レスター「――ニア!」
リドナー「え?」
相沢「!!!!!!」
――銃の引き金を引…
レスター「ウァッ」
ドシャァァアア・・・・・
月「フフフフハハハハァ」
が凄い滑ってるみたいで想像したらシュールすぎる
ドシャァアアアア・・・・・・
リドナー「・・・・・・どうなってるの・・・夜」
月「ハハハハアハアハアハハハハ」
リドナー「あぅ・・」
ドゴシャァァァアア・・・・
相沢「月君――やはり君がキラ!!!」
松田「え!?」
月「そしてその後のノートの全書き換え&すり替え・・・これも気づいていた!」
相沢「ちくしょう!!・・・・・ウォウ!」
ドシャァァアアア・・・・・・
月「相沢さんお疲れ」
月「ジェバンニがノートを盗む前夜、魅上が三時間で、偽ノートを作り上げたのさ」
摸木&伊出「あぐッ・・・・・・・」
ドシャァアアアアア・・・・
月「偽のノートを魅上に持ち歩かせ、油断させた所に、罠を仕掛けた・・・お前は偽のノートの偽のノートを作ったにすぎないのさ」
月「・・・・・ウグッ!?!?!?!?」
月「な・・・・・なん・・・だと・・・・・」
――。
ドシャァァァァアアアアア・・・・・
松田「フフフのフ」
松田「結構筋書き通りに進んでおもしろかったな。なぁ?リューク!」
リューク「・・・・・ッパネェっす松田さん」
松田「月君も馬鹿だな・・・もともと魅上に送ったノート・・・」
松田「あれ自体が、俺がすり替えた偽のノートだと気づかなかったとは・・・・月君を少し買い被りすぎたかな」
「それを察したジェバンニが偽ノートの一部差し替えを図る・・・・」
「その差し替えを察した魅上が偽のノートの偽のノートを作る・・・・」
「それをジェバンニが盗み出し・・・・・偽の偽の偽のノートを作る・・・・」
「キリが無いな・・・さすがの俺もこんがらかってきたハハハ」
確かにこの死神の目で見たときは、あの若い男の寿命は見えなかった・・・・
あいつが・・・・神・・・・ではないのか?
松田「・・・・あ、忘れてた。魅上君。君を大量殺人犯として、逮捕する」
ダァン・・・・
魅上「ウガァ!」
松田「やっぱ死んでもらおう。こいつは今、殺さなきゃ駄目だ」
リューク「松田さん・・・・容赦ナイッス」
松田「これからは松田が神!松田が最強!」
松田「俺が・・・松田界の神になる!!!!!」
ドクン・・・・
松田「うッ・・・!?!?」
松田「な・・・・ぜ・・・・・・だ」
ドスン
夜神粧裕「アハハ」
夜神粧裕「あらら・・・・・死体が一杯・・・・」
リューク「粧裕ちゃん!遅いよーんーもぅお疲れちゃん」
夜神粧裕「久しぶりね。リューク。どう?面白かった?」
リューク「勝ったーって三人くらい勘違いしてるのが居て超おもしろかった」
夜神粧裕「馬鹿みたい・・・・まぁここに居る人達は夢にも思ってなかったでしょうね」
夜神粧裕「誘拐はフェイクだったって事に」
夜神粧裕「お兄ちゃんの部屋でHな本を漁っていたら」
「引き出しのノートを見つけちゃったんだよねー」
リューク「まだ月が、引き出しの細工する前だよな」
夜神粧裕「そこから、一生懸命この計画を練って、ついにここまで来たのよ!」
リューク「粧裕ちゃん、兄まで殺すなんて鬼畜だよ」
夜神粧裕「まぁいいんじゃない? 新世界の礎になってもらうって事で」
夜神粧裕「さあ・・・・帰りましょうリュー・・・アゥッ!」
夜神粧裕「え・・・・・・え・・・・・・え・・・・・・?」
ドッタァァァアアアア・・・・・・
夜神幸子「フ・・・・・」
リューク「あれ?さっちゃん、ここでは殺さないんじゃなかったの?」
リューク「確か「入浴中に滑って壁にドゴォンしてそのまま湯船に頭だけ突っ込んで、尻だけ丸出しで溺死」って書くって言ってなかった?」
夜神幸子「さすがにそれは可哀想だと思って・・・・フフフ」
夜神幸子「私は最初から気づいていたのよ。ノートを拾って人を殺し始めた初期の段階で。
「だって、息子が5キロ痩せたのよ。母親なら気づくよね」
「しかも部屋に入られないよう、紙を扉に挟んだ上にシャーペンの芯の二段構えなんて」
「何かあると思うわよね」
「そして部屋を探ったとき、ノートの切れ端を頂戴しておいたのよ」
リューク「さっちゃんといると飽きないなー。これからも楽しませて!」
夜神幸子「・・・・・・・・それは出来ないよリューク」
リューク「え?」
夜神幸子「お別れよ。リューク」
リューク「え?え?」
そういうと、別れを惜しむかのように――
幸子は死神に近づき・・・・・
夜神幸子「――ちょっと・・・かがんでくれる?」
リューク「なんで?」
夜神幸子「うっさい!早くかかんで!」
リューク「?はいよ。」
すかさず、さっちゃんのディ一プキィィィィス!
