女医「心当たりはない?」
男「うーん、特には」
女医「周りに一人もヤンデレっぽい子はいないの?」
男「あんまり女の子の知り合いは多くないけど…」
男「みんないい子ですよ」
男「ちょっと困ってるのは…」
男「僕の寝相の悪さを矯正するためだと思うんですけど」
男「やたらベッドに縛り付けようとするんですよね」
男「まぁもう今まで300回くらい縛られてきたんで、すぐ抜け出せるようになったんですけどね」ハハハハ
女医「それ笑えなくない?」
男「あっ、でもちょっと抜けてるところもあるんですよ」
男「僕の食事に塩と間違えてうっかり睡眠薬とか媚薬とか筋弛緩剤とかいれちゃう事があるんです」
男「可愛いとこあるでしょ?」
女医「・・・」
男「何回も食べてるうちに薬の味を覚えたんで、薬が入ってる食事を避けてたんですが…」
男「そうすると姉が泣いちゃうので最近は残さず食べてますよ」
男「まぁ薬に耐性ができたのでなんの問題もないんですけどね」
女医「…つっこむべきなのかしら?」
男「毎朝起こしに来てくれるんです」
男「しかも僕の部屋の窓から入ってくるって言うオチャメっぷり」
女医「あらあら可愛いじゃない、羨ましいわ」
男「でしょー。僕の家マンションの30階の角部屋なのに毎朝頑張りますよね」ハハッ
女医「前言撤回するわ」
女医「あらっ、もしかして付き合っているの?」
男「そういうわけではないんですけどね、僕のことを常に気にかけてくれてるみたいで」
女医「うん、なんとなく予想つくけど続けて」
男「うっかり携帯放置するとメール50件以上、不在着信99件とかたまっちゃうんです」
男「その度にちゃんと返事できなかった自分に嫌気がさしますよ」
女医「やっぱりー☆段々わかってきた」
女医「ふむふむ、他にヤンデレが3人いると」
男「えっ?他にも何も今までヤンデレなんて話に出てきてませんよ?」
女医「そうだねー(棒)」
女医「そしたら昨日一日をなるべく詳しく再現してくれる?」
男「わかりました。昨日は…」
ー
ーー
ーーーー
男「あと五分ー」ムニャ
幼馴染み「もう男ったらお寝坊さんなんだから」
幼馴染み「早く起きないと爪はがして塩塗りたくるよー?」
男「ハイハイ起きますよ」ノビー
男「今まで52回くらいやられたけど、結構染みるんだからねあれ」
幼馴染み「男が私の言うこと聞かないのが悪いんじゃん」プクーッ
男「ははっ、わるいわるい」
男「はいよ。そういや今日も登ってきたの?」スッポンポーン
幼馴染み「もちろん!」スーハースーハー
男「何度も言ってるけど玄関から入ってこいよ」
幼馴染み「お姉さんと妹さんがいる限り玄関から入るのは無理ゲーだよ」
男「30階登る方が無理ゲーな気するけどな」
幼馴染み「馴れちゃえば階段登るのとそんな変わらないよ」
幼馴染み「男ー、辞書二冊借りるね!」
男「いいけどなんで?」
幼馴染み「今日は刃渡りが長い気がする」
男「?」
幼馴染み「気にしない気にしない。さっ、リビングに行こ」ガチャ
幼馴染み「おはようございますお姉さん」
姉「おはよう、幼馴染みちゃん」
幼馴染み「相変わらず朝弱いみたいですね」ニコッ
姉「ごめんね、朝は力が入らなくて包丁がすっぽ抜けやすいんだー」ニコッ
幼馴染み「力がこもらない分殺意をこめてるんですね」
姉「相変わらず面白いね幼馴染みちゃん」
一同「アハハハハ」
ちょっと待てーっ!
