妹「お兄ちゃん」
兄「………」モグモグ
妹「お兄ちゃんってば」
兄「え?あぁ俺か」
妹「もうっ!お兄ちゃん以外にお兄ちゃんいないでしょ」
兄「いや、いつも俺の事呼ばないし呼んでもクソ兄貴とかだったような……」
妹「ごめんなさい!」
兄「え?」
妹「今まで生意気すぎたかも…って考えてて」
兄「えーと……?」
妹「今までごめんなさい」ペコリ
兄「お、おう」
妹「おにーちゃーん」
兄「ん?どうした?」ガチャ
妹「今いい?宿題わからなくて」
兄「珍しいな」
妹「む、私だって宿題くらいするよ!」
兄「いや、俺の部屋に来るのが」
妹「あ、そうだねー、よく考えればそうかも」
兄「んじゃ、そこ座って」
妹「お邪魔しまーす」
兄「で、どんなの?」
妹「数学なんだけど……」
兄「あぁ、それなら大丈夫」
妹「流石お兄ちゃん!」
妹「うーん、お兄ちゃん」
兄「ん?」
妹「そっち側だとやりにくそうだし、横に来て?」ポンポン
兄「お、おう」
妹「もうちょっとこっち!」
兄「う、うん……それでここに未知数が……」
妹(ぷっ……手が震えてる、どんだけ女慣れしてないんだろ)
兄「で、移行すればOK」
妹(耳も赤いし、流石すぎるw)
兄「わかった?」
妹「え?」
兄「そんじゃ、やってみよっか」
妹「も、もう一回お願いします……」
兄「あー、わかりにくかったか、ごめんごめん」
兄「よーし、できたね」
妹(普通にわかりやすかった……)
兄「他には大丈夫?」
妹「ん?えーと……」モジモジ
兄「?」
妹「私がんばったよね?ご褒美ほしいかも……」
兄「ご、ご褒美?」
妹「ん、頭撫でて?お兄ちゃん……」
兄「え、えーと…」ナデ
妹(あはは、ぎこちなさすぎw)
兄「よくできました」ナデナデ
妹(……でも褒められたのなんて何年ぶりだろ)
兄「?」ナデナデ
妹「あ、も、もう大丈夫!」
妹「明日は何してからかおうかなぁ」
妹「朝起こしに行ってみよっかな」
妹「布団の上に乗っかってみたり」
妹「焦るだろうなぁ……」
妹「………」ウトウト
妹「……Zzz」
兄「おーい、朝だぞ~」
妹「……ふぁぁ」
兄「おはよ」
妹「ん!?くs……お兄ちゃん!?」ガバ
兄「朝飯食う?母さん達まだ寝てるけど」
妹「うぇ…朝早いよ……」
兄「ふつーだと思うんだけどなぁ、まだ寝る?」
妹「起きる…」モゾモゾ
兄「じゃ、顔洗っといで」
妹「あい………」ウトウト
妹(そうだ…兄貴朝早いんだった…)
妹「………」モグモグ
兄「朝飯一緒に食うなんて何年ぶりだろうな」
妹「そ、そんな何年ぶりってことある?」
兄「まぁ1年くらいか…?」
妹「あ、ほっぺにご飯付いてるよ」ヒョイパク
兄「うぉ……」
妹(あは、変な声出た)
兄「………」モグモグ
妹「お兄ちゃん、あーん」
兄「え!?」
妹「はい」ヒョイ
兄「………」モグモグ
妹(ころころ表情が変わるなぁ)
妹「いってらっさーい」
兄「妹も早めに出て、遅刻するなよ」
妹「今日はしないよ!」
兄「今日はって」
妹「そ、そんなにしてないから大丈夫だよ……」
兄「はぁ、これからは起こしたほうがよさそうだな……」
妹「起きれるし!」
兄「どうだかね」
妹(クソ兄貴の癖に……!)
