幼馴染「お願い!」
男「あぁ、ほんとうにすまん。お前とは付き合えない(好きなのに!好奇心に勝てない!ヤンデレ幼馴染見たい!!)」
幼馴染「・・・」
幼馴染「・・・・・・」
男「(・・・?)」
幼馴染「あはは・・・だよねーこんな告白じゃあ怖いよね」
男「何だ~冗談かよ」
幼馴染「うん・・・冗談だよ!ゴメンね」
男「ちょっと期待しちゃったじゃないか」
幼馴染「え~そうなんだ・・・・・・」
男「しかし、冗談でも幼馴染が告白してくれて嬉しかったな」
男「ん?なんだ、メールが・・・」
幼馴染 メール71件
「ねぇ、もう帰った?」
「今日は変な告白してゴメンね!」
「でも、本当はあの気持ちはウソじゃないから」
「ウソじゃないんだよ?」
「メール見てる?」
「ねぇ」
「返事」
「おい」
「して」
「お願い」
男「・・・・・メール全削除」
「もう寝る」
男「送信!」
チャララリーン♪
男「おお!幼馴染からメールが」
「うん!明日から宜しくね!!」
男「よかった・・・怒っていないみたいだな。メールもいつもと変わらないし」
チャララリーン♪チャララリーン♪ チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
チャララリーン♪ チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
男「・・・・・」
男「・・・・寝よう」
バサバサバサ!!
コケッ!コケッ!コケッ!コケッ!コケッ!コケッ!
男「うーん!朝か・・・」
ドナドナードナ~
男「幼馴染から着信?」
男「ああ・・・」
幼馴染「おはよう!」
男「おはー」
幼馴染「もしかして今起きた?」
男「・・・下半身は」
幼馴染「え」
男「え」
男「あはは・・・ゴメンゴメン(やっぱりいつもの幼馴染だ―)」
幼馴染「じゃないと・・・ちょん切っちゃうよ?」
男「・・・・・・」
男「う、うん・・・いつも待たせてゴメンな」
幼馴染「別に学校に遅刻しなきゃ良いよ。じゃあね」
男「ああ、直ぐ行くよ」
ツーツー
男「やっぱりいつもと何か・・・ん?」
着信999件 メール72件
男「だって、見るの怖いもん・・・・」
ガチャ
幼馴染「もう、やっと来たー」
男「ああ、本当に待たせてゴメン」
幼馴染「別に良いよ。早く行こう♪」
男「(目にクマが・・・寝てないのかな?)」
幼馴染「私は五組だもんね」
男「また昼休みな」
幼馴染「うん!学食で待ってるね」
男「先生くるまで留守電聞いてみようかな?」
「ねぇ、あしたも・・・一緒に学校行こうね?」
1時00分です・・・
「待ってるからね?」
2時00分です・・・
「待ってるよ・・・」
「絶対待ってる」 「一緒に行こうね?」 「私の事嫌いになってないよね」
「私はいつまでも待てるからゆっくり寝て良いよ」 「そろそろ朝になるよ」 「おきてる?」
「寝坊は許さないからね!」 「そろそろ起きないと遅刻だよ」 「おーい」
男「・・・あいつ、一体いつから家の前にいたんだ?」
女「ねえ、男くん」
男「なに?女さん」
男「うん、約束してるからね」
女「そう・・・じゃあ」
男「ん?」
女「いや、何でもないや」
男「どうしたの?何かあるなら言ってよ」
男「うん、気になるから言ってほしいかな」
女「その・・・男くんは私とも約束したら一緒にお昼食べてくれるのかな?」
男「え・・・」
男「いいよ」
女「え・・・?」
男「(女さんは胸デカイし可愛いから)いいよ!約束しよう」
女「ほ、本当?」
男「うん、明日は女さんと一緒に食べるよ」
幼馴染「おっそーーい!」
男「ゴメンゴメン、ちょっと四時間目ずっとねててさ」
幼馴染「もう・・・仕方ないなぁ」
幼馴染「じゃあ許す!」
男「ありがとう!何がいい?」
幼馴染「豚カツ丼にとんこつラーメン!」
男「サイフに容赦が無い!」
ピロロロ
男「ん?幼馴染からメールだ」
「四時間目体育だったよね?お疲れ様」
