男「はぁ?俺英語無理パス」
母「大丈夫よ、日本語上手だから」
男「上手いって言っても「コンニチハ」みたいなカタコトだろ?」
母「いやいや、本当に日本人かと思うよ」
男「皆そう言うんだよ」
母「いや、ほら、ウェ○ツとか」
男「逆に英語喋れないじゃん」
母「はぁ、男の癖にゴチャゴチャうるさいわねぇ、晩飯ぬき朝飯もぬきずっと抜き」
男「」
男「いや駄目っしょ」
母「じゃあ頼んだ」
男「なんで引き受けたんだよ」
母「アメリカの友達の子だからよ、その友達は仕事で忙しいから来れないんだって」
男「そうかよ、飯抜きにされても困るから引き受けるよ」
母「じゃあ母さん出掛けるね」
男「はいよ」
そういや、いつ来るんだ?」
男「いや昼間から来るわけ無いよな、来るなら夜だろ根拠はないけど、うん、ゲームやろ」
ピンポーン
男「!!!」ビクッ
男「おいおいおい、何だよ宅配便か?宅配便だなキットそうだ、そうに決まってる」
男「は、ハーイ」ガチャ
米女「どうも、暫くの間お世話になるメアリーです。」
男(終わったあああああああああ!!!何だよ美少女じゃねーか、こんなんと一緒にいたら固まっちまう)色々と
男「き、聞いてるよ、耳にタコが出来るほどに」
メアリー「耳にタコ?なんですか?」
男「なんでもない、取り合えず上がって下さい」
メアリー「お邪魔します、日本は靴を脱ぐんですよね?勉強してきました」
男(イカンな、普通に接しないと、俺も相手も同じ人間だ)
男「日本は初めて?」
メアリー「はい」
メアリー「そうですか?ありがとうございます」
男「取り合えずそこ座ってて、お茶淹れるから」
メアリー「日本のお茶ですか?緑色ですか?」
男「あー、紅茶の方が良い?」
メアリー「いえ、日本のお茶を飲んでみたいです」
男「そう、緑茶だけどちょっと苦いよ?」
メアリー「大丈夫です」
男「竹永 」
メアリー「太朗、日本人て感じがしますね」
太朗「そう? はいお茶」
メアリー「おー緑色のお茶、いただきます」ズー
メアリー「苦いっ、すごい苦いビックリ」
太朗「だから言ったのに、紅茶にする?」
メアリー「いえ、これが良いですクセになる苦味ハマりました」
メアリー「もちろん、ペラペラペラペラ」
※>>1は馬鹿なので許してください
太朗「あーあーもう良いよ俺分からないから」
メアリー「教えましょうか?」
太朗「遠慮します。…
そういや飯食ったの?」
メアリー「ご飯ですか?まだ食べてませんでした」
太朗「ちょっと待ってて」
太朗「うーん、米とお茶漬けしかねーよ、お茶漬け食うかな?」
太朗「お待ちー」コト
メアリー「良いんですか?いただいて」
太朗「良いよ、口に合うかわからないけど」
メアリー「では、いただきます」パクッ
メアリー「美味しいです、これはなんて言うんですか?」
太朗「漬物」(漬物食えるんだ、臭いとか言って食わないかと思った)
メアリー「これは、ミソスープ?日本だとなんて言うんですか?」
太朗「味噌汁だよ」
太朗「余り物だけどね、それよりどっか行く?家で何かする?」
メアリー「うーん、今日は家が良いです」
太朗「じゃあゲームでもする?」
メアリー「ほー、ゲーム、良いですね」
太朗「じゃあ部屋行こうか」
メアリー「はい」
メアリー「ここがタロウの部屋?木の良い匂いがしますね」
太朗「そう?普通でしょ、それより何しようか?Wii?プレステ?」ドキドキ
メアリー「お任せします」
太朗「じゃあパーティーゲームでもしようか」
メアリー「はい」
1時間後
母「ただいまー」
母「女の子来た?」
太朗「来たよ、今寝てる」
母「あー、時間がちがうもんね」
太朗「ところで晩飯は?」
母「今日はご馳走よ」
太朗「ほー、なんだよ」
母「寿司の出前」
太朗部屋
メアリー「zzz」
イヤッホオオオオウ!!
メアリー「う~ん、ふぁーあ」
メアリー「いつの間にか寝ちゃった、タロウは?」
メアリー「タロウー」ガチャ
リビング
メアリー「タロウ居た」
太朗「お、起きた今日は寿司だって」
メアリー「おー、本場のお寿司、一度食べてみたかったんです!」
メアリー「いえ、もう大丈夫です
今寝ちゃうと夜寝れなくなっちゃうんで」
母「あらー、短時間で結構仲良くなったわね」
メアリー「あ、こんにちは、お世話になります」ペコッ
母「いえいえどうもご丁寧に。
ね?言ったでしょ、日本語上手だって」
太朗「そうだな」
母「そろそろ出前とろうか」
太朗「おう」
母「あー、特上3人前お願いします」
電話『かしこまりました30分程でお持ちします』
母「30分くらいで来るって」
太朗「はいよ」
メアリー「」ワクワク
ピンポーン
太朗「おっ、来たんでね?」
母「はーい」
寿司屋「特上三人前です」
母「はいどーも」
太朗「ホラ来たよ」
メアリー「わーい、お寿司お寿司」
太朗「おぉう!?以外に大人っぽいと思ったけど結構ガキだな、親近感湧くなぁ」
母「じゃあ食べようか」
三人「いただきまーす」
メアリー「!?」
メアリー「辛い!?タロー辛い!!お寿司辛い!!マスタード入ってる」
太朗「ん?あぁマスタードじゃなくてワサビだよ、はい牛乳」
メアリー「わさび?なにそれ?」ゴクゴク
太朗「これだよ、この緑色の」ペラ
メアリー「この緑色辛い?」ペロ
メアリー「!!」
母「ゲラゲラ」
太朗「謀ったな!?」
太朗「サビ抜き頼めよ」
母「私のサビ抜きだもん」
太朗「おい!突っ込みどころ満載だよ」
メアリー「タロー」グイグイ
太朗「ん?あぁ辛いのね、ワサビ取ってあげるよ」
母「優しいじゃない」
太朗「アンタは鬼だがな」
母「カエルの子はカエルってね」
太朗「はぁ、鬼がワザワザこんな事するかよ」
太朗「はい取れたよ」
太朗「大丈夫……多分」ボソッ
メアリー「それじゃあ」パクッ
メアリー「んー、美味しい!」
太朗「良かったね」
母「アンタ川の土手で拾ったのよ」
太朗「え!?唐突だなオイ、つか何ワケわかんない事言ってんの?」
母「カエルの子はカエルってね……」
太朗「え?は?嘘だろ?」アタフタ
メアリー「タロー拾われた子?」
太朗「いや、今嘘って言ったよね。
日本語上手いけど抜けてんな、
つか何で嘘ついた?」
母「何となく」
太朗「はぁ、ごちそうさん寝る」
メアリー「ごちそうさまでした、私も寝ます」
母「じゃあ太朗、メアリーちゃんを客間まで案内して」
太朗「はいよ、メアリー明日どっか行く?」
メアリー「本当ですか、嬉しいです。」
太朗「じゃあ早く寝ないと、ここが客間ね、俺の部屋の隣りだけど
おやすみ」
メアリー「はい!おやすみなさい」
太朗「あー、寝み、メアリー起きてるかな?」
太朗「入るよー」コンコン ガチャ
太朗「あれ?居ない、リビングかな」
太朗「メアリー」ガチャ
メアリー「タロー、おはようございます」
太朗「おはよう、早いな」
メアリー「ワクワクしてて早く起きちゃいました」
メアリー「お任せします。
それよりママがお弁当作ってくれましたよ」
太朗「あ、マジで?じゃあピクニックでもするか」
メアリー「良いですね」
太朗「じゃあちょっと遠出しようか」
メアリー「はい」
太朗「じゃあ行こうか」
メアリー「近いですね」
太朗「まぁね」
メアリー「そう言えばタローのパパは?