兄「じゃ、行ってくる」ワシャワシャ
妹「ぁ……」
ガチャ バタン
妹「………」
妹「髪の毛乱れるじゃん…ばか……」
兄「んー?」
妹「やっほー」ガチャ
兄「どうした?」
妹「お兄ちゃん面白い漫画持ってるかなって」
兄「あー、これとか結構面白いかも」
妹(…うわ…オタクっぽいなぁ)
兄「巻数少ないけどめっちゃ面白いよ」
妹「ありがと!」
妹「………」ペラ
妹(萌え系の絵だし、キモいなぁ)
妹「………」ペラ
妹「………!」ペラ
妹(え、いきなり死んじゃうの!?)
兄「面白いでしょ?」
妹「う、うん」
兄「次が最後の巻」ヒョイ
妹「え……終わっちゃうの!」
兄「やっぱそう思うよね、終わった時の虚無感がすごいんだよこれ」
妹「うーむ……」ペラ
妹(普通に面白い……)ポフン
兄「あ、ベッドは……」
妹「ん?だめ?」
兄「いや、臭くない?大丈夫?」
妹(臭いに決まって……)スンスン
妹「いや、全然?」
兄「そ、そうか」
妹(……うん、嫌な匂いじゃないかも)スンスン
兄「いい終わり方だよね」
妹「疲れちゃった」
兄「すごい勢いで読んでたもんな」
妹「うん……」ウトウト
妹「………」ゴロン
兄「おーい、寝ちゃうぞ」
妹「………Zzz」
兄「おーい」
妹「Zzz」スヤスヤ
兄「………」
妹(さて、どうするかな、焦るよねぇ)
兄「しょうがないヤツ」スッ
妹「………!」
妹(……ふ、普通にこっちきた?)
妹「……Zzz」
兄「本当に寝ちゃった?」ツンツン
妹(さ、触るの?キモいって…)
兄「んじゃ………」ピト
妹「………!」
妹(や、やばい…こいつ……!)
兄「よいしょっと!」ヒョイ
妹「!!!」
妹(………あれ?)
兄「案外軽いんだな、これなら余裕そうだ」
妹「………」
妹(お姫様抱っこされちゃった…これは予想外)
兄「よっと、勝手に妹の部屋入るぞー、起きるなよー」ガチャ
妹(兄貴って結構筋肉あったんだ……)
妹「………」ポフン
兄「部屋汚いなぁ、掃除しないと」キョロキョロ
妹(うるさいっクソ兄貴の癖に)
兄「そんじゃ、おやすみ」ナデナデ
妹(しかも自然に撫でてくるようになったし……)
妹「ん……」ムクリ
兄「うおっ!?起きてたの!?」
妹「あれ?お兄ちゃん……?運んでくれたの?」
兄「あ、あぁ、俺の部屋で寝てたから……」
妹「えへへ、ごめんなさい」
兄「お、おう」
妹「お兄ちゃん、おやすみ」
兄「ん、おやすみ」
妹「ん………」ムクリ
妹「朝はや……まだねよ……」ポフン
妹「………」
妹「……クソ兄貴まだ起きてないのかな」
妹「………」ガチャ
兄「Zzz」
妹「珍しくまだねてる」
妹「ふふ………」ポフン
妹「お兄ちゃん、おきろー!」ノシノシ
兄「Zzz」
妹「む」
妹「起きないと遅刻するってばー!」ペシペシ
兄「Zzz」
妹「おきな……いと…」ウトウト
兄「Zzz」
妹「Zzz」
兄「……なんか身体がおも」
妹「Zzz」
兄「!?」
兄(どういう状況だ……)
妹「Zzz」
兄「うおっ!?時間やべぇ!!」
妹「Zzz」
兄「妹!起きろ!遅刻する!」ユサユサ
妹「んー……」
兄「おはよう!どいてくれ!!」
妹「なっ!くs…お兄ちゃん!?なんで!?」
兄「それは俺が聞きたい!」
兄「やばいやばい!」バタバタ
妹「お兄ちゃん、もう諦めよう」
兄「諦めてたまるか!」
妹「頑張るねぇ」
兄「お前も頑張るんだよ!間に合うから!!」