ーーーー
ーー
ー
女医「アハハハハじゃないわよっ!」バン
女医「おかしい、色々おかしい」
男「どこがです?」クビカシゲ
女医「不思議そうな顔するな!」
女医「言いたいことは色々あるけどとりあえず…」
女医「なんで部屋から出た途端包丁が飛んできて、それを普通に防げるのよ!」
男「だから姉さんは朝が弱くて…」
女医「そんなわけあるかーっ!」バーン
女医「タイミングバッチリ!場所も完璧ストライク!明らか確信犯だろ!」ハァハァ
男「そんなことあるはずないじゃないですか」
男「まったくー。続けますよ」
ー
ーー
ーーーー
男「すぐ行くよ」
妹「お兄ちゃーん、おはよ!」ダキッ
幼「・・・」
男「おはよう妹」ナデナデ
妹「ふにゃー♪お兄ちゃんのいい匂…」スリスリ
妹「お兄ちゃん…うちのマンションはペット禁止だって何度も言ってるよね?」
男「ペットなんか飼ってないぞ?」
妹「嘘ついても私にはばればれだよ」
妹「だってお兄ちゃんからとっても臭い豚の臭いがするんだもの」
妹「これはお仕置きが必要だね」ガチャ
妹「あれー?幼馴染みさんいたんですか」
妹「どうりで臭いと思った」
妹「いい加減うちに不法侵入するのやめてもらえます?」
幼「私がそばにいないと男が危険だからね」
妹「あなたがそばにいる方が危険だと思いますけどね」
妹「まぁいいや。お兄ちゃんいい子だから私の部屋に…」
男「いただきまーす」
男「先食べてるぞ」モグモグ
男「あぁごめん、手錠返し忘れてた」
妹「もうっ、普通に手錠はずさないでよ!」
妹「絶対はずせないはずのやつなのに!」
男「うん、いつも通り美味しいよ」ズズー
男「ただまた間違えて媚薬入れたでしょ」
姉「あらやだ。体調は大丈夫?」
男「大丈夫!なんともないよ」
姉「水の変わりに、媚薬に味噌溶かしたんだけどこれでもダメか」ブツブツ
幼「じゃあ男、学校行こうか」ヒシッ
妹「お兄ちゃん一緒に登校しよう!」ダキッ
姉「男くん、お姉ちゃんを学校までエスコートして?」ギュッ
三人「・・・」
妹「とりあえず離れろよ雌豚。滅ぼすぞ」
妹「お姉ちゃんもはーなーれーてー!」
姉「幼馴染みちゃん二秒以内に離れないと首から上がなくなっちゃうよ?」
姉「妹ちゃんもわがまま言わないの」
姉「男くんは私と登校したがってるんだから」
ギャーギャー
男「いってきます」
委員長「男君おはようございます」
男「委員長じゃん。おはよう」
委員長「偶然ですね。なんだか運命を感じます」
男「確かにこうも毎朝偶然会ってると運命感じちゃうよね」
委員長「ふふっ、これで82日連続ですもんね」
委員長「あっ、エレベーター来ましたよ」
ストップ!ストップストーップ!!
ーーーー
ーー
ー
女医「あんたは今後運命という言葉を使うな」
男「いきなり言論の自由を奪われた!?」
女医「どう考えても偶然じゃないよね?」
男「これが偶然であり運命なんだなー」
女医「うざっ」
男「僕って登校時間結構バラバラなんですけど毎日会うんです」
男「朝練の日も遅刻した日も毎日ですよ」
女医「あきらか待ち伏せされてるよねそれ」
男「運命です」キリッ
男「学校挟んで反対側です」
女医「一緒にエレベーター乗ろうとしてたよね?」
女医「あなたの家と学校挟んで反対側の人と」
男「何が言いたいんです?」
女医「どう考えてもストーカーです。本当にありがとうございました」
男「女医さんもしかして人間不信なんですか?」
女医「あなたの話聞いて人間不信になりそうだわ」
男「とにかく続けますよ」
ー
ーー
ーーーー
男「わぉ、朝から重いね」スタスタ
委員長「ハイでもイエスでも私ちゃんと受け入れますから」
男「いいえ」
委員長「ハイでもイエスでも私ちゃんと受け入れますから」
男「いいえ」
委員長「ハイでもイエスでも私ちゃんと受け入れますから」
男「この無限ループどっかでみたことある」