昨日帰って来なかったけど」
太朗「実は…父さんは3ヶ月前に…」
メアリー「え?え?ごめんなさい」
太朗「出張行った」
メアリー「本当にごめんなさい」
太朗「あのー、メアリー?出張ってわかる?」
メアリー「??」
太朗「あのね、出張ってのは」
説明中
メアリー「もう!ビックリしたじゃないですか!」
太朗「ゴメンゴメン」
太朗(ヤベー、メッチャ可愛い小動物?この子)
メアリー「あ!アレが駅ですね?」
太朗「そうだよ」
メアリー「やっぱアメリカとちょっと違いますね」
太朗「そうなの?」
メアリー「はい、電車も全然違います」
メアリー「どうしてそんな所に立ってるんですか?」
太朗「?電車待ってるんじゃん?」
メアリー「?」
太朗「?」
プァーン カダンゴトン プシュー
メアリー「!?おー、ピッタリタローの目の前で扉が開いた!」
太朗「当たり前だろ?」
太朗「え?何?アメリカは開かないの?」
メアリー「マチマチです」
太朗「へー」
~1時間後~
太朗「んー、疲れた」
メアリー「ここですか?」
太朗「そう、自然がいっぱいで良いだろ?」
太朗「ここには居ないな、今度連れてってあげるよ」
メアリー「本当ですか!!やったー!!」
太朗「おう本当本当」
メアリー「古いお家が多いですね」
太朗「アメリカの人は古い日本文化が好きなんだろ?」
メアリー「私は好きです」
太朗「ここのちょっと先に行ったひまわり畑がお気に入りなんだよ」
メアリー「私もひまわり好きです」
メアリー「そうですね」
太朗「メアリーも綺麗だよ」ボソッ
メアリー「ありがとうございます」
太朗「えっ?聞こえた?」
メアリー「はい聞こえましたよ?」
太朗(あーあ、やっちまったよ)
メアリー「ひまわりは種を揚げて食べると美味しいんですよ」
太朗「あ、あー、そうなんだ」
太朗(良かった、そんなに気にしてなかった)
メアリー「あ!見えた!」
太朗「今年も綺麗だ」
メアリー「ひまわりいっぱいです」
太朗「時間も良い頃だし昼飯食べようか」
メアリー「はい」
太朗「昼飯なんかなぁ」カパッ
メアリー「わー、美味しそう」
太朗「味噌汁もあるよ」キュッキュッ カポッ
メアリー「味噌汁大好きです」
太朗「そうなの?」
メアリー「昨日から大好きです」
メアリー「そうですよ美味しかったです」
太朗(照れるな)
メアリー「タロー?」
太朗「いや、何でもないよ。
さぁ 食べようか」
メアリー「はい!いただきます」
太朗「いただきます」
太朗「なかなか」
メアリー「お腹一杯 ごちそうさまでした」
太朗「ふー ごちそうさん。
メアリー あっちに噴水あるんだけど行く?」
メアリー「行く」
太朗「んじゃ行くか」
~噴水~
メアリー「薔薇が沢山」
太朗「植物園だからな」
メアリー「あのひまわりも植物園?」
太朗「植物園の管理下だよ」
メアリー「へー タロー早く見に行こ」
メアリー「タロー、これ何?」
太朗「食虫植物」
メアリー「しょくちゅーしょくぶちゅ?」
太朗「噛んだ」
メアリー「噛んでないもん」
太朗「はいはい」
太朗(噛むんだな、後で早口言葉やらせよ)
メアリー「噛んでないってば」
太朗「わかったよ」
太朗「だから食虫植物だって」
メアリー「あまり綺麗じゃないね」
太朗「そうだな、ちなみにその植物虫を食べるんだぞ」
メアリー「植物なのに?」
太朗「植物なのに」
メアリー「アレは何?」
太朗「さぁ?植物詳しくない」
メアリー「虫食べる植物は知ってるのに?」
太朗「アレは小学生の時に図鑑で見て知ったんだよ」
太朗「メアリー、ちょっとお土産見ていこうか」
メアリー「うん」
太朗「なんか欲しいのある?買ってやるよ」
メアリー「えっ?良いですよ、悪いですし」
太朗「良いよ気にすんな」
メアリー「良いんですか?」
太朗「うん」
メアリー「じゃあ これ」
メアリー「これが良いんです」
太朗「別に良いけどさ」
~噴水前~
メアリー「ありがとうございます。大事にしますね」
太朗「そうか大事にしてくれ、
そんな事よりそろそろ帰ろうか」
メアリー「はい」
太朗・メアリー「ただいまー」
母「お帰り 今日はどこ行ったの?」
太朗「植物園」
母「毎年行くわね、あんた」