妹「朝から走れないもん」
兄「準備できたか?」
妹「まだ身体の調子が……」
兄「大丈夫そうだな、行くぞ!!手出せ!」ギュ
妹「ぁ……!」
兄「途中まで一緒だったよな、走るぞ!」
妹「わっとっと!靴!靴!」
兄「いそげー!!」
兄「ここまでくれば大丈夫だな、んじゃ頑張れよ~」
妹「死んじゃう……」
兄「体力なさすぎ」ピッ ゴトン
妹「ん?」
兄「喉乾いただろ?あとハンカチで汗拭いとけ」
妹「あ、ありがと…」
兄「じゃ」ダッ
妹「……走らせたくせに、これじゃ文句言えないじゃん」
妹「………」ゴクゴク
妹「このジュースこんなに美味しかったっけ」
妹「………急ごうっと」
妹「朝から走って疲れたぁ……」
妹「………」
妹「げ、今日はお母さん達いないのか」
妹「………」
妹「料理でも作ってみるかな!」
妹「レシピ見れば作れるでしょ、多分…」
妹「………」ガサゴソ
妹「………」トントン
妹「………」パッパッ
妹「あ、量間違った…」
妹「………」ジュージュー
妹「うぐ……焦げる」
妹「………!」ビクッ
兄「ん、なんか焦げ…あ」
妹「お、おかえり……これは、その……」
兄「妹が作ったの?久々だな」ヒョイ
妹「た、食べちゃだめ!」
兄「なんで?」
妹「普通にまずいから……」
兄「あぁそう」モグモグ
妹「だめだってば!!」
兄「うっ……!」バタン
妹「!!」
兄「これは焦げてるけど別に不味くはない」モグモグ
妹「………」
兄「こっちもしょっぱいけど上手く焼けてるし、上出来だよ」モグモグ
兄「妹?」
妹「全然上出来じゃない!!」ダッ
兄「あっ」
バタン
兄「………しまったなぁ、どうすれば良かったんだ」
兄「実はすごい負けず嫌いだもんぁ」
兄「………」ヒョイ
兄「………」モグモグ
兄「昔のバイオハザードに比べたら余裕で食えるんだけど…」
兄「………」モグモグ
妹(なんで泣いてんの……)
妹(あいつに無理して食べてもらって……なんか悔しくて…胸が痛くて…)ゴシゴシ
コンコン
妹「!」
兄「よっ」
妹「は、入ってこないで!!」
兄「あ、ごめんもう入っちゃった」
妹「………」
兄「泣いてたのか」
妹「……うるさい」
兄「ごめん、さっきのはさ、妹のことバカにしたりしたわけじゃなかったんだ」
妹「………」
兄「昔より成長してたのが嬉しくなっちゃってさ」
妹「………」ポロポロ
妹「クソあにきのくせぃ…」ポカポカ
兄「………」
妹「上から目線でっ…うっ…ひっく…」ポカポカ
兄「………ごめん」ギュ
妹「うぅぅ…」ポカポカ
兄「実はさ、妹の分まで食っちゃった……」
妹「……は?」ゴシゴシ
兄「だからさ、妹の分は一緒に作るか!こい!」グイ
妹「わっわっ」
兄「何作る?なんでもいいぞ?」
妹「………お、おむ」
兄「オムライスか……残念だが俺目玉焼きしか作れねぇ!」
妹「なんでもよくないじゃん!」
兄「これはオムライスだな……」
妹「………」パク
妹「お、美味しい」
兄「マジで?」
妹「ほら」ヒョイ
兄「おっと…」モグモグ
妹「ね?」
兄「うん、上出来だ」
妹「それじゃさっきと変わらないみたいじゃん!」
兄「上出来の上出来」
妹「……ふふ」
兄「お、笑った」
妹「う、うっさい!クソ兄貴!」
妹「終わり!!なんかつまんなくなってきたし!」プイ
兄「やっぱなんか無理してるっぽかったもんな」
妹「なっ……!」
兄「どうせからかってやろうと思ってやったんだろー?」ツンツン