委員長「スタイルも悪くないと思います」
委員長「それに私男君のこと誰より愛してますよ?」
委員長「男君のことを最優先しますし、束縛もしません」
委員長「私以外の女性と一切の交流を断ち、毎日メールは100通以上、電話は最低2時間」
委員長「私が男君に望むのはそれだけです」
委員長「・・・」ギロリ
男「モブ子さんおはよー」
モブ子「わ、私用事あるから先行くね」ピュー
委員長「さっ、男君返事を…」
男「そういえば今日日直だから急がないと」
男「ごめんね!また学校で」タッタッタ
委員長「まだ話は終わってませんよっ!」
委員長「まったく男君ったら恥ずかしがり屋さんなんですね」
委員長「…絶対に逃がさないんだから」
生徒会長「こらっ!廊下は走るなと何度言ったらわかる」
男「げっ」
生徒会長「今日という今日は徹底的に搾りとってやる」
男「搾りとる?」
生徒会長「こほん、正しくはしぼるだな」
生徒会長「とにかく昼休み生徒会室に来ること」
男「あそこに走ってる生徒いますよ」
生徒会長「あんなのどうでもいい」
男「生徒会長さん?」
生徒会長「こらーろうかははしるな(棒)」
男「理不尽!」
女「やぁ男君宿題」
男「おはようみたいなノリで宿題とか言うなよ」
女「いいからいいからはよはよ」
委員長「相変わらず仲良いですね」
女「やぁ委員長さん愛してる」
委員長「おはようみたいなノリで愛してるとか言わないでください」
女「委員長さんのいけずぅ」
女「やぁ幼馴染みさん愛してる」
幼「いい子いい子」ナデナデ
委員長「もうすぐHR始まるんで自分のクラスに帰った方がいいですよ幼馴染みさん」
幼「これはこれは委員長さん」
幼「いい加減男のストーカー卒業したら?」
委員長「その言葉そっくりそのまま返しますよ」
幼・委員長「・・・」バチバチ
幼「ちっ、男あとでね」
女「私は?」
幼「女ちゃんもまたあとで」
教師「特にしゃべることないからHRおしまい!」
教師「あっ、男はあとで職員室に来なさい」
男「はーい」
携帯『メール256件、不在着信99件 』
男「幼馴染みと委員長と生徒会長と後輩からか」
女「相変わらず愛が重いねー」ノシカカリー
男「覆い被さらないでくれる?」
女「このこの嬉しいくせに」ツンツン
ちょっといいかしら?
ーーーー
ーー
ー
女医「女さんは何者なの?」
男「学校ではレズとして有名みたいです」
女医「それであなたと仲良くしても周りはなんとも思わないのか」
女医「しかしあなたの周りはまともなのいないわね」
男「質問は以上ですか?」
女医「ええ、再開して」
ー
ーー
ーーーー
教師「こっちこっち」
男「それでなんの呼び出しですか?」
教師「進路調査表まだ提出してないだろ」
教師「早く出せ」
男「そのことなんですが、この進路調査表おかしいです」
男「ほらここ進路の選択肢」
進路調査表『1、教師と結婚する 2、教師と愛人関係になる 3、教師の*奴隷になる』
教師「別におかしくないぞ?」
教師「愛人として禁断の関係を楽しむのもいいし」
教師「*奴隷にして男をメチャクチャにするってのもそそるな」ジュルリ
教師「まぁどの選択肢にするにせよ心は常に私のそばにおいとけよ」
男「とりあえず国立文系コースにしときます」
教師「私が養うから大学なんて行く必要ないだろ」
男「よくわからないけどそろそろ授業始まるんで行きますね」ガラガラ
教師「意地っ張りなやつめ」
教師「今から堕ちた時が楽しみだよ」
男「進路調査表出せって」
女「ふーん。あっ、つぎ体育だから急いだ方がいいよ」
男「そういうお前は急がなくていいのか?」
女「私今日女の子の日なの…」
女「だから中に出しても大丈夫だよ?」
男「はいはい。宿題写さないといけないからサボるんだろ」
女「本当はみんなのブルマ姿みたいんだけど、あの先生怖いからねー」