太朗「好きなんだよ」
母「楽しかった?メアリーちゃん」
メアリー「楽しかったです」
母「そう良かったわね、
そろそろ晩御飯にするから手洗ってらっしゃい」
太朗「ん」
メアリー「はーい」
母「お風呂沸いてるからメアリーちゃん入ってきな」
メアリー「はい」
太朗(早く早口言葉やらせたいなぁ)
~30分後~
メアリー「良いお湯でした」
母「本当に日本語上手ね」
太朗「それはどうかな」
太朗「メアリー そこに座りなさい」
メアリー「?」チョコン
太朗「ではメアリー、食虫植物と言ってみなさい」
メアリー「…言わない」
太朗「言ってごらんなさい」
メアリー「イヤ」
太朗「頑張りなさい」
母「メアリーちゃん、アイスどうぞ」
メアリー「ありがとうございます」
太朗「ちょ、邪魔すんな」
母「よくわからないけどメアリーちゃん困ってるじゃない」
母「馬鹿やってないでアンタも早くお風呂入っちゃいなさい」
太朗「んだよー」
母「メアリーちゃん」
メアリー「はい?」
母「食虫植物って言ってみて」
メアリー「えっ!? 駄目です」
母「どうして?」
母「一回だけ、ね?」
メアリー「…わかりました……しょくちゅーしょくぶちゅ」
母「あっはっはっはっは」
メアリー「」
母「ゲラゲラゲラゲラ」
メアリー「」グスッ
母「わー泣かないでゴメンね、人間苦手な物くらい、あるよね」
母「いつからそこに?」
太朗「母さんがメアリーを泣かした辺りから」
母「泣かしてないわよ」
太朗「じゃあなんでメアリー涙目なの?」
母「食虫植物って言わせたから」
太朗「え?言ったの?言ったの?メアリーもう一回」
母「ほら、嫌がってるじゃない」
太朗「マジかよ まあ良いや、
メアリー、オセロやろうぜ」
メアリー「別に良いけど強いよ?」
太朗「お、言うねぇ」
~5分後~
太朗「全面黒…だと…?」
メアリー「」フフン
太朗「いや、いいです。
それより部屋で映画でも観るか?」
メアリー「観たい」
太朗「じゃあ行こう」
~太朗部屋~
太朗「何観たい?」
メアリー「忍者の」
太朗「じゃあ はっとり君で良いか」
メアリー「面白かった!忍者すごい!」
太朗「そうだな、それより そろそろ寝るか」
メアリー「うん、おやすみ」
太朗「おやすみ」
~客間~
メアリー(日本楽しいなぁ、植物園も楽しかった タローといると楽しい)
メアリー(……)
メアリー「しょくちゅーしょくぶちゅ しょくちゅーしょくぶちゅ」ボソボソ
メアリー(絶対言えるようになってタロー見返してやる)
太朗「今日は何すっかなー、今日もメアリーは早起きか?」
太朗「はいるよー」コンコン ガチャ
メアリー「 z z z 」
太朗「寝てるのか」
~リビング~
母「あら おはよう」
太朗「おはよう」
母「今日は早いわね」
太朗「昨日もな」
~リビング~
メアリー「ママ タローおはようございます」
二人「おはよう」
母「メアリーちゃんも起きたし朝ごはんにしようか」
三人「いただきます」
母「焼き魚だけど大丈夫?小さい骨とか入ってるから気を付けてね」
メアリー「大丈夫ですよ」
母「そう 良かった」
三人「ごちそうさまでした」
太朗「さて、今日は家でゆっくりするか、
メアリー部屋でゲームやろう」
メアリー「うん」
~太朗の部屋~
太朗「メアリーは侍とか忍者が好きだから戦国系のゲームをします」
メアリー「お侍さんいっぱい?」
太朗「いっぱいです」
太朗「じゃあ始めよう」
メアリー「おーOPカッコイイお侍さんもカッコイイ」
太朗(可愛いなぁ)
~2時間後~
太朗「疲れた」
メアリー「休憩しよう」
太朗「お茶飲むかで」
メアリー「うん!緑色のお茶ね!」
メアリー「緑茶」
太朗「そう」
~数分後~
太朗「お待たせ」
メアリー「緑茶 いただきます」ゴクゴク
メアリー「苦い!でも美味しい」
太朗「メアリー よく変わってるって言われない?」
メアリー「? 言われないよ、 どうして?」
メアリー「変なの」
太朗「そろそろ昼飯かな、行こうか」
メアリー「ん」
~リビング~
母「丁度良かった、お昼出来たから呼びに行こうかと思ってたのよ」
太朗「昼飯何?」
母「今日はうどん」
太朗(あれ?メアリー食べれんのか?)
