1: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 19:33:56.13 ID:iB8gXt2O0
~妹の部屋~
兄「さて、忍び込んでやったが」
兄は部屋を物色しようとしている
だが間が悪かったようだ
扉の外から複数の足音が聞こえてくる
兄「!?」
2: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 19:39:48.57 ID:iB8gXt2O0
兄「まずい。大いにまずい」
兄は隠れ場所を探すため部屋を見渡す
どうやら、部屋の大きさはごく普通なサイズのようだ
だが押し入れがある事を考えるとそこそこ大きいのかもしれない
...ん?押し入れだと?
兄「くそっ、入るしか...」
兄は押し入れに入り、息を殺す
3: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 19:43:20.26 ID:iB8gXt2O0
間もなく扉の開く音が聞こえる
と、同時に複数の女の子の声も聞こえる
勿論妹の声もその中の一つとしてある
しかし、押し入れの中に居るためいくらかくぐもって良く聞き取れない
兄(聞き耳を立ててみるか...)
4: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 19:45:02.98 ID:iB8gXt2O0
下2>>会話の内容
5: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 19:46:07.26 ID:BlmqEUgUo
最近ブラがきつくなってきた
6: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 19:46:41.37 ID:Mp5d+d780
胸大きくなってる・・・
7: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 19:52:09.78 ID:iB8gXt2O0
だんだんと会話の内容が聞こえてきた
声は...四人位のものだろうか
女1「妹ちゃんさぁ」
妹「何?」
女1「最近胸大きくなったよね」
妹「いやぁ、そんな事ないない!女2ちゃんの方が大きいよー」
女2「いやこれは...」
女3「話逸らさなーい。よく自分の見てみてよ」
8: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 19:58:33.14 ID:iB8gXt2O0
妹「胸大きくなってる...」
女1「でしょー?」
[笑い声。誰の物かは不明]
女3「私にも分けなさいよー!」
女1「そうそう。なんグラムかは欲しいね」
女2「わっ...私もー」
妹「あんたは足りてるでしょーがっ!」
9: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 20:03:18.33 ID:iB8gXt2O0
兄「ほほう」
これからは、下着のサイズの推移でも調べてやろうか
いや、そんな事より女2...
あの静かそうにしてる女の子の姿を見てみたい気もする
だが社会的な死という恐怖が付きまとう以上下手に行動を起こせない
10: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 20:07:55.93 ID:iB8gXt2O0
ここで兄はあることを思い出す
兄(そういやここは押し入れの中なんだよな)
兄(目につく範囲で何か入ってないか探してみよう)
兄は目が暗闇に慣れている事に今更気付く
11: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 20:08:59.04 ID:iB8gXt2O0
下2>>押し入れの中にあった物
12: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 20:10:19.22 ID:Mu/8HJvEo
コスブレ衣装
13: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 20:10:38.63 ID:CQxvvrCtO
塾の先生(イケメン)とのツーショット写真
14: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 20:38:45.48 ID:iB8gXt2O0
兄「...」
兄(なっ、なんだこの写真は...ッ)
そこには、イケメンの男性と妹のツーショット写真が
兄は冷静に思考を始める
兄(まず彼氏ではないだろう)
兄(端末のメール履歴を盗み見した時もそれらしい会話は無かった)
兄(SNS・SMSアカウント情報も引きずりだして見る専だが会話も確認できている)
兄(つまり関わりの低い人間であると分かる)
15: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 20:54:32.25 ID:iB8gXt2O0
兄(勿論親戚ではない)
兄(では学校の先生か?)
兄(いや、貰ってきた書類もきっちり見た)
兄(先生達は顔写真付きで載っていたが、この顔の先生はいなかった)
兄(...しかし、それ以外に他人との交流なんて...)
兄(まさか!塾か!)
兄(成る程...今度情報を集めよう)
16: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 21:02:13.51 ID:iB8gXt2O0
兄(また聞き耳でも立ててみるかな)
兄(まだ知らないあんなことやそんなことを話してくれるやも知れぬ)
兄(let’s聞き耳!)