男「うちの学校ブルマじゃないけどな」
モブ「おい男、不良娘さんが体育倉庫に来いって言ってたぞ」
男「おう、わかった」
男「なんだろうな?とりあえず行ってみよう」スタスタ
委員長「・・・」
不良娘「待ってたぞ男」
男「どうしたの?」
不良娘「そろそろ私のこと抱く気になったか?」
男「んー、別に」
不良娘「そうかそうかなら仕方ないな」
不良娘「私がお前を犯すことにするよ」パチン
男「これは困ったことになった」
不良娘「すぐに気持ちよくなるさ」ヌガシヌガシ
不良娘「アハ♪」ボロン
不良娘「中々立派なもの持ってるじゃん」
不良娘「いただきまー…」
ガラララー
委員長「男君を離しなさい」
不良「やーだね」パクッ
委員長「!」
男「あっ…」
不良娘「おいひぃ」ジュポジュポ
委員長「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」
不良娘「あっ、逃げるなよお前ら」
男「僕もお暇させてもらいますね」ダダッ
不良娘「委員長てめぇ、落とし前つけてもらうぞ」
委員長「…クラスを代表してあなたを更正させないといけませんね」プス
不良娘「いてっ!てめぇ何を…!?」
不良娘「ち、力が…」ヘナヘナ
委員長「力が抜けるお薬をプレゼントしました」
不良娘「その小瓶はなんだ…?」
委員長「硫酸です」
不良娘「ひっ、やめて…お願い」
委員長「可愛いですよ不良娘さん」ナデリ
委員長「でも許しません♪」
不良娘「ごめんなさいごめんなさい」
委員長「謝るなんて偉いですね」
委員長「いい子の不良娘さんは特別許しちゃいます」
不良娘「ほっ」
不良娘「!?」
委員長「二度と悪いことができないようにお仕置きします」
不良娘「はふへへ」ポロポロ
委員長「泣いたって助けてあげません」
委員長「それでは召し上がれ」タラー
ギャーーーーーーーーーーッ!
体育教師「おいっ、不良娘どうした!?」ユサユサ
不良娘「」ピクピク
委員長「気絶するほど美味しかったみたいですね」
委員長「お粗末様でした♪」
委員長「…優しいんですね男君」
委員長「自分を襲った相手を心配するなんて」
男「あれくらい日常茶飯事だから慣れてるだけだよ」
委員長「可哀想に…私がきっと男君を救ってあげます」
男「さて俺も疲れたから保健室で寝てくるわ」ヒラヒラ
委員長「いずれ全ての害虫を駆除してあげるから待っててくださいね男君…」
男「体調悪いんで休ませてください」ガラガラ
保険医「久し振りだね男君」
保険医「一時期は頻繁に来ていたのに最近来ないから心配してたわ」
男「保健室に来ないならむしろ安心するのでは?」
保険医「それもそうね」
保険医「あっちのベッドが空いてるから使って」
男「ありがとうございます」
病弱「あ、あの男さん」
男「おや、妹と同じクラスで保健室登校の病弱さんじゃないか」
病弱「説明ありがとうございます」
男「久し振りだねー、元気?…だったらここにいないか」
病弱「男さんに久しぶりに会えたので今は元気一杯ですよ!」
男「嬉しいこといってくれるじゃないの」ワシャワシャ
病弱「きゃっ!もう男さんたら///」
男「クラスで色々あってね、精神的に疲れたから休みに来た」
病弱「・・・」
病弱「男さんそういうときは目一杯息を吸って吐くといいらしいですよ」
男「そうなのか、早速試そう!」
男「スーハースーハー」
男「スーーッ」
病弱「…ごめんなさい」ムネドンッ
男「!?」カクッ
保険医「ご苦労様」
病弱「わ、私男さんに酷いこと…」
保険医「気にする必要はないわよ」
保険医「あなたは何も考えず私の言うことを聞いてればいいの」
保険医「奴隷らしくね」
病弱「あ、あのご褒美は…」
保険医「あとであげるから焦らないの」
保険医「既成事実さえ作ってしまえばさすがのあなたも逃げれないはず」
保険医「さぁ子作りしましょ♪」
妹「なにやら楽しそうなことしてますね」
