医者「精神病？アイスピック脳に刺したら治るやろ！」

医者「ファッ！？マジで治ったやんけ！！しかも、ノーベル賞も獲ったでぇ！」

草
ロボトミーかな？

医者「ワイ、やっぱ天才かもしれん！そもそもワイの一家は天才一家やし！！」

医者「せや！この治療法をどんどん実施していくでぇ！！！」

医者「ファfafaのファ!!??みんな治ったやんけ！！！」

医者「今までは重度の精神病患者だけに施してきたけど、軽度のやつにもこの治療法は使えるんやないか？（天才特有のひらめき）やったろ！！」

医者「う～ん、半数は良くなったが、もう半数はむしろ悪くなったンゴねぇ…　でも、ワイは天才なんやからワイのせいではないはずや！！！そうや！！ワイは悪くない…ノーベル賞も獲った…世界の救世主なんや…」

医者「せや！授業に集中ができない子供もこれで治療したろ！！！」

医者「う～ん、どうも駄目やな…でもワイはこの世を救う神なんやから、失敗は認めんぞ…！！」

医者「こ　れ　は　成　功　な　ん　や　！　！」

医者「ワイ以外の医者でも治療できるようにみんなに治療法をおしえたろ！！！」

医者「え？大統領の娘が調子悪い？？大丈夫やで！！ワイがお治ししてあげるでぇ！！！」

大統領の娘「あうあうあ～のあ～(^q^)」

医者「う～ん、治った治った！」

世間「大統領の娘もロボトミーやったんだってよ！うちの子にもやらせなきゃ！（使命感）」

医者「うひょ～！！！どんどん治療が要請されるでぇ～！！！やっぱ、ワイってみんなから求められる神なんやなぁ…（再認識）」

医者「みんなを治してあげるでぇ…」

世間「お隣の奥さんの子、ロボトミーでおかしくなっちゃったみたいよ！！」
世間「あらやだ、ロボトミー最低ね」

医者「？」

医者「ワイは正しいことをしているんやぞ…？」

医者「なんでや？なんで？みんなそんな顔で私を見る？」

医者「そうさ…私は正しいんだよ…　そうだ！！昔治療をした患者に会ってこよう！　みんな良くなっているし感謝しているはずだ！！！」

昔の患者「先生にはお世話になりました。とても感謝してます。」

医者「ほらみろ！私はこんなにも素晴らしい人間じゃないか！！！」

（たまたま成功した患者にのみ会っていた）

医者「あはは！！！行く先々の患者に感謝されるぞ～！！私は天才！！多くの人の人生を救った神！！！！」

（晩年は、良くなった患者を訪ねる旅をしていた）

そして、医者は自分を天才と思い込みながら生涯を閉じた
おわり

面白かったで。乙。