勇者「ああ、お前が長年の魔術研究の蔵書を詳細にまとめてくれたおかげだ。俺はついに最強…だと思う呪文を習得できた!!」
戦士「どんな呪文なんだ、それ? 炎なのか、氷なのか?」
勇者「まだ実際に発動してないから詳しくは分からないが、俺が把握している分にはこれは爆発、つまりイオ系に近い呪文だ」
賢者「でも、そういう系統ならイオナズンやマダンテなど強力な呪文がたくさんあるけど?」
勇者「いや、そんなものとは比べものにならない威力がある…と思う。とにかく実際にやってみせよう。ルーラで砂漠に飛ぶぞ」
・世界観的にはドラクエです
・個人名とかは設定してないです
・時々地の文入ります
勇者→2枚目キャラ
戦士→豪快アニキキャラ
魔法使い→ロリ敬語ドジっ子キャラ
賢者→豊満お姉さんキャラ
だと思って読んでください
戦士「こんな所までわざわざ来なくたって、街の外でやれば良かったんじゃねえの?」
勇者「それだけ凄まじい威力があるんだよ…。砂漠の真ん中に行って発動するから、みんなはここで待っててくれ」
魔法使い「な、なんだかドキドキしますね…」
賢者「………」
戦士「おーい、勇者のやつ、見えないくらい遠くまで行っちまったぞ!」
ピカッ
戦士「うわっ!? まぶしっ…」
魔法使い「きゃあっ!?」
賢者「!?」
猛烈な爆風が砂塵を巻き上げて何も見えなくなった。
砂嵐の中、戦士がなんとか目を凝らして爆心地の方を見る。
戦士「な、なんだ、ありゃあ…!?」
魔法使い「巨大な…雲…。キノコのような…」
賢者「熱で陽炎が立ちこめている…。確かにイオナズンともマダンテとも比較にならないほどのエネルギーだわ…」
勇者「ふぅ…。やっぱり予想を超えるパワーだったな」
戦士「おお! 大丈夫か!?」
勇者「この世界の魔術の鉄則、”術者は自分の唱えた攻撃魔術の効果は受けない”があるからな。俺は大丈夫だ。砂まみれになっちまったけどな…」
勇者「これはまだパワーを抑えた方なんだけどな。お前も習得してみるか?」
魔法使い「えぇ!? そんなことできるんですかぁ!?!?」
勇者「この呪文はな、知識とコツを掴めば割と簡単に習得できるんだ。元々たくさんの蔵書を調べてたお前ならさらに簡単に覚えられるだろう。明日一緒に練習しようぜ?」
魔法使い「や、やったぁー!! ありがとうございますぅ!!」
戦士「これ、もう俺たちいらねぇんじゃねえか…?」
賢者「でも、あれほどの威力ともなると無闇に使うことはできない。使うとすれば魔王との最終決戦だけ。それまではこれまでどおりの戦術で凌ぐしかないわ」
戦士「ま、まあ、そうだよな」
勇者「じゃ、一旦宿屋に帰るか!」
魔法使い「(あ、爆心地の方、砂漠なのに雨が降ってる…)」
勇者「(だけど、確実に魔王軍を撃滅するには俺と魔法使いだけでは足りない)」
勇者「(明日王宮へ行って、王に助力を仰ごう。選りすぐりの王宮魔術師ならこの魔術を習得できるはずだ)」
そして、事情を理解した王の協力により、王宮魔術師達にこの魔術の訓練をすることになった。
一人ずつ知識と唱え方を教授し、二週間に一度、砂漠で実際に詠唱した。
こうして、数ヶ月の月日をかけて10人の王宮魔術師がこの術を習得した!