保険医「!?」
妹「私のお兄ちゃんに何するつもりですか?」
保険医「現場を見られたら仕方ないわね」
保険医「あなたも病弱ちゃんと同じように調教してあげる」スチャッ
保険医「ふふっ、人を拘束することにかけて私の右に出るものは…!?」ガチャ
妹「残念ながら実戦経験が違いますよ」
保険医「なっ、気づいたら手錠をかけられてた!?」
保険医「あんた一体今までどれだけの回数人を拘束してきたって言うの?」
妹「あなたは今まで食べたパンの枚数を覚えてますか?」
妹「さて、ベッドに拘束しますよ」カチャカチャ
妹「はいあーん」
保険医「むぐっ、何を飲ませた?」
妹「うちにあるとっても強力な媚薬ですよ」
保険医「か…からだがあつい…」ハァハァ
妹「二度とお兄ちゃんにちょっかいだせないよう、私の奴隷にしちゃいます」
保険医「ひゃん!?」
妹「自分よりもずっと年下の非力な女の子に好き勝手されるのって」サワサワ
保険医「や…めて…」ビクビク
妹「そうですね、じゃあ私はやめます」
保険医「えっ…」
妹「そんな残念そうな顔しなくても大丈夫ですよ」フー
保険医「」ゾクゾクッ
妹「病弱ちゃんこっち来て」
妹「先生の体中を丹念になめ回してあげて」
病弱「で、でも…」
保険医「や、やめ」
妹「大丈夫だよ病弱ちゃん」
妹「もうあなたはこの人の奴隷じゃない」
病弱「え…」
妹「これからは私の奴隷よ」チュッ
病弱「…はい」
保険医「あ…あぁ…」ブルブル
妹「かつての奴隷に舐め回されて気持ちよくなって恥ずかしくないんですか?」
保険医「だ…だれが気持ちよくなんか…」フルフル
妹「ふーん、そのわりには…」クチュ
保険医「アンッ!!」ビクン
妹「ずいぶん濡れてますね」
保険医「くっ…!」
妹「この部屋にあるロ一ター全部体につけてあげます」ジャラジャラ
保険医「もうゆるして…」
妹「すいっちおん!」
保険医「あひっ」ビク
妹「ちなみにぎりぎりイけないくらいの強さです」
妹「上手におねだりできたらイかせてあげます」
保険医「だ…だれがあなたなんかに…」ハァハァ
妹「時間はたっぷりありますからいくらでも我慢してください」
保険医「そんなぁ…」
妹「嫌だったら…ね?」
保険医「…かせて」ボソッ
妹「なぁに?聞こえない」
保険医「お願いします!イかせてください!!」
保険医「ひゃぁぁあっ!!!!」ビクンビクン
妹「強さMax!」
保険医「いやっ…………、いやぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」プシャー
保険医「はぁはぁ……!?」
保険医「ちょっ…***のスイッチ止めてよ!!」
妹「・・・」ニヤニヤ
保険医「イったばかりだから敏感なのっ!オネガイとめてっ!!」
保険医「またイクッ!イクッ!イックゥゥゥゥゥ!!!!!!」ビクンビクンビクン
保険医「…はっ!」
妹「センセ質問するよ」
保険医「・・・」
妹「センセのご主人様は誰?」
保険医「妹様です。私は妹様の奴隷です」
妹「よくできました!」カチッ
妹「お兄ちゃんに手をだしたのにそんな簡単に終わるわけないじゃん」
保険医「もうムリッ!ムリだからッ!!ダメッ!イッちゃうイッちゃうイッちゃう!!!やあぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」ビクンビクンプシャー
妹「病弱ちゃんあと100回イくまで続けて」
妹「気絶したらその度にすぐ起こすのよ」
病弱「こんなの…」
妹「あなたもお兄ちゃんを気絶させたんだから本来ならお仕置きのはずなんだよ?」
病弱「」ガクブル
妹「わかった?」
病弱「」コクッコクッ
妹「お兄ちゃんがいない!?」
妹「また逃げられちゃった…」
妹「やっぱりお兄ちゃんは監禁して24時間見張らないとダメかな」
はいはーい質問!