17: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 21:22:36.05 ID:iB8gXt2O0
下2>>会話の内容
18: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 21:24:30.29 ID:BhY5CLtH0
塾のイケメン先生について+恋バナ
19: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 21:24:51.09 ID:Mp5d+d780
下着の見せ合いっこ
20: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 21:36:48.60 ID:iB8gXt2O0
女1「...女2ちゃーん?」
女2「ひゃ、ひゃい!?」
女1「そんな固まってどうしたの?」
女2「いえ...その...」
妹「隠しだては」
女3「許さんぞ」
女1「さぁ言いなさい」
女2「分かったよ、だからほっぺたつねんないでぇ」
21: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 21:43:58.24 ID:iB8gXt2O0
女2「女3ちゃんの下着見てましたー、すみません」
妹「ほほーう、そんな子だったのかね、チミィ?」
女1「不公平だねー」
女3「そうよそうよ、私は見られ損よ」
女3「だから全員いまここで脱ぎなさい!!」
妹「え”え”っ」
22: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 21:54:51.19 ID:iB8gXt2O0
女1「隙有り!」ズルッ
音がこっちまで聞こえてくる
妹「ひえっ」
女1「あっはっは」
妹「なんちゃって」ズルッ
女1「あぁーっ!!」
女3「諸悪の根源、討ち取ったりぃ!」ズルッ
女2「ひゃわっ」
妹「お前もじゃーっ!!」ズルッ
女3「あーれーっ」
23: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 22:00:58.55 ID:iB8gXt2O0
どうやら全員下着姿になったようだ
女2「妹ちゃん、結構アレな下着だね」
妹「...う、うるさい」
女3「普通だね」
女1「そういう貴女も」
厳かな雰囲気が伝わる
兄(すごい見たい!!!)ジタバタ
24: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 22:07:29.29 ID:iB8gXt2O0
兄は興奮を抑えきれずじたばたし始めた
だが、これがまずかった
押し入れに無理矢理入った状態だという事をすっかり失念していたのだ
押し入れの戸はズレ、倒れてしまった
誰にも当たる事は無かったが、妹達は衝撃的な物を目にする事になる
兄(死んだわ、オレ)
25: ◆7M0syXftfg 2018/04/25(水) 22:09:31.59 ID:iB8gXt2O0
下2>>妹達の反応
26: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 22:11:22.12 ID:BhY5CLtH0
仕方がないな~となぜか好意的
28: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/25(水) 22:11:25.94 ID:yfGBWOWi0
全員無視
30: ◆7M0syXftfg 2018/04/26(木) 20:46:52.99 ID:F84CuXjI0
だが、誰も反応せず先程の会話を続けている
寧ろ下着姿の女の子を見た衝撃を兄が受ける事となる
女の子達の姿は喋り方から想像したものとほぼ同一だった
兄(...ガン無視かよ)
31: ◆7M0syXftfg 2018/04/26(木) 20:50:32.73 ID:F84CuXjI0
普通ならここで反応が無い事に安堵したり
異様な雰囲気に興奮したりする筈だ
だが、彼は違った
兄(無視を決め込むつもりだな?)
兄(いいだろう。絶対リアクションを取らせてやるっ!!)
兄(しかしどうすれば反応して貰える?)
32: ◆7M0syXftfg 2018/04/26(木) 20:51:57.41 ID:F84CuXjI0
下1>>兄のとった行動
下2>>その反応
(反応安価に行動安価が重なった場合、一つ下にずらす)
33: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/26(木) 20:52:32.85 ID:OoNxKMvs0
この写真の男は誰だと妹に詰め寄る
34: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/26(木) 20:54:43.23 ID:DMilMzbK0
色仕掛けでごまかされた
36: ◆7M0syXftfg 2018/04/26(木) 21:50:20.53 ID:F84CuXjI0
女1(え、誰コイツ)
女2(怖いです...)
