主人公「色んな敵を攻略する」敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「しょせん表面上のコピーだからコピーした技の弱点にまるで気づいてなかったりしてなんか倒せる！」

コピー系敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「俺と仲間しか知らないことを聞くとか、あいつは俺をそう呼ばないとか、最悪両方とも殴る！」

仲間に化ける敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「同じ場所を何度も攻撃したり鎧の隙間を狙ったり熱してみたり超必殺技で正々堂々ブチ抜いてみたり！」

鎧をまとった敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「つまり……100％！」

データ系敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「……」

ワニ「ぐわあああああ！！！」

主人公「かませ……と思わせて結構強かったりする！　合気道的な技でやっつける！　あるいは真っ向パワー勝負！」

パワー系敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「どうせお前が解毒剤持ってるからそれで解毒！　あるいはそもそも俺が毒効かない体質だったりして！」

毒を使う敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「攻撃しまくってしまくってしまくってしまくってしまくってしまくって容量限界突破ァァァ！」

攻撃を吸収する敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「待ちに徹して相手のスピードを逆に利用してカウンター！　肉を斬らせて骨を断つ戦法も有効！」

スピード系敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「なんとかこっちも遠距離攻撃する方法を探す！　挑発したり死んだふりして向こうから接近させる！」

飛び道具を使う敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「頑丈なものに糸を引っかけさせる！　糸を無視して本体攻撃！　最悪ムリヤリ引きちぎる！」

糸を使う敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「完璧なコンビネーション＝ちょっと狂わせるとたやすく崩れるし一人倒せばこっちのもの！　こっちもタッグ組んだり！」

コンビネーション敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「凍らされたら根性で復活！　絶対零度とかフィクション世界じゃそよ風みたいなもんだし寒くても我慢！」

氷を使う敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「体内に入って一寸法師戦法！　こっちもでかいの用意して怪獣大決戦するのもいいかも！」

巨大な敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「こんにゃく」

剣の達人「ごええええええ！！！」

主人公「事前に幻覚を自力解除できるような仕掛け（後出しジャンケン）をしとくか、あるいは幻覚世界を根性で突破ァ！」

幻覚を使う敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「爆発の被害がこいつにも及ぶ距離で戦ったりうまい具合に自爆するように仕向けたり！」

爆破させる敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「こいつだけを器用に倒す技を使う！　とりつかれた奴自身に頑張ってもらう！　どうしようもなきゃ仲間ごとやっちゃえ！」

仲間にとりつく敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「未来はッ！　俺の手で切り開くッ！　……まあ予知能力って外れるためにあるようなもんだよね」

予知能力系の敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「どうせ当たらん」

即死技を持ってる敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「死なないなら生き地獄状態にする！　どっかに封印！　コアを潰す！　奥義で完全消滅させる！」

不死身な敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「まともにやったら勝てないけど仲間との絆やら心の強さやらそういうとこはどうせ勝ってるからそこを突く！」

主人公の上位互換な敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「……どうせ勝手に弱体化してくれるでしょ。あるいはこっちが覚醒したり」

チート能力を使う敵「ぐわあああああ！！！」

主人公「あえてそっけなくしてみたり、危ないところを助けてやったり……ぶっちゃけなんもする必要ない」

ヒロイン「ぐわあああああ！！！」

作者「すまん！　主人公が死んで終わりってラストの方が作品の評価上がるらしいから、犠牲になってくれ！」

主人公「ぐわあああああ！！！」

―　完　―