~王宮~
王「者共、いよいよ魔王軍との最終決戦に旅立つ時が来た! 我らの先陣を切り、魔王界への扉を開くのはここに立つ勇者達である! 行くぞ! この世界に光を取り戻さん!」
兵卒「おおーっ!!!」
戦士・魔法使い「おおーっ!!!」
賢者「……では、魔王界への扉を開きます。王様達はお下がりください」
勇者「いよいよだな……」
王「ここが魔界か……なんと禍々しい…」
戦士「以前ここに来た時は魔物が強すぎてボコボコにされたっけかなあ。だが今はレベルも上がったし、前のようにはいかねえぜ!」
王「戦士よ、いきり立つ気持ちは分かるがここは作戦を実行するのが第一であるぞ。手筈通り、魔術師達は島中に散開せよ!」
王宮魔術師「はっ!」
魔界は次元の狭間に浮かぶ孤島だが、孤島と呼ぶにはとても広大な土地だった。
魔物A「ん? 何か来るぞ!」
魔法使い「……」
魔物B「人間だ! 人間がいるぞ! 敵襲ー!!」
魔法使い「……私だって……勇者様の役に立って見せるっ!!」
魔物A「愚かな!たった一人で乗り込むとは! 飛んで火に入る夏の虫だ!」
魔物C「叩き潰せぇぇ!!!」
魔法使い「……ッッ!!!」
ピカッ
魔物達「ッ!!??」
魔界のあらゆるところで小さな太陽が光り、そして消えていった。
巨大なキノコ雲があちらこちらに現出し、魔界の空を覆い尽くしていた。
王「おお、素晴らしい…!」
軍師「これならば、魔物共も全滅でしょうな」
王「作戦第一段階、先制攻撃は成功だな!」
戦士「(か~っ、せっかく魔界まで来たってのに仕事は王様の護衛だけかよ! 退屈だ…)」
王「よし! 破壊した魔物の集落を占領し、野営地を築くぞ! わしに続け!」
戦士「わわっ!! 昼寝もろくにできないのかよ!」
勇者「ただいま戻りました」
魔法使い「……」
王「おう、よくぞ戻った! 見よ、我が軍は圧倒的な勝ち戦に沸き立っておる! 明日には魔王の城に進撃できそうだな! 今宵はお主らも腹一杯飯を食うがよい!」
戦士「でも、宴会ムードなのに雨なんか降っちまって残念だったなあ。まあテントがあるからさほど困らないけど」
賢者「黒色の雨が降るなんて……流石は魔界といったところね」
戦士「ま、今は飲もうぜ! 明日は俺も活躍できるといいな~」
勇者「どうしたんだ、魔法使い? 元気がないぞ?」
魔法使い「ごめんなさい。……あの魔法を使うときに、火の玉に飲まれて溶けていく魔物の顔が見えて、それで……」
勇者「………これは戦いだから。仕方のないことなんだよ」
魔法使い「いえ。あれは戦いなんかじゃない。一方的な虐殺。勇者様も気付いているでしょう?」
勇者「……魔王を倒すまでの辛抱だから。明日、全てが終わるんだ。そうすれば、俺達は……」
勇者「…すまない。ちょっと一人にしてくれないか」
魔法使い「………」
勇者「俺は……間違ってないよな……??」
勇者「確かに魔物だって命だ。それを殺すことの重みや責任だって充分に分かっている」
勇者「でも、そこじゃない。もっと根本的な間違いを犯しているような気がしてならない…」
勇者「いいんだよな……?? 俺は……正しいんだよな……??」
兵士A「ゆ、勇者様! 大変です!」
勇者「ん!? 一体どうしたんですか?」
兵士A「兵士達が…次々に倒れているんです!!」
勇者「な…!?」
王「一体どうしたことじゃ!? 先ほどまで皆元気にしておったではないか!」
軍師「分かりませぬ。一部の兵が疲労を訴え、ある者は目が見えないと言い出し、次々に倒れています。原因も症状も、全く見当がつきません」
賢者「キアリーでも治らないということは、風土病の可能性があります。何しろ魔界ですから、我々の与り知らぬ病があったとしても不思議ではありません」
