幼なじみ「手を上げろ」男「…！？」

男「くそっ…ばれてたのか…」

幼なじみ「…私は>>6の人間よ」

幼なじみ「……自民党が政権を取り続けて15年、私たちは同性愛者を徹底的に排除して、少子高齢化社会の改善に勤めてきているの」

男「少子高齢化だと！？それは経済力の低下に伴った若者の子供を養う資産不足のせいだ！ホモを迫害するなど…現実にめを反らしているだけだ！」

幼なじみ「それはどうかな…実はこの社会の殆どは>>8で出来ているんだよだよ…」

幼なじみ「君たちはただホモというだけで取り締まられている訳じゃない。社会不適合と判断されたホモを取り締まっているのだ」

男「社会不適合…なんだその曖昧な線引きは…」

幼なじみ「はっきりしている。30歳以上でありながらニートであるという事だ」

男「駄目だ…おれはまだ…>>13をしなければ…」

幼なじみ「…お前…まさか…」

男「ああ、女になる。性転換手術だ。しかし、それをするには金玉の片方を寄付する必要がある…だが、俺はそれでも女になる！止めるな。お前にも話したよな…俺は好きな人がいる。そいつに女になって告白するまでは…俺はホモでいる」

幼なじみ「…それが、駄目だって言ってるの！！分かってよ！私を見てよ！私がいつから苦しんでいると思ってるのよ！……私があなたに男として…告白させてよ…」

男「……っ！？」

>>16

幼なじみ「…え…？」

男「両性になる」

幼なじみ「…あ…ああ…」ｶﾞｸｯ

男「だ…大丈夫か」

幼なじみ「…あなたは、抹殺対象になったわ」

男「…え」

男「そんな…」

幼なじみ「私…のせいだ私が、こんなこといわなければ…」

男「…いや、まだだ。まだ手がある」

幼なじみ「え…」

男「>>20」

幼なじみ「えっ」

男「俺の心はいま揺れ動いている。だから、お前のおっぱいを揉めば、俺は男に傾く」

幼なじみ「ああ、気が狂ったのね…」

男「ああ…」

幼なじみ「…実は私ね…」

男「なんだ」

幼なじみ「>>24なの」

幼なじみ「同じだね…私たち…」

男「…そうだ、同じだ。二人とも同じまともな人間にする！」

幼なじみ「えっ」

男「俺がSになるお前はMになれ！」

幼なじみ「でも…っそれじゃああなたは…」

男「大丈夫だ俺はホモだ。ホモは裏を返せばMだ。つまりお互いプラマイゼロ」

幼なじみ「…そうか…そうね」

幼なじみ「…差別者に自由は与えられない」

男「でも、自由を作ることはできる」

幼なじみ「……好きだよ」

男「ああ」

幼なじみ「…でもね、駄目なの」

男「………！？」

幼なじみ「…夜景が綺麗ね…私はこの世界に溶け込めなかった。でも、最後だけは背景として映える姿になれるかな」

男「飛び降りる気か！！何故！」

幼なじみ「>>29だからよ」

男「なにもつけてないじゃないか」

幼なじみ「別に…スキな男の為に飛べるんだよ？そんな邪魔な物いらないわ」

男「まて！！」

幼なじみ「さよなら、そして、幸せにね」

……下から固いものが割れた音がした
目の前に彼女の姿はもう無かった

男（幼なじみの狙いは俺が幼なじみを好きにさせて幼なじみが死ぬことでホモを解消させる事だった…と思っている）

男（ふと、思い出した）

男「あれ…？あいつ人妻だったよな…？」

終わり