メアリー「タロー これがお蕎麦?」
太朗「思いっきしうどんて言ったよな、たまに人の話聞いてないよな」
メアリー「どう違うの?」
太朗「太いか細いかじゃね?」
母「はっはっはっ、あんた馬鹿じゃないの?」
太朗「何がだよ」
太朗「?」
三人「いただきます」
メアリー「」チュルチュル
太朗 (なんだ普通に食えんのかよ)
メアリー「美味しい」
母「良かった、まだおかわりあるから沢山食べてね」
メアリー「はい!」
太朗「さて、コンビニ行ってくるけど」
母「じゃあ牛乳とお菓子かってきて、後飲物」
太朗「はいよ、行ってくる」
メアリー「あっ、メアリーも行く」
太朗「外暑いぞ?」
メアリー「行くの」
太朗「はいよ」
母「気を付けてね」
太朗「牛乳 菓子 飲物
メアリーもアイスとか要るか?」
メアリー「アイス!」
太朗「ん」
~コンビニ外~
友人「あっ、太朗だ」
~コンビニ中~
友人「太朗、何やってんだ?」
太朗「よう、友 買い物に決まってんだろ」
メアリー「こんにちは」
友「誰?」
友「えっ?可愛くね?ずるくね?」
太朗「ズルいってなんだよ」
友「外国人?」
太朗「そうだよ」
友「日本語上手くね?」
太朗「俺も思う、しかもちゃんと英語も喋れる」
友「ズッ…………リ」
太朗「何で溜めたんだよ」
友「羨ましい、じゃあな……」
メアリー「うん」
~家~
二人「ただいまー」
母「お帰り」
太朗「あっちーなー」
メアリー「そう?」
メアリー「まぁまぁ平気」
太朗「食虫植物は?」
メアリー「好きだよ?」
太朗「……そうきたか」
メアリー「?」
太朗「何でもないよ、ゲームの続きやろうか」
メアリー「この青い人使いやすい」
太朗「バランス良いからな」
~2時間後~
メアリー「休憩」
太朗「緑茶?」
メアリー「飲む」
~数分後~
太朗「はい」
メアリー「アイスだ、良いの?」
太朗「どうぞどうぞ」
太朗「ん?」
メアリー「忍者の映画無いの?」
太朗「ねーなー、ホラーならあるよ」
メアリー「……他のは?」
太朗「ひょっとして怖いのにがて?」
メアリー「平気だけど」
太朗「じゃあ観ようぜ」
メアリー「……今日はお腹が痛いから駄目」
太朗「じゃあ今メアリーが食べてるアイスは良くないな」
メアリー「アイスは食べる」
メアリー「……じゃあ観る」
太朗「無理すんな」
メアリー「無理してないもん」
太朗「ふーん、じゃあ観るか」
~20分後~
メアリー「」カタカタカタカタ
TV『ギャアアアアアア』
メアリー「!!!」ビックウ
太朗「怖い?」
メアリー「こ、こ、怖くナ、ナ、ナイヨ」
太朗「何回観ても面白い」
メアリー「まぁまぁかな」ブルブル
太朗「震えてるじゃん」
メアリー「震えてないもん」
太朗「じゃあ晩飯食ったらまた違うの観るか?」
メアリー「観ない」
太朗「まぁ良いや飯食おうぜ」
三人「ごちそうさまでした」
太朗「今日は寝るかな、おやすみ」
母「おやすみ」
メアリー「おやすみなさい」
~客間~
メアリー(映画『ギャアアアアアア』)
メアリー「」ビクビク
メアリー(怖いよぅ タローと一緒に寝たい、でも行ったら馬鹿にされそう)
メアリー「」
メアリー「」コンコン ガチャ
太朗「どうした?」
メアリー「一緒に寝る」
太朗「は?」
メアリー「一緒に寝るの」
太朗「男女が同じ部屋で寝るのはマズイだろ」
メアリー「」ゴソゴソ
太朗「ちょ、入ってくるなよ」
メアリー「駄目?本当はメアリー怖いの苦手なの」
太朗「わかった、同じ部屋で寝るのは良しとしよう、でも同じ布団は駄目」
メアリー「……わかった、でも近くに居てね?」
太朗「あいよ」
メアリー「うん」
~3分後~
メアリー「タロー、起きてる?」
太朗「起きてるよ」
メアリー「怖いから面白い話して」
太朗「んー、一休さん」
メアリー「いっきゅうさん?」
太朗「そう、昔々ry 」
~10分後~
メアリー「zzz」
~翌日~
太朗「んー、 おう メアリー起きてたのか」
メアリー「うん おはよう」
太朗「おはよう」
メアリー「太朗の寝顔可愛かった」
太朗「メアリーの寝の方が顔可愛かった」
メアリー「ありがとう」
太朗「今日は海でも行くか」
メアリー「海!良いね!」
太朗「メアリー水着持ってきてる?」
メアリー「あるよ」
太朗「なら話は早い 早速準備しよう」
メアリー「うん!」
~外~
太朗「今日も電車で行きます」
メアリー「はい!」
メアリー「ここで待ってれば電車停まる?」
太朗「いや そこのマークのところ」
メアリー「ここ?」
太朗「そこ」
ガタンゴトン プシュー
メアリー「ピッタリ!」
~車内~
メアリー「タロー、今日行く海綺麗?」
太朗「んー、普通」
太朗「マジで?」
メアリー「まじ?」
~海~
太朗「特急で来たから早かったなぁ」
メアリー「わぁ、綺麗な海だね」
太朗「更衣室あっちだな、着替えたら外で待ち合わせな
一人でどっか行くなよ」
メアリー「わかった、後でね」
太朗「まだ着替え終わってないか」
メアリー「お待たせ、タロー」
太朗(ヤバイ、服の上からでもわかったけど ナイスバディ)
メアリー「どうしたの?」
太朗「何でもない、水着似合ってるな」
メアリー「ありがとう」
太朗「じゃ遊ぶか」
メアリー「うん」
メアリー「泳げるよ」
太朗「深くても平気か?」
メアリー「大丈夫」
太朗「よし、じゃあここにパラソル立てるか」
メアリー「タロー早く早く」
太朗「慌てるな、先ずは準備体操」
メアリー「体操するの?」
太朗「軽く体ほぐさないとな」
メアリー「そうだね」
メアリー「えいっ」バシャ
太朗「冷て! やったなメアリー」バシャバシャ
メアリー「冷たーい」
キャッキャッ バシャバシャ
太朗「一時休戦としよう」
メアリー「どうして?」
太朗「あっちにバナナボートがあるからだ」