戦士「でも、前に俺達が来たときにはなにも起こらなかったじゃねえか!」
賢者「それはそうだけど……」
軍師「王様、ここは一度……わぁっ!!?」
王「な、なんだ急に?」
戦士「ひいぃっ!!」
賢者「王様っ…!!」
賢者「今の今まで元気だった人が……。し、信じられない……こんなことが……」
戦士「王様……っ!! …なんだ…くそっ、目が……」
賢者「戦士、お前まで!?」
戦士「真っ白だ……何も見えない……」
賢者「どうしたんだ、一体!?」
勇者「おい! 大丈夫か!? ……王様!!」
賢者「ああ、勇者!! 助けて、助けてくれ!! 私は、私はどうしたらいいんだ!!」
勇者「お前……髪の毛が……」
賢者「えっ…?」
散乱した自分の頭髪が目に入る。
そして自分の頭に恐る恐る手をやった。
賢者「う、嘘、だ」
賢者「助けて、助けて、お母様ぁぁぁーっ!!!」
感情のタガが外れたかのように、賢者は膝をついて泣き叫んだ。
勇者「なんでこんなことが………。原因は一体………」
勇者「………体が怠い……」
魔法使い「…………」
勇者「魔法使い!! お前は、なんともないのか!?」
勇者「魔法使い…!?」
魔法使い「勇者、様。ここの集落を滅ぼしたのは……ここであの術を使ったのは……私です。だから、私だけがなんともないんです」
勇者「………やっぱり、そうか……」
勇者「黒い雨も、恐ろしい病気も、全てあの術の一環だったんだ。俺は……それを知らないまま………」
魔法使い「私が、みんな殺しちゃいました。魔物さんも、王様も、兵士さんも、みんなみんなみーんな、私が殺しちゃったんですね。私が殺したんですよね」
魔法使いは、その目に大粒の涙が浮かべながら、狂気を含んだ微笑をのぞかせた。
魔法使い「私が、わたしがっ、わたし、ワタシ、私!!!! 」
魔法使い「ぅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!」
魔法使いは近くに倒れていた兵士の剣を奪い取り、自分の腹を抉った。
ピンク色の腸が地面に流れ落ちる。
勇者「やめろ!! 魔法使い!! やめてくれっ!!」
勇者は止めようとしたが、病で体力を奪われつつあった彼には止めるだけの力が残っていなかった。
魔法使い「うげぇっ!!!(ビチャビチャ)」
勇者「やめてくれ!!!! 死なないでくれ!!!!」
魔法使い「……わだじ、おおきぐ、なっだら、りっぱな、まほうづがい、に……」
か細い声で幼い頃の夢を語りながら、魔法使いはこと切れた。
魔物による死ではないため、蘇生魔術の使用は不可能だった。
勇者はその場にへたり込み、感情を失ってぼーっと座っていた。
一晩で、兵士達は4分の1にまで減少していた。
戦士「……人間界に帰ろう。もう俺達は、戦えない」
賢者「お兄たーん! 隠れんぼしよ!」
戦士「こいつもこんな風になっちまった。俺も、もう…何も見えない。美しい夕焼けも、海の輝きも、みんなの笑顔も、何も見えなくなっちまった。お前は……お前だけは…勇者のままでいてくれ。お前だけが奇跡的に軽い症状で済んだんだからな」
勇者「…………」
戦士「自分を責めるな。止められなかった俺達にも、作戦を企画した王様にも非はある。生き残ったみんなで国に帰ろう。そうでもしないと……魔法使いが浮かばれねえ…」
賢者「魔法使いちゃん、隠れたまま出てこないんだよー!ずるーい!」
戦士「なんだと!? そんな状態で何ができるって言うんだ!」
勇者「あの術はまだ使える。それに、術者自身は術の影響を受けない。俺だけが魔王城に乗り込めば、あの術を使っても問題はないはずだ」