ーーーー
ーー
ー
女医「明らかあなたがいない場面の描写を詳細に説明できるのはなぜ?」
男「本人達に後々聞かされてるからですけど?」
女医「ですけど?じゃないわ!」
女医「これだけ詳細に彼女達の行動把握しててよく周りにヤンデレいないとか言えたな」
男「僕は彼女達にこれくらいのこと日常的にされてるから普通だと思ってるんですけど…」
女医「硫酸舌にたらされたりしないよね普通!?」
女医「さも当然かのように言うな!」
女医「もしかしたら一番異常なのはあなたかもしれないわね」
男「失礼な!ぷんぷん」
女医「まぁいいわ、続けて」ハァ
ー
ーー
ーーーー
女「昼だ!空腹だ!ご飯を食べよう!」
委員長「男君、体調は大丈夫ですか?」
男「まぁ半分サボりみたいなものだったから」
委員長「良かった。それではお昼ご飯を食べ…」
幼「男ぉー!ご飯食べよ!」
妹「お兄ちゃんお昼は中庭で食べよう!」
姉「男くん二人でランチしましょう?」
四人「「・・・」」
委員長「お兄さんをとられて悔しいのはわかりますが、これを期に兄離れしたらどうです?」
妹「別にあなたにお兄ちゃんをとられた覚えはないけど」
幼「私の将来の旦那さん勝手にとりあわないでくれるかなー」
妹「黙れ雌豚、トンカツにしてソースかけて食うぞ」
姉「男くんは私とご飯食べるんだし」
委員長「ふざけるのは存在だけにしてください」
幼「最終学年にもなって友達いないから男に依存してるんですね」
幼「このストーカーが友達になってくれるらしいんでそれで我慢してください」
姉「・・・」ビキビキ
女「もはや恒例ですな」
男「ですな」
男「さて俺は生徒会長に呼び出されてるから行ってくるよ」
女「いってきますのチューは?」
男「あの口論の勝者にでもしてもらえ」
女「むしろ全員にしてもらいたい!」
男「お前は女なら誰でもいいのか?」
女「まさかっ!可愛い子に限るよ!」
男「じゃあの」
男「失礼します」ガララ
生徒会長「あいたかったぞ!少年!」
男「初っぱなからテンション高いですね」
生徒会長「何しろ恋人が会いに来てくれたんだから嬉しくもなるよ」
男「恋人?誰ですか?」
生徒会長「君しかおらんだろ、照れちゃって」
男「はて、なんのことやら」
男「人違いでは?」
生徒会長「…君はいつもそうやってとぼけるんだな」
生徒会長「いくら私が体で迫ったり、監禁したり、ストーキングしたりして愛情を表現してものれんに腕押しだ」
生徒会長「何が不満なの?まだ愛が足りないの?だったらもっともっと愛すよ?私に一杯優しくしておいて、飽きたから捨てるとか言わないよね?それともやっぱり照れてるだけなの?そうなんだ…そうなんだよね!可愛いんだから♪子供は何人作ろうか?あなたが望むならいくらでも産むよ?そうだ!子供の名前は何がいい?」
生徒会長「………答えてよっ!!!!」
生徒会長「・・・」ヒョイ
生徒会長「部外者は立ち入り禁止よ」
姉「あまり私の弟を困らせないでもらえる?」
生徒会長「いきなり包丁を投げてくるようなやつを姉にもって男ったら可哀想」
生徒会長「私が解放してあげる」チキチキチキ
姉「カッターを人に向けるなんて生徒会長失格だね」
姉「私が粛清する」
男「なぜお前がここにいる?」
女「来ちゃった」テヘペロ
男「相変わらず神出鬼没なやつ 」
女「それよりこの争いに巻き込まれたら命が危ないから逃げよう」
男「せやな」
男「さーて部活に行きますかな」
女「部員が二人しかいない文芸部は楽しい?」
男「ダラダラできるし悪くないよ」
男「女は剣道部どうなんだ?」
女「次こそ全一になれるよう頑張ってるよ」
男「なにげにすごいよなお前」
女「女の子に叩かれたり突かれたりされる最高の部活です」グヘヘ
男「ダメだこいつ早くなんとかしないと」
男「おーす」
後輩「先輩待ってました」ダキッ