男「あはは、こんなのメールでしなくても良いのにな」
幼馴染「ご苦労様です!」
男「こんなに食えるのか?」
幼馴染「うん!大丈夫。私豚を食べるの好きだから」
男「そうだったけ?」
幼馴染「そうだよ。男も豚は好きでしょ?」
男「まぁな」
幼馴染「油の多いとこが好きなんだよね?」
男「ああ!まぁ、幼馴染の胸には油が無いけどな」
幼馴染「コラ!わ、私はこれからだもん!!」
男「おい、いきなりなんだよ・・・」
幼馴染「話変えるけど、メス豚て言葉あるよね?」
男「変わりすぎじゃね!?」
幼馴染「やっぱりバカじゃん・・・」
男「えーー?」
幼馴染「でも、私はそんな男が大好きだからまだまだ許すのです」
男「いや、この場合はバカにされている俺がお前を許さないぞ?」
幼馴染「イヤーン♪」
幼馴染「うん、一緒に帰ろうね!」
男「昨日はどうなるかと思ったが幼馴染が案外デレてて良かった良かった」
女「男くん」
男「何?」
女「その・・・放課後は」
男「ああ、幼馴染と帰るんだ」
女「そう、なんだ・・・」
男「女さんも一緒に帰る?」
女「え!?」
男「落ち着いて!言葉遣いが酷い事になっているよ!」
女「アワワワワワ」
男「ほら、深呼吸!」
女「すー」
男「はー」
女「すー」
男「すー」
女「はー」
男「はい、スッスッハー」
女「スッスッハー」
女「うん。でも、私はいいや」
男「え、一緒に帰らないの?」
女「だって、二人の邪魔になるし・・・」
男「邪魔って別に幼馴染と俺は付き合ってないよ」
女「もう、ニブチン」
男「え?」
女「と・り・あ・え・ず!今日は幼馴染さんと帰って・・・ね?」
男「またまた。おまたせー」
幼馴染「コラッ!お昼に続いて放課後も待たせるとは何事ですか?」
男「いやいや、深呼吸してたら時間が掛かっちゃって」
幼馴染「ラマーズ法は深呼吸じゃありません」
男「えええ!アレって深呼吸じゃないの?」
幼馴染「使用用途が違うでしょ・・・・」
幼馴染「もう・・・私もそこまで我慢できないんだからね?」
男「そこを何とか!」
幼馴染「しょうがないなぁ・・・」
男「ありがとう!」
幼馴染「仏の顔は三回だけど、私は5回くらいは許せるのです!」
男「流石は幼馴染だぜ!」
幼馴染「あと三回だけどね」
男「もう二回アウトしてるのか!?」
男「起きた!」
メール43件 着信20件
男「・・・・」
「男ーー!おきてる?」
男「慣れた!」
女「男くん、おはよう・・・」
男「お、女さん・・・おはよう」
女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
女「今日」
男「うん」
幼馴染「えー今日は一緒にご飯食べないの?」
男「ああ、ゴメン。友達と約束しちゃった」
幼馴染「それって男友達だよね・・・」
男「・・・ウン」
幼馴染「しょうがないな・・・のこり二回だからね?」
男「かたじけない!」
男「ああ、幼馴染は優しいんだよ」
女「幼馴染さんにウソは付いてないよね?」
男「モウマンターイ!」
女「そう・・・よかったぁ」
男「じゃあお昼休みね」
女「うん!」
「好きだよ」「信じてるからね?」 「裏切ったら許さないよ?」
「でも男は許しちゃう」 「だって私は男が好きだもん」「すき」
「スキ」
「好き」 「殺したいほど」
「だぁーいすき♪」
男「幼馴染のやつ・・・まだヤンデレごっこしてるのか?」
女「ご飯だ!」
男「さぁ、学食に行こう!」
女「ちょっと待ちなさい」
男「え・・・?」
男「なにかマズイかな?」
女「変な誤解されるかも知れないでしょ?」
男「うーん、そうかな?」
女「そうなの!」
男「じゃあ、何処で食べようか?」
女「いい場所があるから付いてきて」
女「うん、ここの上はご飯も食べれるようになっているから」
男「そうなんだ~あ、でも俺弁当とかないよ」
女「その・・・私が作ってきたから」
男「え?」