リューク「ウホッ/////」
そして二人は体を重ねた――
それはそれは長い時間が流れた――
この二人にとっては一瞬だったが――
リューク「ウホ・・・・・もう駄目・・・・・」
「どうして・・・・こんな事を!」
夜神幸子「あなたを愛しているからに決まってるでしょ察しなさいよバカっ////」
リューク「気づかなくて・・・・ごめん・・・・俺も・・オス・・・・・こんな事されたら・・・さっちゃんの事・・・・好きになったかも」
夜神幸子「(ニヤァアア)」
夜神幸子「――実は・・・・私は、もうすぐ殺されると思うの」
リューク「え?」
リューク「そんなの・・・・いやだああああ」
リューク「誰だ!?さっちゃんを殺そうとするバカは!?!? 俺が殺してやる!」
「そいつの名前を言え!!!!!!!!!!!!!!!」
夜神幸子「え?嬉しい!殺してくれるの!? じゃあ一緒にいられるわね★」
リューク「ああ、ずぅーっと一緒だ! そいつの名前は?」
夜神幸子「私を殺そうとする・・・・のは・・・・」
夜神幸子「死神リューク!!!!!!!」
リューク「!?」
夜神幸子「こう言い変えればわかるかしら。」
夜神幸子「私はノートをもう使わない」
リューク「え?」
夜神幸子「私はあと50年は生きるでしょう。健康には自信があるもの。」
夜神幸子「暇じゃないかしら。所有権は絶対に捨てないわよ」
リューク「それは退屈すぎる」
夜神幸子「ほらほら~~~」
夜神幸子「退屈な時間を味わうくらいなら・・・・・私を殺したいわよね?」
リューク「確かに・・・・人間界で何もしないまま居るのは50年は退屈すぎる。死神界で博打してるほうがまだマシ」
「でも、死ぬくらいなら・・・耐えるしかないだろ・・・・」
夜神幸子「リンゴも絶対にあげないわよ」
リューク「さっちゃん・・・・」
「さっちゃん、その考えは間違ってる。さっちゃんらしくもない」
夜神幸子「え?」
リューク「だって、それだと俺が死ぬのは、さっちゃんが死ぬ前提で成り立つじゃん?」
「それに、言ってなかったけど、死ぬまで憑くってのは、「人間界で最初にノートを手にした人間」との間にできる掟」
「どうしたのさっちゃん・・・・」
夜神幸子「え?言われてみれば・・・・・・・え?・・・・・だって・・・・・こうすれば良いって・・・・あの人が・・・・・」
リューク「?」
夜神幸子「どういう事なの・・・・あの人は・・・私に嘘の・・・・・・ハグゥ!」
ドシャァァァアアアアアアア
L 「ばれちゃったものはしょうがないですね」
「お前・・・・死んだはずじゃ・・・・・」
L 「死んでませんよ」
「レムが殺したのはワタリだけです。いや・・・殺せたのはワタリだけです。」
「私はね、ワタリが死んだら流れ作業的に区役所に私の婚約届けを提出するよう、仲間を役所の住民課前に待機させて置いたんですよ」
リューク「そんな・・・手が・・・・」
L 「私の今名前は 「弥 Lawliet」です」
リューク「そんなああああああああああああああああああああ さっちゃああああああああああああああああああああん」
完全にジャンプ補正の決着
L、電話を取り出し・・・・
弥Lawliet 「ミサちゃんやりましたよ!ミサちゃんが夜神夫人を殺すタイミング・・・・バッチリでした!」
「おかげでかっこよく登場できました。リュークもびっくりしてますよ」
「さあ邪魔はいなくなりましたね。では私とステキな新婚生活を送りましょう」
リューク 「殺す・・・・」
弥Lawlie「・・・・・え?」
リューク「殺してやる!!!!!!」
――リューク、自分のノートを取り出す。
弥Lawlie「・・・・・いやいや・・・そんな事をするとあなた死にますよ・・・?」
「死神は人間に恋をすると死ぬ・・・そんな事はミサちゃんから聞いています」
「私を殺すと結果的に夜神幸子の寿命を延ばす事になりますよ」
リューク 「幸子は死んだよ!!!」
弥Lawlie 「そうでした」
リューク「死ね」
ドクン―――
弥Lawlie 「キャゥン」
リューク「もうなんなんだよこれ畜生!人間なんて嫌いだ」
リューク「死神界へ帰ろう・・・・・人間界は・・・・狂気染みている」
――パラパラ・・・・・
リューク「ん? おかしいな・・・・翼が・・・」
――ボロ・・・・ボロボロボロボロボロ
リューク「馬鹿な!!!!何故!?!?!?! 砂に・・・・俺が砂になっていく!?!?!?!?」
ムクッ