女3(どーせ身内でしょ)
妹(兄ちゃんか。まぁ寝てただけだよね)
兄(折角だしあの写真を利用するか)
兄は押し入れから飛び出す
兄「この写真の男は誰だぁぁ!!」
37: ◆7M0syXftfg 2018/04/28(土) 21:01:37.80 ID:9h2HDGR70
妹「!?」
兄(青ざめたな)
妹「兄ぃ...」
妹はしょうがないので認識する事にした
兄(おっ?おっ?)
妹「その写真を返しなさい!」ズカズカ
38: ◆7M0syXftfg 2018/04/28(土) 21:11:54.89 ID:9h2HDGR70
妹は上目遣いで睨みながら一歩、また一歩と近付いてくる
兄「返すわけあるかよ」ヒョイヒョイ
妹「くそっ、この...」
正しくは、身長が低いので見上げているのだが
しかし、部屋の中でやりあっていればいずれ壁に追い込まれるだろう
今回も例によってその結末を迎える
39: ◆7M0syXftfg 2018/04/28(土) 21:19:17.50 ID:9h2HDGR70
兄「うおっと」ドゴ
妹「そいっ」
兄「やらせん」クイ
兄は腕を高々と挙げる
妹は身長が届かない
すると妹は距離を近付けるため兄に密着する
40: ◆7M0syXftfg 2018/04/28(土) 21:30:33.58 ID:9h2HDGR70
兄「おっ、おい待て」
妹「黙れ黙れっ!」スカッスカッ
兄「俺の体にくっついて全身擦り付けやがって...」
兄「俺的には満点だが、お前女として大丈夫か」
妹「勝機ッッ!!」パシ
妹は隙を逃さずジャンプして写真を奪い返した
41: ◆7M0syXftfg 2018/04/28(土) 21:41:48.75 ID:9h2HDGR70
兄「お、おのれ...」
妹「この変態が!!」
女1「楽しそうだねぇ」
女2「あの人が妹さんのお兄さんですね」
女3「私もああいうお兄さん欲しいなぁ」
妹「はぁ!?こいつは止めた方がいいよ!」
兄(くそぅ...次はどうしようか)
42: ◆7M0syXftfg 2018/04/28(土) 21:43:14.71 ID:9h2HDGR70
下2>>兄の次の行動
43: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/28(土) 21:45:34.30 ID:Lq5lCqiYO
逃げられない様に抱き締める
44: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/28(土) 21:45:39.09 ID:ihYXrIxG0
妹の友人たちに特技のコサックダンスを披露する
47: ◆7M0syXftfg 2018/04/29(日) 21:32:45.17 ID:CcE0aqt50
兄「...」
兄「...」
女1「あちゃー、お兄さん黙っちゃったよ」
女3「傷つけちゃったねぇ」
妹「えっ!?私が悪いの!?」
女2「素直に...謝ろう」
妹「しょ、しょうがないなぁ」
妹は兄の前に立つ
48: ◆7M0syXftfg 2018/04/29(日) 21:39:04.12 ID:CcE0aqt50
妹「そ、その...兄ぃ?」
その時
兄「コサックダンスしまぁぁーす!!」
その他「!?」
兄「えっほ、えっほ」ドッ、タッドッ、タッ
妹「...」
49: ◆7M0syXftfg 2018/04/29(日) 21:43:28.06 ID:CcE0aqt50
女1「わぁ、すごーい」
女2「えぇぇぇ...」
女3「意外と伸縮性の高いズボンを履いているんだな」
兄(我ながら完璧な動きだ!!)