メアリー「バナナボート乗る!」
太朗「乗るから休戦にした」
メアリー「おー!さすがタロー」
係員「カップルですね?只今カップル割り引きが出来ますので、少々お待ち下さい」
メアリー「カップルだって、タロー」
太朗「日本は男女で一緒に居るだけでそうなる物なんだよ」
メアリー「ふーん」
係員「はい、お次のお客様こちらへどうぞ」
メアリー「わーい」
太朗「ちゃんと掴まってろよ」
メアリー「キャー、あははははは」
太朗「うおっ、結構スピード出るな」
メアリー「楽しい!」
太朗「そうかぁ!良かったな!」
メアリー「うん!あははははは」
~数分後~
メアリー「楽しかった」
太朗「結構楽しいな」
メアリー「食べる」
太朗「じゃあ海の家で食べよう」
~海の家~
太朗「さぁ、好きなの選びな」
メアリー「何食べようかなぁ、
タロー焼そばって何?」
太朗「ラーメンの麺を焼いてソースで味付けしたもの」
メアリー「美味しい?」
太朗「美味いぞ」
メアリー「じゃあ焼そば」
メアリー「日本文字は少ししか読めない」
太朗「それでも大したもんだ」
メアリー「えへへ」
店員「お待たせしました」
太朗「よし食べようか」
二人「いただきます」
メアリー「」パクッ
メアリー「美味しい!」
太朗「海の家で食えば大体美味い」
メアリー「魔法?」
太朗「ある意味魔法だよな」
太朗「かき氷でも食べようか」
メアリー「かき氷?」
太朗「氷砕いてシロップ掛けて食べるんだよ、食べる?」
メアリー「食べる」
太朗「イチゴとレモンと抹茶と」
メアリー「まっちゃ?お茶?緑色?」
太朗「お茶だけどシロップのヤツは苦くないぞ?」
メアリー「うーん、まっちゃ食べる」
太朗「期待するなよ」
メアリー「これがかき氷、緑色だね」
太朗「俺は練乳」
メアリー「いただきます」パクッ
メアリー「美味しい、でも苦くないね」
太朗「初めに言ったけどな」
メアリー「タローのも一口ちょうだい」
太朗「えっ?マジで?」
太朗(間接キッスってやつ?イヤイヤイヤ、そんなん意識すんのは中学生までだ)
太朗「良いよ、ほら食べな」
メアリー「アーン」
太朗「そうきたか、 ハイ」
メアリー「」パクッ
メアリー「甘い、美味しい」
太朗「えっ?何?くれんの?」
メアリー「うん、お返し」
太朗「ありがとう、アーン」
メアリー「はい」
太朗「」パクッ
太朗「抹茶もなかなか」
メアリー「うん」
~1時間後~
太朗「そろそろ帰ろうか」
メアリー「はい」
~電車内~
太朗「どうだった?楽しかった?」
メアリー「うん、タロー色々教えてくれるから楽しい」
太朗「そうか」
メアリー「うん……」ゴシゴシ
太朗「眠いのか?着いたら起こしてあげるから寝てな」
メアリー「ん……zzz」
太朗「寝顔も可愛いな」
メアリー「ん…」
太朗「ヤバイ、メアリーの胸が背中に当たる」
太朗(駄目駄目、俺の理性よ勝ってくれ)
~家~
太朗「ただいま」
母「おかえり、メアリーちゃん寝ちゃったの?」
太朗「遊び疲れたんだな」
太朗「あ、起きた」
メアリー「タロー、ずっとおんぶしてくれてたの?」
太朗「駅からだけどな」
メアリー「ありがとう、重くなかった?」
太朗「全然重くないよ」
メアリー「ありがとう」
母「じゃあ晩ごはんにしようか」
母「じゃあメアリーちゃん、お風呂入っておいで」
メアリー「はい」
太朗「寝るなよ?」
メアリー「寝ないよー」
母「あんた最初めんどくさがってたのに随分仲良くなったじゃない?」
太朗「うっせ」
~30分後~
メアリー「上がりました」
太朗「んじゃ俺も風呂入ろう」
太朗「さてと今日はなんか面白いテレビやるかなぁ」
太朗「おっ、今日リングじゃん やった! 」
メアリー「リング?知ってる怖いヤツだ」
太朗「あー、リングはやめるか どうせDVDあるし、こっち見るか?」
メアリー「面白映像?」
太朗「そう、怖くないぞ」
メアリー「じゃあ見る」
太朗「そろそろ寝るか」
メアリー「今日も一緒に練る」
太朗「また?」
メアリー「タローがあんな怖いの見せるのが悪い」
太朗「怖くないって言ってたから見せたんだぞ?」
メアリー「怖いって言ったら馬鹿にするでしょ?」
太朗「しないよ、苦手な物がない人間なんかいやいよ」
メアリー「タローは何が一番苦手?」
太朗「一番苦手なのは最近克服した」
メアリー「ふーん」
太朗「んじゃおやすみ」
メアリー「おやすみ」
~翌日~
太朗「…朝か」
メアリー「zzz」
太朗「昨日結構はしゃいだから疲れてるのかな、もう少し寝かしとくか」
~リビング~
太朗「母さーん、出掛けてんのか?
メアリーが起きるまで暇だな」
太朗「なんかテレビやってないかなぁ、
あっ、夏休み恒例こち亀スペシャル に暇潰しにはなるな」
~AM9:45~
太朗「いやー、面白かった」
ガチャ
メアリー「タロー おはよう」
太朗「ん?起きたのか、おはよう。
朝飯そこにあるからな」
メアリー「タローは食べた?」
太朗「あぁ、先に食べたよ」
メアリー「そっか」
メアリー「ん、ありがとう」
太朗「今日は家で映画でも見るか」
メアリー「怖いのは駄目だからね?」
太朗「わかってるよ」
メアリー「ごちそうさまでした」
太朗「じゃ部屋行くか」
~太朗の部屋~
太朗「何見ようか、仮面ライダー見るか?面白いぞ」
メアリー「じゃあ見る」
メアリー「忍者も面白かったけどこれも面白い」
太朗「目疲れたし休憩がてら昼飯食べようか」
メアリー「うん」
太朗「ソバがあったからソバ食うか」
~数分後~
太朗「良し出来た」
二人「いただきます」
メアリー「これがソバ?」
太朗「そうだよ」
メアリー「おいし!」
太朗「そうか良かった」
二人「ごちそうさまでした」
メアリー「日本の料理はサッパリしてて美味しい」
太朗「そうだろ」
~太朗の部屋~