夜神幸子「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハフヒーwwwwwwwwwwww」」
「ムアハハハハハハハハハハハ」
「リュー君ンンンンハハハハハハハハ」
――ボロボロボロボロ
夜神幸子「アハハ。だから「お別れよ」って言ったでしょ?・・・・私は心臓麻痺で死んだふりをしていたのよ」
リューク「しまった・・・・愛したメスが死んだせいで、寿命が消えたか確認するのを忘れてしまった」
夜神幸子「ふふふ、オバカさんね」
「ミサちゃんは私の名前を書かなかったのよ。Lはすっかり騙されちゃって・・・私はミサちゃんと組んでいたのよ」
「Lは・・・・まぁ単なる「計画の捨て駒」として生かしておいただけ」
リューク「死ぬのか!?俺は死ぬのか!?」
夜神幸子「さよなら、死神リューク・・・・」
リューク「でも・・・・・・・・・生きてて良かった・・・・さっちゃん・・・・・本当に・・・・良かったな」
夜神幸子「えっ」
サラァァァアアアアアア
夜神幸子「リューク・・・・本当に・・・・私の事を・・・・・」
「そうよね・・・・じゃなければ・・・・砂になんてならないもの・・・・」
「うう・・・・・リューク・・・・・・リュークゥゥゥゥゥゥゥクククククククアアアハハハハハハハハハハハwwww」
「リュークのノートまでもゲットォォォォオオオwwwwww!!!!!!」
「これで・・・・私の思い通りの世界・・・・私の思い通りの人生・・・・・出来る!」
「さあ、まずは、ミサちゃんのツテでイケメン俳優と合コンに行くわよ!」
「人生始まったわ――――」
ドクン――
え?――今度は本当に・・・・・・胸が・・・・・
「ァゥアゥアゥ・・・・・・・パクパク」
ドッッターーーーン
弥ミサ「ふぅ・・・・・・・これでいいの?総ちゃん。」
夜神総一郎「・・・・・・・ああ、これでいい。」
夜神総一郎「これでいいんだ・・・・・もう・・・・・すべてを終わらせるには・・・・これが・・・ベストではないがベター・・・」
弥ミサ「総ちゃん!これからは二人で愛し合おうね☆」
夜神総一郎「ああ、これからは二人だけの時間だ・・・・・愛してるよミサミサ」
――二人は熱い口付けを交わした。
総一郎――拳銃をミサへ向けて・・・・
ガァアアアアン!
弥ミサ「ぁぐぅ!・・・・・・・」
弥ミサ「総ちゃん・・・・・・・なんで・・・・・」
総一郎「これが・・・・・ベストの形」
「ノートの存在を知るのは私だけで・・・・十分だ・・・・・こんな恐ろしいものの存在・・・・・」
「こんなものがあるからいけないのだ・・・・・」
「この場にあるノート・・・・・私が責任を持って焼却処分する・・・・・・皆・・・・・成仏してくれ・・・・・」
――ドクン
総一郎「っあぐ!?!?!?!」
ニア「いえ、これが本当のベストの形です」
ドシャァアアア・・・・・・
ニア「だから死なないと言ったじゃないですか」
ニア「私も死んだふりをさせてもらってました」
「茶番を見させていただきましたよ」
「私は、保険をかけていたのですよ」
「魅上が現れたとき、・・・・まあ、私の名前を書いたのは松田氏ですが・・・」
「松田氏がこっそり名前を記入しているときに、私もこっそり外の者に指令を出したんです」
「私の名前を、前もって用意していたノートの切れ端に書けと」
「デスノートって不思議なもので、二つのノートに同時に名前を書くと、その人は死ななくなる、いえ、死ねなくなるんでしたね」
「これで本当におしまいです。夜神さんの言ったとおり、これがベスト、トゥルーエンド、ハッピーエン―」
――ドクン
ニア「ッジャ!?!?!?」
な・・・・・・・・・・・・胸が・・・・・・・・・・お、おお、おおお、
ドシャアアアアアアアアアア
時計の中に仕込んだノートポイっと放り投げた。
夜神月「計画通り!これで全ての陰謀を暴きだした。全てを始末した。出来る!新世界!」
END
夜神月「さて・・・・・・・全員を始末したところで・・・・・俺も帰るか・・・・・・」
月、扉へと向かう
扉に手をかけた所で――その手がピタリと止まる。
夜神月「今・・・・死んだふりをしている者・・・わかっている・・・・今なら殺しはしない」
「むしろ俺を欺く寸前まで行った事を褒めてやる。死んだふりをしないで・・・・・立ち上がれ」
暫くして、全員がムクっと立ち上がった。
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これで本当におしまい。
読んでくれてthx