妹「しばくぞコラーッ!!」キーック
兄「ギャース!」ドテン
50: ◆7M0syXftfg 2018/04/29(日) 22:11:38.45 ID:CcE0aqt50
妹「この!この!」ゲシゲシ
兄「ごふぃっ」
女1「今のはお兄さんが悪いねー」
女2「なんだか可哀想です」
女3「そうだね。大人しく押し入れに隠れていれば良かったのにね」
妹「...?」ゲシゲシ
妹は違和感に気付く
何だか人を蹴っている感触ではないのだ
妹「何か隠し持ってる?」
兄「い、いや、何も」
妹「えい」ペローン
妹はさっきまで蹴っていた脇腹の服をめくる
51: ◆7M0syXftfg 2018/04/29(日) 22:12:54.49 ID:CcE0aqt50
下2>>兄が隠し持っていたもの
52: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/29(日) 22:15:51.63 ID:b0SqUWLaO
妹の写真
53: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/29(日) 22:16:09.95 ID:nzj1NEkN0
妹の3サイズ書かれた紙
54: ◆7M0syXftfg 2018/04/30(月) 17:51:42.99 ID:TJNMY+JX0
妹は紙を取り上げ、読む
妹「...おい」
兄「な、なんでしょう」
妹「この『数字』について、如何にして調べた?」
兄「調べてなどいない。データに基づいた計算だ」
妹「余計嫌だわ!!」ガスッ
兄「あべし!」
55: ◆7M0syXftfg 2018/04/30(月) 18:16:03.65 ID:TJNMY+JX0
兄(これはやばい)
兄(俺の耐久がやばい)
兄(俺の理性がやばい)
兄(俺のイメージがやばい)
兄(俺のプライバシーすらもやばい)
兄は逃げる事にした
兄「よっこいしょ」
兄は早くはないが物凄く知覚しづらい動きで立ち上がる
妹「え」
兄「逃げさせていただこう!」スタタタ
妹「くそっ、追い付けない!女’s!」
女1「えっ私達?」
兄「何をするつもりだ!?」
56: ◆7M0syXftfg 2018/04/30(月) 18:19:07.39 ID:TJNMY+JX0
下2>>女一同の行動(逃がしても良い)
57: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/30(月) 18:35:20.71 ID:iTSeJo2To
捕まえて素っ裸にする
58: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/04/30(月) 18:35:37.54 ID:14wYL8h+0
兄に関節技をかける
59: ◆7M0syXftfg 2018/05/01(火) 21:46:42.10 ID:dwO0s+lj0
女1「てりゃ」ガシッ
兄「!?...だが!」スルッ
兄は女1から逃れる
女3「どっちも甘いねぇ」ギュイ
兄「え?」
女3「妙な体技が使える様だが、関節を封じてしまえば動けないでしょ?」ギリギリ
60: ◆7M0syXftfg 2018/05/01(火) 21:53:20.09 ID:dwO0s+lj0
兄「う、ぐっ。うおおおおっ!!」ズドドドド
女3「!?」グイイッ
兄「」
兄は気絶した
女3(何か凄く嫌な予感がした...シメきれなかったら死んでたんしゃないかってぐらい)
女2「ああっ、気絶しちゃいましたよ!」
女1「やるねぇ、ところでお兄さんどうする?」
女3「じゃあ、捕獲を命令した妹ちゃんに一任しちゃう」
妹「私?」
女3「したいようにしなさい」
61: ◆7M0syXftfg 2018/05/01(火) 21:55:28.69 ID:dwO0s+lj0
下2>>妹の行動(多分ラスト安価)
62: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/05/01(火) 21:56:46.81 ID:TEp65Ua+0
許す
63: 以下、名無しにかわりまして毎日小説がお送りします 2018/05/01(火) 21:57:03.80 ID:mWigAdqe0
ほっぺちゅー
64: ◆7M0syXftfg 2018/05/02(水) 21:42:27.51 ID:UQYNh6eD0
妹「そ、それじゃあ...」
チュッ
妹「/////」
女1「ふーん」
女2「素敵な妹さんを持ちましたね」
女3「へ」ポカーン
65: ◆7M0syXftfg 2018/05/02(水) 21:53:07.51 ID:UQYNh6eD0
~夕方~
妹の友達はもう帰ってしまった
兄「...く」
妹「起きたの?じゃあ部屋に帰って」
兄「おいおい、酷いなぁ。部屋に運んでおいてくれたっていいのに」
妹「...私にそんな力は無い」
妹(寝顔見てただけだったんだけどね)
兄「全く、幸せな厄日だった」
END
66: ◆7M0syXftfg 2018/05/02(水) 21:55:10.06 ID:UQYNh6eD0
それでは、安価に付き合って戴きありがとうございました
引用元: 【安価】兄妹ステルスミッション