メアリー「早く続き」
太朗「はいよ」
メアリー「わあ、面白いくなってきた」
太朗「まだ半分くらい残ってるけどな、
緑茶飲む?」
メアリー「うん」
太朗「はい、和菓子もあったから」
メアリー「和菓子?」
太朗「苦いお茶と一緒に食べると甘さが割増だ」
メアリー「ふーん」パクッ ゴクゴク
メアリー「美味い!」
太朗「そうか美味いか」
メアリー「和菓子か、すごい」
太朗「それは、羊羹て言うんだよ」
太朗「いやー、本当に1日DVD見て過ごしたな」
メアリー「面白かった、あとどれくらいで終わる。」ワクワク
太朗「半分ちょい」
メアリー「結構あるね」
太朗「長いからな」
メアリー「みごたえはあるね」
太朗「おかえり」
メアリー「おかえりなさい」
母「今日も出前にしようか」
太朗「なんにすんの?」
母「ご飯もの食べたいから天丼とか」
太朗「良いねぇ」
メアリー「てんどん?」
太朗「デカイ器に入った飯だよ、どんぶり」
メアリー「あー、聞いたことあるかも」
電話『はい○○処です』
母「天丼の天セット三人前で」
電話『かしこまりましたぁ』
母「さて出前が来る前にお風呂入っておいで」
メアリー「はーい」
~20分後~
メアリー「良いお湯だった」
太朗「今日は早いな」
メアリー「そう?」ワクワク
母「秘密」
ピンポーン
母「来たわね」
母「さぁ、席に付きなさい」
三人「いただきます」
メアリー「ほーこれが天丼」パクッ サクサク
メアリー「!?」
太朗「どうした?」
メアリー「美味しくてほっぺた落ちそう」
太朗「古っ!」
メアリー「何が?」
太朗「なんでもない」
太朗「さて、風呂入って寝よ」
~10分後~
太朗「おやすみ」
母「本当に寝るんだ、早いわね」
太朗「まぁな」
~2時間後~
メアリー「じゃあメアリーも寝ますおやすみなさい」
母「はい、おやすみ」
メアリー「」ガチャ
太朗「zzz」
メアリー「メアリーも早く寝よう」
~翌日~
太朗「んー、なんだメアリーまたこっちで寝てたのか」
太朗「今日は江戸村でも連れてくか、メアリー起きろ」ユサユサ
メアリー「…んーん…嫌」
太朗「起きろメアリー」
メアリー「ん、タロー?…おはよ」
太朗「今日は面白い所に連れてってやるから支度しな」
メアリー「どこ行くの?」
太朗「秘密、早く着替えてきな」
メアリー「わかった」
~15分後~
メアリー「準備万端」
太朗「行くか」
太朗「目的地で食べる」
メアリー「変な所に連れていったら嫌だよ?」
太朗「メアリーの好きそうな所だから安心しろ」
メアリー「メアリーの好きな所?どこだろ」ワクワク
~電車内~
メアリー「ねぇ、どこ行くの?」
太朗「秘密です」
~30分後~
太朗「着いたぞ」
メアリー「わぁあ、古い建物いっぱい」
係員「はい、どうぞー」
メアリー「あっ!お侍さん!タロー!お侍さん!」
太朗「な?メアリーの好きそうなところだろ?」
メアリー「大好き!忍者いる?」
太朗「居るんじゃないか?
まぁ時間は沢山あるから先ずは朝飯だ」
メアリー「うん!」
メアリー「美味しいもの」
太朗「普通に定食で良いかな」
~定食屋~
店員「ご注文はお決まりですか?」
太朗「サバ味噌定食」
メアリー「メアリーもソレがいい」
店員「かしこまりました、サバ味噌定食が二人前」
太朗「あと白玉ぜんざい2つ」
店員「かしこまりました」
メアリー「白玉なんとかってなぁに?」
メアリー「タロー今日はそればっかり」
太朗「楽しみが増えて良いだろ?」
メアリー「うん」
店員「お待たせいたしました、サバ味噌定食と白玉ぜんざいです。ご注文は以上でお揃いでしょうか?」
太朗「はい」
店員「ごゆっくりどうぞー」
メアリー「いただきます」パクッ
メアリー「ほぁぁああ、サバって美味しいね」
太朗「そうだな」
太朗「お茶と一緒に食べな」
メアリー「うん」パクッ ゴクゴク
メアリー「はぁ、メアリー幸せ」
太朗「良かったなぁ」
二人「ごちそうさまでした」
太朗「さて先ずは古い民家でもみるか」
メアリー「うん」
奉行A「待てい!」
罪人「クッ、近付くな!この娘がどうなっても良いのか!?」
メアリー「えっ?」
太朗「凝ってるなあ」
太朗「あー、無理だわ武器持ってない」
メアリー「メアリー殺されちゃうよ」ウルッ
太朗「あ、ショーだって気付いてないな」
奉行A「卑怯なり」
奉行B「貴様それでも武士か!?」
メアリー「タロー……」
謎の男「はぁっ!」
罪人「な…に…」バタ
メアリー「タロー!怖かったよぉ」
謎の男「さらばっ」
奉行A「こやつを牢にぶちこめ」
奉行B「また出たか、謎の男」
メアリー「えっ?えっ?」
太朗「日本のテーマパークじゃよくあるよ」
メアリー「そうなの?メアリー本当に殺されちゃうかと思った」
メアリー「……タロー」
太朗「ん?」
メアリー「もしメアリーが本当に殺されそいになったらどうする?」
太朗「そんときは助けるよ」
メアリー「タローが死んじゃったらメアリーが悲しいよ」
太朗「俺は死なないよ」
太朗「本当だよ」
メアリー「それなら良いや」ニコッ
太朗「やっぱメアリーは笑ってた方が可愛い」
メアリー「ありがとう」
太朗「ん、忍者だ」
メアリー「どこどこ?…居たっ!忍者だ」
太朗「行っちゃった」
太朗「次は城でも見に行くか」
太朗「上機嫌だな」
メアリー「お城だもん」
太朗「なんんだそりゃ」
~城の下~
看板【記念撮影、お殿様お姫様になったつもりで思いで作りはどうですか?】
太朗「メアリー、お姫様の衣装貸してるってよ、着て写真撮ろうぜ」
メアリー「えっ本当に?メアリーお姫様になれるの?」
太朗「なれるなれる」
太朗「すいませーん、衣装二着貸して下さい」
係員「はいどうぞーこちらです」
太朗「メアリーまた後でな」
メアリー「うん」フリフリ
~10分後~