女「そう?よかった。口に合わなかったらどうしようと思ったのよ」
男「女さんて料理美味いんだね」
女「そ、そう?」
男「うん、可愛くて胸が大きくて料理が出来るなんてサイコーだよ!」
女「も、もう・・・」
ピロピロ~~♪
男「ん?」
女「男くん・・・」
男「どうしたの?女さ――」
女「好き」
ちゅ・・・
女「えへへ・・・キスしちゃった」
女「私、男くんの事が好きなんだよ?」
男「女さん・・・」
女「男くんさえ良ければ・・・私」
男「・・・いただきます」
男「胸大きいね・・・」
女「もう・・・あああ!!」
男「柔らかい・・・」
女「んんっ・・・はぁ…っ!」
男「お待たせ~」
幼馴染「うん・・・」
男「どうした?元気ないぞ」
幼馴染「そ、そうかな・・・」
男「ん?」
幼馴染「本当にバーカだよね」
男「なんだよ?」
幼馴染「私、明日はお弁当作ってくるからね!」
男「お、おう・・・」
幼馴染「明日は二人で食べるから!」
男「うん」
幼馴染「だいたいさぁ・・・」
男「ナンデスカ?」
幼馴染「メール見てないでしょ・・・」 ボソ
男「え?」
幼馴染「なんでもありませーん」
男「そういえば最近はメールをろくに見てないな・・・」
男「図書館の時のメールはなんだったんだろ?」
メール 幼馴染
「ゴメン。我慢できないから二回分ね・・・あと一回」
男「・・・・・・意味が分からん?」
男「うーーん!今日は目覚めがいいなぁ!」
メール 着信 0件
男「おお!珍しい!!ついにヤンデレにも飽きたのか?」
男「え、学食じゃないの?」
幼馴染「うん、男と一緒に食べたい場所があるんだ」
男「そうか。分かった」
男「きたぞ!」
幼馴染「うん、早い」
男「まぁな!俺も同じ失敗は繰り返さないし、成長するんだよ!」
幼馴染「じゃあ、いこう♪」
幼馴染「どうしたの?」
男「い、いや・・・ここで食うの?」
幼馴染「うん、知ってる?図書館の上ってご飯食べれるようになっているんだよ」
男「・・・へぇ~そうなんだ」
幼馴染「じゃじゃーん!これが男の為に作ったお弁当です!」
男「おお、酢豚に豚カツか!豪華だな」
幼馴染「うん、仕込みとか大変だったんだよ~男に私が料理得意だというの教えたくて」
男「何でまた急にそんな事アピールするんだよ。ハハッハ」
幼馴染「ねぇ~・・・」
男「おお、本当にこっているんだな」
幼馴染「うん、男の為にがんばったんだよ♪」
男「うん、ちょっとすっぱいな」
幼馴染「レモン汁かけすぎたかな?」
男「うん、酢豚も甘酸っぱくて美味しいぞ!」
幼馴染「酢豚だからね♪」
幼馴染「はい・・・よく食べましたぁ~」
男「なんか不思議な味だったな」
幼馴染「ねぇ、そういえば男のクラスに女さんているよね?」
男「ん!?・・・あ、ああ!いるぞ」
男「へーそ、そうなんだ・・・女さんは今日は休みだったけど」
幼馴染「え、何で?」
男「さぁ?」
幼馴染「風邪かなぁ」
男「かもな・・・」
俺は結局、幼馴染と付き合う事になったんだ。
でも、もしも女が学校に来ていたら・・・いや、彼女の事とは忘れよう。
幼馴染「男って本当にバカだよね」
幼馴染「でも、私はそれでよかったと思うよ?」
幼馴染「だって気付かないですんだんだから・・・」
男「実はヤンデレになったんじゃなくて、元からヤンデレだったりして・・・・」
男「まさかな」
「この口が男を奪ったのね!」
ーーーーーーーッ!!!
「この胸が男を誘惑するのね・・・」
---・・・・--ッ!!!
「こうやって切り取ってあげないと・・・いままでの●豚と同じように・・・・・」
おわり
最初から断らなきゃ病まなかったんかね
はよ
男「なんちゅー告白だよ・・・(でも、俺も好きだったし)」
幼馴染「・・・・・・」
男「その・・・お前は今のままでいいよ」
幼馴染「それって・・・」
男「これから、よろしくな?」
幼馴染「うん!」
朝
男「うーん・・・・ん?」
メール 76件 着信999件
おわり
ふつうにうらやましい