魔王「お前はこの城が墓場となるのだ」
勇者「黙れ!父さんの敵を取るまでは、俺は死なない!」
魔王「違う」
魔王「私がお前の父だ」
勇者「え!?」
魔王「そして元は女だ」
勇者「え!?」
魔王「生んだのも私だ」
勇者「え!?」
魔王「つまり私はお前の母だ」
勇者「え!?」
勇者「え!?」
魔王「私は操られていただけだ」
勇者「え!?」
魔王「実は真の魔王がいるんだ」
勇者「え!?」
真魔王「私だ」
勇者「え!?」
真魔王「そしてお前の母だ」
勇者「え!?」
魔王「だからさっきの下りは嘘だ」
勇者「え!?」
真魔王「私が母で」
魔王「私が父だ」
勇者「え!?」
勇者「え!?」
魔王父「だから三人で幸せに暮らそう」
勇者「え!?」
そして勇者達は仲良く、幸せに暮らしましたとさ…。
男「って言う夢を見たんだ」
男「え!?」
友「そしてゲームにした」
男「え!?」
友「4歳の時に」
男「え!?」
友「そんな俺の頭脳が今政府の組織に狙われてるんだ」
男「え!?」
友「その組織のリーダーはお前の兄貴だ」
男「え!?」
友「だって現実じゃないもん」
男「え!?」
友「ここは精神世界なんだ」
男「え!?」
友「既に俺達の肉体は滅んだんだ」
男「え!?」
友「そして俺達の精神が、政府の組織に囚われたんだ」
男「え!?」
謎の男「それは嘘だ」
男「え!?」
謎の男「そいつは宇宙人なんだ」
男「え!?」
謎の男「そして俺はお前の兄貴だ」
男「え!?」
友「その男の言う通りだ」
男「え!?」
男「え!?」
宇宙人「私とお前で一つの精神になるのだよ」
男「え!?」
謎の男「やめるんだ! 世界が滅びてしまう!」
男「え!?」
宇宙人「さよならだ、男。そしてお前の精神が私となる」
男「え!?」
そして男は宇宙人に乗っ取られ、人類は滅亡した。
友「…そしてその後の世界が、この世界なのさ」
男「え!?」
友「嘘さ」
男「え!?」
男「え!?」
友「もう一つの人格が俺だ」
男「え!?」
友「だから俺は存在してないんだ」
男「え!?」
友「お前を乗っ取った時に、人格が拒否反応を起こし二つに分裂したんだ」
男「…え?」
友「そうさ」
宇宙人「私は宇宙人さ」
男「え!?」
そして二つの人格はやがて肉体を持ち、二つに分かれた。一方が男性の体、もう一方が女性の体へと変化した。
2人は最初こそ決別していたものの、心を通わせ、互いの体を寄り添わせ、そして種を残した。
魔王父「それがお前だ」
魔王母「それがお前だ」
勇者「え!?」
おわり…
魔王父
魔王母 「え!!!?」
勇者
おわりだったのさ
引用元: 勇者「どんでん返し」