後輩「あいかわらず雌の匂いがプンプンします」クンクン
後輩「この匂い…今日先輩に近づいたのは、、、」
後輩「幼馴染みと生徒会長と委員長と姉と妹と教師と保健医と不良娘とその下っぱたちと病弱ですね」
後輩「ちょっと待っててください先輩」
後輩「今すぐ三途の川に沈めてくるんで」
後輩「やん、先輩ったら大胆」
後輩「でも私…先輩ならいいですよ?」
男「いきなりそのテンションはついてけないっす」
後輩「まっ、とにかく浮気はしないでくださいね」
後輩「じゃないと先輩の手足を切り落としてダルマさんにしちゃいますよ?」
男「この子可愛い顔してスゴいこと言ってる」
後輩「どうせ他の子にも言ってるんでしょ?」
男「まあね、挨拶がわりに言ってるよ」ハハハ
後輩「・・・」ピタッ
後輩「私以外の女をみるような目は要りませんよね?不必要なので潰しましょう。今のうちに私の姿を脳に焼き付けておいてください。それと私以外を誉めるような悪い舌はひっこ抜いてしまいましょう。今のうちに愛の言葉を私に囁いておいてください」
男「後輩があまりに可愛いからからかいたくなったんだよ」
後輩「なーんだ、ビックリしちゃいました」
後輩「よく考えれば先輩は私だけに愛を囁いてくれますもんね」
男「いや、可愛い子には満遍なく愛を囁いてるよ」
後輩「・・・」ピタッ
男(やっぱり後輩って面白っ)
後輩「せめて結婚式の日取り決めてから帰りません?」
男「じゃあ戸締まりよろしく」
後輩「待ってくださいよー先輩」アタフタ
校門
男「おっ」
妹「あんた帰る方向逆だろ。いい加減にしろストーカー」
幼「おとこー!今日は私が夜ご飯つくってあげるよ。だから材料買いに行こう!」
姉「材料の心配なら必要ないよ幼馴染みちゃん。だってあなたのお肉とっても美味しそうじゃない。男くんの地肉になれればあなたも幸せでしょ」
生徒会長「男君、私の家においで。今夜は寝かせないぞ」
後輩「先輩、とりあえずこいつら全員コンクリ詰めにして東京湾に沈めますね」
六人「「「・・・・・・・」」」
女「なんだかんだこの人たち仲良いよね」
男「似た者同士ひかれあうのかもね」
女「…帰ろうか」
男「うん、帰ろう女さん」
ーーー
ーー
ー
女医「壮絶な人生送ってるのねあなた」
男「はい」
女医「・・・」
女医「そろそろつっこんでいいかしら?」
男「今更そんなこと確認する仲でもないでしょうに」
女医「あなた私に監禁されてるのに何でそんなくつろいでるの!?」
男「はい。町を歩いてたら突然声をかけられて、危険な病気にかかってる可能性があるからって車にのせられてここまできました」
女医「丁寧な説明ありがとう」
女医「ここめっちゃ怪しいよね?」
男「廃病院の地下ですしね」
女医「それに来るなりベッドに拘束されたんだよ?」
男「そして冒頭に至ると」
女医「平常心保ってられるはずなくない!?」
男「好都合とは?」ズズー
女医「何しろあなたは私とここでずっと暮らすのだから信頼関係は大事でしょ?」
男「女医さんもお茶飲みます?」
女医「いただく。私も無理矢理監禁するよりはお互い合意の上で拘束したいしね」
男「なるほど。はい、お茶どうぞ」
女医「ありがとう」ズズー
女医「・・・」
男「・・・」
女医「おい」
女医「お茶はとっても美味しいわ。けどそこじゃない!」
女医「なんであなた普通に手錠はずしてるわけ?」
男「喉乾いたなって思ったからです」
女医「理由なんぞ聞いとらんわ!」
男「このお茶筋弛緩剤が混ざってたみたいですけど」
女医「そ、そうだわ!私は賢い子!」
女医「こんなこともあろうかと裏の裏まで読んで筋弛緩剤を入れといたの!」
男「それ自分は飲んじゃいけなかったのでは?」
女医「しまった!力がぁぁぁぁ」ヘナリ
男「アホの子や」
女医「どっちが先に力を取り戻すか楽しみね…!」
男「僕この位の量じゃなんともないですけど…」
