以下、ry
同級生ちゃん「そうやって大人がいうんだから、間違いないわ」
同級生ちゃん「だから、学校をサボっても平気なの」
同級生ちゃん「勿論、大人になったらだめよ」
同級生ちゃん「これは子供の特権なのだから」
同級生ちゃん「不健康極まりないわ」
同級生ちゃん「道路がカンカンに熱くなって」
同級生ちゃん「私はサンダルでその上を歩くの」
同級生ちゃん「お手々つないで隣にあなたがいれば、私はもう十分」
同級生ちゃん「少なくとも、教師の発声の調子を見守るよりずっといいわ」
同級生ちゃん「今日はどこまでも歩きましょう」
同級生ちゃん「目的地が無ければ、きっと時間も進まないから」
同級生ちゃん「○○にはそういうことってない?」
同級生ちゃん「そのまま轢かれてもいいし」
同級生ちゃん「轢かれなくてもいい」
同級生ちゃん「ただ、飛び出したくなるの」
同級生ちゃん「そういうことってない?」
同級生ちゃん「誰かが掃除をする」
同級生ちゃん「死ねばいいのに」
同級生ちゃん「この世には、理不尽ってたくさんあるわ」
同級生ちゃん「言葉にできるだけ、人間は恵まれているのかしら」
同級生ちゃん「いつも真剣に前を向いているわね」
同級生ちゃん「何がそんなにあなたの興味を惹くの?」
同級生ちゃん「黒板に書かれていることが面白い?」
同級生ちゃん「それとも面白くない?」
同級生ちゃん「面白くもないのに前を向くだなんて、拷問だわ」
同級生ちゃん「面白かったのなら、いいのだけど」
同級生ちゃん「例えば、学校生活とか」
同級生ちゃん「楽しくなかった?」
同級生ちゃん「私は、楽しくなかった」
同級生ちゃん「あなたがいたら、楽しくてもいいのだけど」
同級生ちゃん「楽しかったら、あなたといてもしょうがないから」
同級生ちゃん「私はただ、楽しくなかったって、不平を言い合いたかったの」
同級生ちゃん「あなたは、言わなかったから、それが不満だった」
同級生ちゃん「学校に行くのが馬鹿らしくなってしまって」
同級生ちゃん「今日はとうとうサボってしまったわ」
同級生ちゃん「驚いたことにね、○○」
同級生ちゃん「私は、なんと皆勤していたの」
同級生ちゃん「とても馬鹿馬鹿しいわ」
同級生ちゃん「人の汗なんて舐められないのに」
同級生ちゃん「自分のより綺麗な汗だって、舐められない」
同級生ちゃん「汗が汚いことをわかっているのに」
同級生ちゃん「どうして自分の汗は舐められるのかしらね?」
同級生ちゃん「私にはもう耐えられないわ」
同級生ちゃん「目的地につかないままずっと歩いているの」
同級生ちゃん「歩く私に陽射しは延々と降り注いできて」
同級生ちゃん「いつまでもそうしていたら、日は暮れないままで」
同級生ちゃん「そうしているうちに、いつか世界は滅びてしまうの」
同級生ちゃん「だから私はずっと歩くの」
同級生ちゃん「伸ばした手が引っ張られることもないし」
同級生ちゃん「横から唐突に話しかけられることもないから」
同級生ちゃん「私はずっと歩いていくの」
同級生ちゃん「ずーっと、歩いているの」
スッキリしたから寝ます