戦士「でもっ…!! 俺はもう見たくねえんだ!! あの光をっ!! 俺達の仲間を奪ったあの光をっ!! もうどんな目的にも使って欲しくないんだ…」
勇者「分かるよ。戦士の言うことは最もだ…。だけど、俺は勇者だ。人間に希望を与える勇者だ。絶望だけを人間界に持ち帰ることなんて出来ない。せめて、死んでいった王様や兵士達や魔法使いのためにも、せめて、魔王だけは倒して帰りたいんだ…」
戦士「なら、俺も行く!行かせてくれ!」
勇者「ダメだ。統率を失い、病の恐怖に支配された兵士達をまとめるには、お前と軍師殿の力が必要だ。それに、一緒に来たらまたお前はあの術の毒を受けることになる。今度は失明じゃ済まないぞ!」
賢者「ねえ、あそぼ、あそぼー!」
今気付いたが、目が見えないのに「見たくねえんだ」って言うのはおかしいなw
勇者「ああ、そうだ。例えそれが戦士の誇りに対する侮辱であったとしても、俺は決断しなければいけない。みんなと一緒に、人間界に戻ってくれ。賢者には無理矢理にでも扉を開かせてくれ。頼む」
戦士「…必ず生きて帰ると誓えるか?」
勇者「ああ、誓うよ。大丈夫、あの術さえ使えれば体力を消耗していても絶対に負けはしない。俺は必ず生きて帰る。お前達もそうしてくれ」
戦士「信じてるぞ。相棒…」
勇者「あちこちで魔物達が死んでいる……。あの毒は魔物にも効くらしい」
勇者「体力は消耗しているが、以前とは比べ物にならないほど強くなったような感触もある。数万規模の魔物を殺したから一気にレベルが上がったんだろう。今となってはどうだっていいことだけどな……」
魔物D「ああ、あぁあ、助けてくれーっ!!!」
勇者「あの魔物、全身に瓦礫の破片が…」
魔物D「痛い、痛い、助けてーっ!!」
勇者「……」
ザンッ!
魔物D「ぎゃあっ!!」
勇者「俺にできる、お前を救ってやれる方法はこれだけだ…。他にもたくさん、ああいう奴がいるんだろうな…」
そして勇者は、魔界中を回って同じように苦しんでいる魔物達を葬っていった。
寄り道をしている場合ではなかったが、せめてもの罪滅ぼしとしてやらなければならないという使命感が彼を動かしていた。
一週間ほど後、勇者は魔王城に辿り着いた。
魔王城は、魔界の奥から突き出ている長い半島の先にあった。
勇者「ついに、ここまで来たか…」
勇者「こんなに孤独な思いをしながらここに来るなんて思ってもいなかった。あの術を覚えるまでは、辛いながらも充実した日々だったのに…」
魔物E「わあっ!! 勇者だ!!勇者が出たぞ!!」
魔物F「焼き尽くされる…! みんな黒い雨に呑まれて、血を吐きながら死んでいくんだ!!」
勇者「俺の顔を見るなり逃げていった…。あの地獄のことは、ここの魔物達も恐れているようだ」
あの業火を見てもなお恐れぬ魔物達だけを相手にしながら、勇者は魔王の間へと突き進んだ。
魔王「よくぞ来た、勇者よ…」
勇者「こんな風に、この瞬間を迎えたくはなかったよ」
魔王「貴様らのことは全て見ていた。余は見くびっていたようだ。人間の叡智と悪意。人間の本当の恐ろしさを」
勇者「人間は魔物よりもずっと悍ましいんだよ。その中でも、他ならぬ、この俺が一番…な」
魔王「だが、もう悔いはない。余の目的はすでに果たされた」
魔王「すぐに分かる。さあ、いくぞ、勇者よ!」
勇者「くっ……!! また、使うしかないのか…」
ピカッ
魔王「そうだ、それでいい」
魔王「どこまでも滅んでいくがよい、人間よ……」
ゴゴゴゴ………
勇者「ここに魔王城が建っていたなんて信じられないくらい、何もかもが焼き尽くされてしまった……。また、あの雨が降っている……」