妹「さ、触るな!あぁもう!今から戦争再開!!冷たく接してやる!!」
兄「えー、まじかぁ……」ナデナデ
妹「……ぅ」
兄「あれ、触っていいの?」
妹「え?い、嫌に決まってるじゃん!」パッ
兄「はぁ、楽しかったなぁ」
妹「………」
兄「おはよう」
妹「……ぅ…ねむ」ゴシゴシ
兄「朝だぞー」
妹「ん……お兄ちゃんおはよ…」
兄「あれ、なんか戻ってるぞ」
妹「………あ」
兄「ねぼけた?」
妹「っっ!!!」カァ
妹「勝手に入ってくるな!!でてけ!!」ゲシゲシ
兄「いたた、朝飯できてるからな」
妹「………目玉焼き?」
兄「おう、嫌なら自分で作ってくれ」
妹「はぁ、明日から作るかな……」
兄「まじで?サンドイッチ食べたい」
兄「冷たいなぁ」
妹「ふん」モグモグ
兄「んじゃ、行ってくる」
妹「……待って」
兄「ん?」
妹「借りとかあるし…」
兄「借り?」
妹「いいから待って」
兄「?」
妹「………」
兄「おーい?」
妹「………」ピッ ゴトン
兄「あ」
妹「………じゃ」スタスタ
兄「別にこれは返さなくても……」
妹「むかっ!じゃあ返さないし!」ヒョイ
兄「あとそれおしるこだし……」
妹「あ……」
兄「あははっ!可愛いなぁ」ナデナデ
妹「や、やめてよ!こんなとこで!」
兄「じゃな、面白かったよ」
妹「……はぁ、調子狂う…」
妹「あいつが帰ってくる前に作ってしまおう……」
妹「うーん…材料あんまりないなぁ……」
兄「……ただいま」ガチャ
妹「!」
妹「は、はやくない?」
兄「風邪ひいたっぽいから部活休んだ…ゴホ」
妹「ちょっと…マスクしてよね」
兄「すまん……俺の部屋にこもる…」ヨロヨロ
妹「………」
妹「まぁ…おかゆなら簡単そうだし?」
妹「………レシピは…と」ポチポチ
妹「えーと…」トントン
妹「………なんか気まずい」
妹「からかってた時の方が楽ってどういう事よ……」
妹「………」コンコン
兄「………なんすか」
妹「おかゆ、”余ったから”」
兄「………ありがと」
妹「じゃ、食べ終わったら言ってよね」
兄「………やたら優しいな」
妹「風邪ひいてる人に冷たくする程非情じゃないし!」
兄「ずっと風邪ひいてようかな」
妹「………」
兄「?」
妹「じゃ、じゃあね」
兄「Zzz」
妹「………」ピト
兄「Zzz」
妹「タオルぬるくなってきちゃったかな」ヒョイ
妹「よっと」
兄「Zzz」
妹「あ、少し熱下がったかな」
妹「ってなんでこんな事してんの…バカみたい…」ウトウト
妹「………」ウトウト
妹「Zzz」
兄「うーん……」
妹「Zzz」
兄「うおっ!?」ズル
兄「タオル…まさか」
妹「ん、朝…?…こほっ…こほっ」
兄「おいおい、大丈夫か?」
妹「んー……問題ないし……」
兄「本当に?」
妹「起こしにきただけだし……じゃね」フラフラ
兄「……ふらふらじゃないか」
妹「大丈夫だってば!」ヨロ
兄「おっと、危ない」ギュ
妹「う…わ……」カァァ
兄「やっぱ熱あるな」
妹「うぐ……」ポフン
兄「薬取ってくる」
妹「……大丈夫だってば」
兄「はいはい、これ喉の薬、こっちは解熱だけど本当にキツイ時だけな、治りが遅くなる」
妹「………」
兄「帰りに何か買ってきてほしいものあるか?」
妹「……プリン」
兄「よし、じゃあ安静にな」ナデナデ
妹「大丈夫だって……」
兄「なるべく早く帰ってくるから」
妹「……うん」
兄「じゃあな」
