っただけじゃあないですか」
僧侶「しかしまあ…女魔導士のキモチもわかりますよ…年頃の彼女にこんな露出度の高い装備品を
すすめるだなんて…、彼女が拒否するのもわからなくもないですよ」
戦士「いや俺はただ…コイツを心配して…」
僧侶「いや、戦士…そこは彼女のキモチもかんがえてあげないと…」
女魔導士「僧侶…」
僧侶「ところで、女魔導士…」
僧侶「あぶないビスチェならあるんですけど」
女魔導士「あ?」
僧侶「あぶないビスチェならあるんですけど…」
女魔導士「もう一回、お願いできます?」
僧侶「あぶないビスチェといばらのムチならあるんですけど…」
女魔導士「(何つけ足しとんねん)」
僧侶「いや…そりゃこんなこともあろうかと思いまして…、この装備着て、ムチでビシバシするの
すごくお似合いだとおもいますよ…ふう…ふう…」
女魔導士「いや、なんでちょっと息あがってんですか!?ちょっと怖いんですけど…」
僧侶「いやいや息なんてあがってないですよ!ほら、はやく装備して!はやく!早く!」
女魔導士「いやに決まってんでしょ!」
僧侶「はあ!?」
装備してくださいよ!ほら!…はあ、はあ!」
女魔導士「いやだから嫌ですって!そんなの絶対装備しません!っていうか完全に息あがっててどうしたんですか!?」
僧侶「はあ?あ、あがってないし!?息あがってませんから!?っていうか私が、どれだけこの日を待ちわびて…ふう…ふう…」
戦士「そうだぜ、女魔導士!もう、あぶないビスチェでいいからさあ、はやく装備しろよ、はあ、はあ…!」
女魔導士「まだいたんですか、戦士!?っていうか、なんで戦士まで息あがってんですか!?」
僧侶「!?武道家!」
戦士「い、いや違うんだ、武道家よお…女魔導士のやつが聞き分けがなくて…」
女魔導士「き、聞き分けがないってなんですか!?」
戦士「い、いやまあ……」
僧侶「…確かに、わたしも少し頭に血がのぼってしまって…」
女魔導士「武道家…、すみません仲裁にはいってもらって…」
武道家「……、ところで、女魔導士…」
女魔導士「はい?」
武道家「Hな下着ならあるんだけど」
女魔導士「だからなんだよっ!」
女魔導士「いやもう聞きましたから!息あがりまくってきっしょ!なんですかこれ!?
なんでこんなもん持ってんですか!?」
武道家「そ、そ、そんなことどうだっていい…、そ、それよりもこれ…s、そ、装備…」
女魔導士「するわけないでしょうが!」
戦士「はあ!なに言ってんだよ女魔導士!口下手な武道家がここまで勇気もってお前に
進めてるのに!着てよもう!おれの魔法のビキニとかもういいから!Hな下着、着て!」
女魔導士「なんですか、勇気をもってって!?関係あるんですか!絶対着ませんから!」
僧侶「武道家には負けましたよ…わたしもあぶないビスチェはあきらめましょう…さあ早く装備してください、Hな下着といばらのムチを」
女魔導士「いやだから着るかあ!あとなんで執拗にムチつけ足そうとするんですか!?」
はっきり言って迷惑なんだけどっ!」
僧侶「そうですね…このままフィールドのど真ん中に立ち往生しているわけにはいきません…」
武道家「このまま、ここにいるの…危険…」
女魔導士「う……、まあ…そりゃ…そもそもは私のへまですし…す、すいません…私のせいなのに
わがままいって…」
僧侶「別に謝らなくてもいいですけど…
けど、勇者だって、早く魔王にとらわれてる姫様助けるために頑張ってるわけですし…
ここで、モタモタしてるわけにはいきませんよね…勇者の期待に我々もこたえないと」
女魔導士「……、勇者…、ん、まあ…たしかに…」
僧侶「わかればいいんです、ほら…もう、我々が与えた3つの防具のうち、どれでもいいですから…
自分で決めたのを装備してくださいよ…それでほら、はやく、冒険を進めましょう」
女魔導士「は、はい…」
武道家「(しおらしくなってる女魔導士…いい…ふう…ふう…)」
僧侶「(ふふ…)」にやにや…
女魔導士「……」
女魔導士「(え、ええ…いやけど、普通に考えて
この3つの中で好きなの選べって…いや…むりなんですけど…)」
女魔導士「(一番、まともなのは魔法のビキニ…いや…露出が高すぎる…
あぶないビスチェならまだ露出は…いや…こんなん着たらもう、変態みたい…
もうお嫁にいけない…)」
女魔導士「(Hな下着…いや論外でしょこれ…)」
女魔導士「(あああ…ど、どれも無理…け、けど…みんなの冒険に…、勇者に迷惑
をかけるわけには…)」
戦士「ええ、まだ決まらんのお、女魔導士…もう早くしてよお…」
女魔導士「…いえ、決めました…」
武道家「おほっ」
僧侶「ほ、ほほお…そ、それで?何を装備する気になったんですか?」
女魔導士「そ、それは……、」
戦士「はあ、何いってんのお前」
女魔導士「ですから…自分の意志では決めかねるので勇者に決めてもらおうかと…
一応彼がパーティのリーダーですから…、勇者が命令するのであれば従わないわけにはいきません」
戦士「(くそ…女魔導士が、勇者にだけ従順なの、なんか腹立つわ…まあエロいかっこみれんなら
なんでもいいけど…)」
武道家「(女魔導士…)」
僧侶「…」
僧侶「ふ、まあいいでしょう…それじゃさっそく勇者を呼んできて…ってあれ…
そういえば彼、さっきからどこいったんでしょうね」
僧侶「あ、勇者、ちょうどいい所に来ましたね」
勇者「え?」
戦士「女魔導士が話があるんだってよ」
勇者「話って」
女魔導士「ゆ、勇者!す、すみません…わたしのせいで冒険を足止めしてしまって…
あ、あのその…それで、あの、この3つの中で、わたしの装備をえら…」
勇者「え、ああそれなんだけど、替えのローブ持ってきたよ」
女魔導士「え?」
戦士・僧侶・武道家「あ?」
勇者「その辺に旅の商人がいたから買ってきたんだ。大したやつじゃないけど、悪いけど
とりあえず、これ装備して次の街までしのいでもらって…」
女魔導士「ゆ、勇者…」
勇者「え、え、な、なんで泣いてるの?」
女魔導士「い、いえ…なんでもありません…ありがとうございます…一生大事にしますね」
勇者「いや…大事にせんでも装備すんの次の街まででいいんだけど…」
戦士・僧侶・武道家「……?」
僧侶「私もです…何が起こっているのか全然…?なんですかね…なんかこう…涙でてきた」
武道家「ぜんぶ…ブッコワシタイ、つらい」
戦士「難しいわ…どういうことなんやろ…やべえわからん」
武道家「ぜんぶブッコワシタイ、つらい」
戦士「ねえ、ねえ、女魔導士、ねえ!」
女魔導士「………なんですか」
戦士「んふ…ええっと、その、ちょっとよく展開がよくわかんなかったから聞くんだけどさ…
その」
戦士「結局さ、装備する?Hな下着?」
女魔導士「するかぼけ、しねっ!!」
おわり
引用元: 女魔導士「魔物が吐いた消化液で装備してたローブが溶かされてしまいました…」戦士「まほうのビキニならあるけど…」