女医「そうだったぁぁぁぁぁ」ゴロゴロ
男「このひとかわいい」
女医「薬で力の入らない美人で知的でナイスバデーな私の抵抗できない姿を見てDTのあなたが我慢できるはずがない」シクシクチラッ
女医「助けを呼ぼうにもここは廃病院の地下だし誰も来ることはない」シクシクチラッ
女医「犯すにはこれ以上ない状況ね」シクシクチラッ
女医「なすすべもなく心身ともにあなたのものにされてしまうんだわ」シクシクチラッ
女医「ひんひん」チラッ
男「・・・」
女医「なんとか言え!」
女医「ぴちぴちの23歳よ」ドヤッ
男「うわぁ売れ残りだ」ボソッ
女医「うるさいうるさいうるさーいっ!」ジタバタ
男「大丈夫ですよ!きっと白馬の王子様が現れますって!」
女医「誰がメルヘン少女だってぇ?」
男「どっちかっていうとメンヘラ処*だけど」ボソッ
女医「ぜったいぶっとばす!」
女医「あなたもDT卒業できるんだし悪い話じゃないでしょ?」
男「僕DTじゃないですけど」
女医「えっ」
男「えっ」
女医「ええーーーっ!」マスオボイス
男「いえ、彼女と合意の上で」
女医「か、彼女だぁ?冗談はおよし!」
男「女医さんちょくちょくキャラ崩壊しますね」
女医「で、誰なの?」
男「僕の話の登場人物のなかにいますよ」
男「女医さんエンディング終わる前に映画館出るタイプでしょ?」
女医「当たり前でしょ!そんなこといいからはよ」
男「仕方ないな。正解は…」
女「私だよ!」
男「女さん相変わらず神出鬼没だね」
女医「いつのまに!?」
女「23歳、自称医者のフリーター。この病院は女医さんの両親が経営してたんだよね?」
女医「なぜそのことを…?」
女「女医さんが男君のことをストーキングしてるのには気づいてたからね」
女「調べてみた!」
男「薬の知識が中途半端だとは思ってたけど、そういうわけか」
女医「あなたレズなんじゃなかったの?」
女「学校ではそういうことになってるけど、実際は違うよ!」
女「私は女の子を犬や猫と同じような感覚で可愛がってるだけ」
女「女医さん可愛いから私のペットにしてあげてもいいよ」
女医「遠慮しとくわ」
男「危険な病気かもしれないって言われたからかな」
女「本当は?」
男「綺麗な人に声かけられてテンション上がった!」
女医「やだっ、綺麗なんて///」
女「へぇー、あんなに可愛い娘たちでハーレム作っといてまだ足りないんだ」
女「そっかそっか。男君は可愛ければ誰でもいいんだね」
男「否!断じて否!」ビクビク
女医「怯えてるだと…!?」
女「学校の友人関係制限するのは可哀想だし普段は大目にみてるけど、これは流石に見過ごせないよね、浮気だよね」
女「男君は次に『僕が愛してるのは女さんだけだよ』と言う」
男「僕が愛してるのは女さんだけだよ……ハッ!?」
女「何度その台詞を聞いたと思ってるの?」
女「うん、許さないよ♪」
男「こうなったら逃げr」ダッ
女「もちろん逃がさないよ」ガシッ
女「今まで一度として私から逃げられたことなんてないよね」
男「ひぃぃぃっっっ!」ガクブル
女「大丈夫だよ、ひどいことはしないから」
女「ただ気絶するまでくすぐって、その後は**が枯れるまで一秒の休みもなく男君のジョニーを愛してあげるだけ」
男「女医さん助けてっ!」
女医「…診断結果を発表します」
女「さぁ男君大人しくベッドに拘束されましょうね」スチャッ
女「もし逃げようとしたら手足切断だよ?」
男「トラウマが甦る」ジタバタ
女「男君…大好きだよっ!」
男「僕も女さん大好き!だからやめて」
女「い・や・よ」
男「いやぁぁぁぁぁっっ」
女医「どうやらあなたはヤンデレを引き寄せる体質と見て間違い無さそうです」
男「ヤンデレを引き寄せる体質?」
おしまい
それでも読んでくれた人達はありがとうございます。
おつん
硫酸が夢に出そうで怖い
乙
引用元: 男「ヤンデレを引き寄せる体質?」