妹「………」
妹「……ん」ヨロヨロ
妹「………」ガチャ
妹「…兄貴の部屋でも詮索しよう」
妹「………」ガサゴソ
妹「ベッドの下に工口本とかないんだ……つまらない」
妹「……ん?」
妹「なんだろこの手紙」
妹「………」
妹「ふーん…あいつにこんなの渡す人いるんだ…」
妹「………」ポフン
妹「別にどうでもいいけど」スンスン
妹「ん……」
妹「兄貴……」スンスン
兄「おーい、6種類くらいプリン買ってきたぞ」ガチャ
兄「あれ、いない」
兄「おいおい……安静にしてろって言ったのにどこ行ったんだ」ガチャ
妹「Zzz」スヤスヤ
兄「……いた」
妹「Zzz」スヤスヤ
兄「ったく……女の子がパンツ一丁て…風邪悪化するし……」
妹「……ん」
兄「あ」
妹「えっ?えぇっ!?」
兄「違う!これは断じて違う!!」
妹「……ヘン夕イ」
兄「なんでそうなる!」
妹「見た事に対して言ってるの」
兄「それはごめん」
妹「………」
妹(はずかし過ぎて死ねる……)
兄「と、とりあえず着てくれ、色々危ないし……」
妹「ふん、このまま寝るもん」ガバッ
兄「おいおい…そもそも俺のベッドだし…」
妹「なら一緒に寝れば?」
兄「え?」
妹「ふん」
兄「熱大丈夫か……?」
妹「どうせ無理でしょ?からかってるだけだし」
妹「う、うそ」
兄「まぁ無理じゃないんだなこれが」
妹「本当にやる?普通!」
兄「妹が言ったんだろ」
妹「でも……」
兄「嫌なら自分のベッドに戻りなさいってこった」
妹「………ふん」
兄「嫌じゃないんだ?」
妹「嫌だけど……嫌じゃない」
兄「答えになってないな……」
妹「はぁ…最近私おかしくなってる……」
兄「元々おかしいような」
妹「うっさい!」ポカポカ
兄「うん?」
妹「あの手紙…どう返事したの?」
兄「手紙?」
妹「ら、ラブレター!」
兄「ラブレター……あぁ、あれか」
妹「………」
兄「あれなぁ、色々と事情が……」
妹「教えてよ」
兄「なんで?」
妹「知りたいから…」
兄「……まぁいいけど」
妹「じゃ、OKしたの?」
兄「いや、俺の学校だぞ?」
妹「そこ?」
兄「俺の学校、わかる?」
妹「……あ」
兄「そう、男子校」
妹「うわぁ……」
兄「うわぁって言われてもなぁ」
妹「なんで捨てないの?そんな手紙!」
兄「いや、かわいそうかなって…しかも俺出会いとか無いし」
妹「わ、私がいるじゃん…」
兄「え?」
妹「………」
兄「………」
妹「あ、兄貴?」
兄「それもそうだな……」
妹「え?」
兄「料理作ってくれたり、看病してくれたり、いいお嫁さんになりそうだし」ギュ
妹「えっ…ま、待って」
兄「本当に嫌なら、自分のベッドで寝ろって言ったろ?」
妹「………」
兄「もう待たなくていい?」
妹「んっ……か、かぜ…っひいてるんだけど…っ」
兄「俺に移せば治るんじゃない?」
妹「っ……ばか…」ギュ
兄「………やってしまった」
妹「右に同じ……」
兄「大丈夫だったか?」
妹「それ何度も聞きすぎ、ヒリヒリするってば……」
兄「……ごめん」
妹「今日が休みで良かった……」
兄「そうだな、二人でゆっくりできるしな」ギュ
妹「ちょっと…朝から……っ」
兄「ごめん、がっつきすぎだな……風邪も心配だし」
妹「……別に嫌じゃ無いけど」
兄「うん、やっぱ普段の妹の方が可愛いな」チュ
妹「は!?んむっ…!」
FIN
引用元: 妹「急に可愛らしい妹演じてみよw」