勇者「魔王の死で、魔界が崩壊している。早く脱出しないと」
勇者「…あった!扉だ! 戦士のやつ、うまく賢者に扉を開かせてくれたようだな!」
そして、勇者は扉を抜けた。
まばゆい光が勇者を包み込む。
勇者「これで……俺の贖罪は成ったのだろうか…?」
勇者「……………っ!!!???」
勇者が再び人間界の土を踏んだ時、彼は信じられないものを目にした。
そこに広がっていたのは、灰色の世界だった。
王が不在となった王国から、あの術の習得法が漏れ出したのは、勇者達が旅立って間も無くのことだった。
世界中がその力を欲し、そしてその知識は不特定多数の魔術師達に広がっていった。
共通の敵である魔物達の存在によって辛うじて手を取り合っていた人間だったが、圧倒的な力を得て魔物が恐るるに足りなくなった後は、人間自身が互いの敵となった。
そして、あの力を用いた戦争が勃発した。
世界はたった数日で、跡形もなく焼き尽くされた。
勇者「…………」
絶望。
ただ絶望するしかなかった。
みんな、ここであの術を受けたようだ。
仲間達とのかけがえのない記憶が脳裏に蘇り、そしてかき消された。
みんな死んだ。
勇者「……勇者が…………」
勇者が、世界を滅ぼした。
魔物も、動物も、人間も、生き物は何も残っていない。
灰が雪のようにゆっくりと降り注ぎ、黒い水たまりの上に浮かび上がっている。
川には魚の死体が浮き上がり、幾重にも折り重なった人の遺体とともに腐臭を撒き散らしていた。
煤に覆われた空に、太陽の光は差してこなかった。
勇者「ああ…………」
勇者の歯茎から、鼻から、血がぼたぼたとこぼれ落ちた。
時が戻るのならなんでもする、そう勇者は思った。
あの術にさえ手を付けなければ……。
あの術にさえ……。
勇者「(俺も、死ぬみたいだな)」
そんな声が聞こえてきて、またあの時の平和なみんなに戻れないだろうか。
勇者「(魔王の目的…すなわち人類の滅亡は、既に果たされていたというわけか…)」
勇者は小さく微笑んだ。
勇者「(俺のほうこそ、魔王だったんだ)」
意識が遠のいていく。
勇者「(死んだら、どうなるのだろう)」
このまま消えて無くなるのは嫌だ、と勇者は思った。
地面に倒れた勇者の上に、死の灰が降り積もってゆく。
勇者「(だけど……もし、もし、またあの力を見ることがあったら………。今度こそ止めてみせる。そんなことをしても償いきれる罪ではないけれど……俺は……)」
勇者は、次第に体が宙に浮いているような感覚に苛まれた。
勇者「(俺は許さない………。あの力を、あの力を利用した人間を、そしてあの力を生み出した俺自身を……。絶対に許さない……。たとえ………魔物になってでも………俺が俺でなくなったとしても………)」
勇者「…………」
勇者…すなわち、この世界に最後に残った生命が、息絶えた。
世界が、死に絶えた。
そして彼は魔物になった。
天まで届く咆哮を響かせ、歩き出す。
人類の叡智と悪意の象徴であるあの力を、滅ぼすために。
-END-
>>39はちょっとした小ネタというかおふざけみたいなものなので、話自体は>>38で終わっていると思ってくれて大丈夫です
おつです
魔界の地形は「広い島」。
魔王城があるのは「長い岬」。
岬は「崎」とも書ける。
つまりそういうことだ。
普段はpixivとハーメルンで創作活動をしているので、そのいずれかで掲載することになると思う。タイトルをどうするかは未定だけど、「ドラクエ」「勇者」「シリアス」とかで検索すればたぶん出てくると思う。そんなに作品数多くないと思うし。
引用元: 勇者「最強の魔法を手に入れた」