係員「はい着付けは終りです。こちらへどうぞ 」
~天守閣~
メアリー「あっタロー」
太朗「うおっ!?スゲー似合ってるな」
メアリー「タローも似合ってるよ」
係員「はい終りです。
ありがとうございました」
~城の下~
太朗「いやーなかなか悪い気はしなかったな」
メアリー「メアリーお姫様になれた」
太朗「メアリースゲー似合ってた」
メアリー「ありがとう!」
太朗「そろそろ昼飯食うか」
メアリー「良いよ」
~蕎麦屋~
二人「いただきます」
メアリー「美味しい」
二人「ごちそうさまでした」
太朗「次は、おっ!人力車じゃん乗ろうぜ」
メアリー「うん」
太朗「すいませーん、二人分お願いします」
係員「はいどうぞ、色々案内しながら行きますね」
係員「説明は以上です質問はありますか?」
太朗「特には」
メアリー「メアリーも無いよ」
係員「では元の場所に戻ります」
太朗「いやー、結構遊んだな」
メアリー「そろそろ帰るの?」
太朗「そうだな」
~家~
二人「ただいまー」
母「おかえり、今日はすき焼きよ」
太朗「マジか!?」
母「手洗ってきなさい」
太朗「そうだよ鍋だぞ」
メアリー「お鍋」
~リビング~
母「部屋は涼しくしといたわよ」
太朗「流石!」
三人「いただきます」
太朗「ほら卵といて」
メアリー「難しい」
太朗「貸してみ」
メアリー「おお、早い」
太朗「はい」
メアリー「ありがとう」
メアリー「どれどれ」パクッ
メアリー「普段生卵食べないけど美味しい」
母「そうでしょー」
三人「ごちそうさまでした」
メアリー「じゃあお風呂入って来ます」
母「どうぞー」
太朗「母さん、浴衣とか持ってない?」
母「あるよ、なんで?」
太朗「明日花火大会だからメアリーに浴衣着せてやってよ」
母「あー別に良いよ」
メアリー「うん」
母「おやすみ」
二人「おやすみなさい」
太朗「今日も同じ部屋で寝るのか?」
メアリー「駄目?」
太朗「良いけど、まだ怖いの?」
メアリー「むぅ、もう怖くないもん」
太朗「本当か?」
メアリー「本当だもん」
太朗(ムキになってるメアリーもなかなか)
太朗「おやすみ」
メアリー「ん、おやすみ」
メアリー「おはようタロー」
太朗「ん、おはよ今何時?」
メアリー「10時」
太朗「今日は結構寝たな」
メアリー「今日は何するの?DVD?」
太朗「まぁ夕方までやる事ないからそれで良いや」
メアリー「夕方から何かするの?」
太朗「今日は花火大会だ!」
メアリー「日本の花火?やったー!」
太朗「とりあえず喉乾いた、緑茶?」
メアリー「うん」
メアリー「ぷはぁ!」
太朗「おっさんかよ」
メアリー「女だよ?」
太朗「時々話が合わないな、
それにしても緑茶好きだな」
メアリー「うん!タローの次に好き」
太朗「何基準だよ」
~1時間後~
太朗「そろそろ昼飯食うか」
~
太朗「今日は俺様特製チャーハンだ」
メアリー「いただきます」パクッ
メアリー「美味しい、なんて言うの?」
太朗「最初にチャーハンつったよな?」
メアリー「?」モグモグ
太朗「まぁ良いや」
二人「ごちそうさまでした」
太朗「お茶飲むか?」
メアリー「うん」
太朗「お?抹茶がある、メアリー 抹茶飲むか?」
メアリー「かき氷?」
太朗「お茶のヤツ、普通の緑茶より苦いぞ」
メアリー「飲む」
メアリー「」クンクン ゴクッ
メアリー「苦い!凄く苦い!」
太朗「普通の緑茶にするか?」
メアリー「大丈夫、これはこれで好きかも」
太朗「マジかよ日本人だけどあまり好んで飲みたいとは思わないぞ、俺」
メアリー「ふぅ、美味しかったごちそうさま」
太朗「お粗末様」
~太朗の部屋~
太朗「さて続き続き」
メアリー「神代くん死んじゃったね」カナシイ
太朗「怪人だからな、つかまだ少し時間あるな ホラーでも見るかで」
メアリー「みーなーい!」
太朗「じゃあゲームすっか」
メアリー「今日は赤い人使お」
~2時間後~
太朗「さて、そろそろ支度するか」
~リビング~
太朗「母さん浴衣」
母「用意してあるよ」
メアリー「浴衣!?やった!」
~数分後~
母「はい終り、太朗に見せておいで」
太朗「うわ!スゲーな似合ってる可愛い
母さんよくこんな綺麗な浴衣もってたな」
母「当たり前じゃない」
太朗「まぁ良いや行こうか」
メアリー「うん」
~外~
太朗「しかし似合ってるなぁ可愛いよ」
メアリー「そう///」テレテレ
太朗(あれ?照れてるのか?いつもと反応が違う)
太朗「いやー予想以上に人居るなぁ」
メアリー「!?」
太朗「どうした?」
メアリー「今ちっちゃい子が雲食べてた!」
太朗「蜘蛛……うわぁ…マジかよ」
メアリー「メアリーも食べたい」
太朗「止めとけ体壊すぞ」
メアリー「」ショボーン
太朗「まだ時間あるから屋台見るか」
メアリー「うん」
太朗「色々あるなぁ、お!綿菓子懐かしいな」
メアリー「雲」
メアリー「本当に?体壊さない?」
太朗「大丈夫」
メアリー「食べる」
太朗「おじさん、綿菓子一つ」
おじさん「はいよ」
太朗「はい」
メアリー「ありがとう!」
メアリー「」パクパク
メアリー「食べにくい、美味しいけど」
太朗「口の回り砂糖で汚れてんぞ」フキフキ
メアリー「ん…」
太朗「そうか?」
メアリー「うん」
太朗「それよりそろそろ花火始まるぞ」
メアリー「えっ?急がなきゃ、どこ?」
太朗「慌てるな穴場を知ってる」
メアリー「…Hところ…?///」
太朗「違えーよ、どこでそういうの覚えるんだよ!穴場って言うのはあまりゴミゴミしてなくて見やすいところ!わかった?」
メアリー「…恥ずかし」
太朗「大体穴場でなんでソコに行き着いたんだよ」
メアリー「メアリーのママが言ってたから」
メアリー「早く行こ?」
太朗「そうだな」
~10分ほど歩いた場所~
太朗「結構階段急だな」
メアリー「早くぅ」
太朗「元気いっぱいだな」
ヒュー…ドン パラパラ
メアリー「太朗!始まったよ!凄く綺麗、早く!」
太朗「ハァハァ疲れた」
太朗「よく知ってるな」
メアリー「お勉強した」
太朗「その割には馬鹿だよな」
メアリー「馬鹿じゃないもん!」
太朗「メアリーいっせーのーせ!」
太朗 メアリー「カーギヤー!」
メアリー「」ニコニコ
太朗「やっぱり可愛い」
メアリー「ターマヤー!」
~家~
メアリー「凄く綺麗だったね!」
太朗「そうだな」
太朗「ん」
~15分後~
メアリー「上がった」
太朗「早いな」
メアリー「今日は疲れて眠い」
太朗「じゃ俺もさっさと入って寝るかな」
母「メアリーちゃんアイス食べる?」
メアリー「いただきます!」
母「はい、緑茶好きなんだって?」
メアリー「はい、タローに初めて飲ませてもらって好きになりました、忘れたくない味」
太朗「おやすみ」
メアリー「おやすみなさいママ」
母「おやすみ」
母(なんだかんだ言って面倒見良いのね)
~太朗の部屋~
太朗「おやすみ」
メアリー「うん、おやすみ」
太朗「今日は目覚めが良いな、メアリーはまだ寝てるか」
~リビング~
太朗「そろそろ夏休みも終りか…」
ガチャ
メアリー「おはよう」
太朗「おはよう」
二人「……」
太朗(なんか気まずい)
メアリー「…タロー……」
太朗「なんだ?」
メアリー「あのね、メアリー … 明日帰るの…」
太朗「は?いきなりすぎるだろ、マジかよ」
太朗「別に謝る事は無いけどさ…」
メアリー「……」
太朗(まだ何もしてやってないじゃん、俺)
太朗「メアリー 出掛けるぞ!」
メアリー「えっ?」
太朗「えっ?じゃない40秒で仕度しろ、一日は短い」
メアリー「仕度終わったよ」
太朗「これ被れ」
メアリー「ヘルメット?」
~外~
太朗「今日はこれで出掛ける」
メアリー「バイク?乗れるの?」
太朗「当たり前だ」
メアリー「乗ったよ」
太朗「良し!」 ブォォン
メアリー「キャー」
太朗「掴まってろ、今日は沢山思いで作る!」
メアリー「ありがとう、タロー」ボソッ
~30分~
太朗「つってもテーマパークだけどな、遊ぶぞ」
メアリー「うん」
メアリー「あれ」
太朗「よしきた」
太朗(いきなりジェットコースター、\(^o^)/)
係員「次どうぞ」
メアリー「楽しみ」
太朗「そうだな」
カタカタカタカタカタカタ
太朗(あー、この音大っ嫌い死神の足音だよあーあー)
ヒューーーー
メアリー「キャーー!」
太朗「あーーーーぎゃやあああああ」
太朗「ふへへはははは」ガクガク
メアリー「タローの弱点見つけた」
太朗「は?どれだし、怖くねーし」
メアリー「じゃあ次はあれ」
太朗「どんとこい」
キャー ワアアア ツギアレネ ヨシキタ アアアアアアア
メアリー「大丈夫?」
太朗「全然平気だぜ」ガタガタ
メアリー「じゃあ最後にあれが良い」
太朗「俺もう駄目かも」チラッ
太朗「観覧車か?」
メアリー「うん」
メアリー(タロー今何考えてるのかな?)
太朗(あー、マジびびったは)
メアリー「ねぇ、タロー」
太朗「お?どうした?」
メアリー「今年の夏はいつも以上に楽しかったよ」ポロポロ
太朗「おい大丈夫か腹痛いのか?」アタフタ
メアリー「思いでも沢山作ってくれた……美味しいものも沢山食べさせてくれた……日本のお茶も大好きになった」ポロポロ
太朗「」
メアリー「凄く凄く大切な夏休み」
メアリー「うっ……タロー…大好き…」チュッ
太朗「な?え?」
メアリー「メアリーのファーストキス」
メアリー「」
太朗(大好きだよ…か…)
太朗「メアリー」
メアリー「…ん?」
太朗「俺も好きだよメアリー」チュッ
太朗「俺のファーストキスだ…ヘヘッ」
メアリー「///」
係員「お疲れ様でした」
メアリー「良いよ」
太朗「ここだ、ここの木に好きな人同士の名前を書くと結ばれるんだ」
太朗「タローっと」ガリガリ
太朗「メアリーもここに名前を」
メアリー「うん、メアリー」ガリガリ
太朗「じゃ、帰るか」
メアリー「うん」
太朗「今日はもう寝よう、メアリーも明日早いだろ?」
メアリー「うん…」
二人「おやすみ…」
~翌日空港~
メアリー「バイバイ……タロー…」
太朗「あぁ、またな」
メアリー「うっ…グスッ… 」
太朗「泣くなよ、一生会えない訳じゃないんだからまた来いよ、冬休みにでも」
メアリー「また…来ても良いの…?」
太朗「当たり前だ、待ってる
だから泣くな、人は別れ際の顔を覚えてるもんなんだぞ、次会うときにまた笑顔で会うには笑顔で別れなきゃな」
メアリー「カブトみたいなセリフだね」クスッ
太朗「ほら、笑えば可愛いんだから笑ってろ、な?」
タッタッタッタ
太朗「待ってるぜ」ポロポロ
~飛行機内~
メアリー(タロー、色々ありがとうね)ポロポロ
メアリー「楽しかったよ、次会うときはちゃんとしょくちゅーしょくぶちゅ言えるようになってるからね」
おしまい
母「メアリーちゃん帰っちゃったけど寂しい?」
太朗「いや、また来るんだから寂しい訳がない」
~太朗部屋~
太朗「なんか一人だと広いな、この部屋……ドラえもんかよw w w w 」
太朗(早く冬休みにならねーかなぁ)
ママ「日本どうだった?」
メアリー「楽しかったよ、色々教えてくふれたしね、充実した」
ママ「良かったわね、冬休みまた行く?」
メアリー「うん!絶対に行く」
ママ「ん?そのキーホルダー食虫植物?」
メアリー「知ってるのしょくちゅーしょくぶちゅ」
ママ「あっはっはっはっは」
メアリー「もう!」
~メアリー部屋~
メアリー(お城言った時の写真…)
メアリー(あっ!緑茶の粉とかき氷りのお茶の粉、ママに作ってもらお!)
おわり、やっつけだけど
ほのぼのいいな
神SSおいしくいただきましたぜ
帰る頃には痩せて美人になってたけどな